2025年3月19日(木)発売の週刊ヤングジャンプ16号に掲載されたキングダムネタバレ830話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、ヨコヨコの帰還により洛亜完が窮地を脱し、博王谷が李信に討ち取られたという衝撃の報告がもたらされました。
ヨコヨコは洛亜完に対し、冷静な判断を促し、武の英雄の名を求めるのではなく韓を守り切る道を選ぶべきだと諫言しました。
洛亜完は覚悟を語り、何があろうとも命を落とすことなく最後まで王都新鄭を守り抜くと宣言し、全軍に東砂平原への撤退を命じました。
英呈平原の戦いは初日で秦軍の大勝利に終わり、韓軍は後退を余儀なくされる結果となりました。
今後の最大のポイントとしては、この敗北の報が韓王都にどのような影響を与えるのか、そして洛亜完が東砂平原で態勢を立て直すことができるのかではないでしょうか。
それでは今回は、「キングダム830話ネタバレ確定!新鄭の混乱と寧姫の決意!韓王都に訪れた絶望と希望」と題してお届けしていきます。
キングダム830話ネタバレ確定!
キングダム830話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム830話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム830話ネタバレ確定!寧姫への衝撃的な報告
騰との密談を終えて帰路についていた寧姫は、新鄭の近くで韓軍の早馬に気づき、戦況を尋ねました。
伝令の兵士である孫完から告げられたのは、韓にとって最悪の報告でした。
孫完は、**「韓軍は英呈平原の戦いの初日を終え・・・敗北!」**と報告します。
さらに第二将である博王谷将軍が討ち取られ、軍は東砂平原まで後退したことを伝えました。
博王谷を討ち取ったのは李信将軍であると報告されます。
必勝を期して出陣したはずの洛亜完の軍が、たった一日で敗れたという事実は、寧姫に大きな衝撃を与えました。
寧姫は騰から韓の滅亡について告げられていましたが、それが現実として目の前に迫っていることを実感することになります。
キングダム830話ネタバレ確定!新鄭朝廷の大混乱
敗北の報が新鄭に入ると、韓王都は瞬く間に大混乱に陥りました。
伝令が朝廷に対し、軍は東砂平原まで後退してそこで秦軍を迎撃すると洛亜完将軍から伝えるよう命じられたことを報告します。
しかし博王谷将軍が命を落とされたという報告に、文官たちは動揺を隠せませんでした。
必勝を期して出陣したはずの韓軍が、初日で敗れたことが信じられず、多くの文官が愕然とします。
恐怖に駆られた高位の者は、**「く・・・来るぞ。あ・・・あの・・・悪鬼の如き秦の獣たちが・・・この新鄭に・・・儂らの全てを奪いに・・・奴らが・・・。」**と叫びました。
秦軍が新鄭に迫り、全てを奪いに来るという恐怖が朝廷を支配します。
王族や高位の者たちは、開戦を決断した張宰相に責任を取れと迫り始めました。
朝廷では不平不満や責任転嫁、醜い罵り合いが続き、混乱は宰相である張でも抑えられないほどでした。
キングダム830話ネタバレ確定!韓王の無力と指の震え
文官たちから場を収めるよう懇願された韓王でしたが、建設的な提案を出すこともできませんでした。
韓王は事態を収拾することもできず、ただ議論を続けるよう告げるのが精一杯でした。
韓王の指は恐怖で小刻みに震えており、その様子から王としての力のなさが露呈します。
父である韓王の無力な姿を見た寧姫は、深い落胆を感じました。
国の危機に際して何もできない王の姿は、韓という国の脆弱さを象徴していました。
朝廷では不毛な言い合いが続き、誰も具体的な解決策を示すことができません。
寧姫は、この状況を打開するためには自分が動かなければならないと感じ始めます。
キングダム830話ネタバレ確定!王宮内の保身と寧姫の苛立ち
王の元を下がった寧姫は、王宮内の王族の女性たちに集られました。
王宮内では既に新鄭が落ちるという噂が流れており、王族たちは自分たちの安全を最優先に考えていました。
王族の女性たちは、自分の孫や財産を外部へ逃がそうと、寧姫に助けを求めます。
誰もが自分のことばかり考えている状況に対し、寧姫は強い苛立ちを見せました。
寧姫は侍女たちから状況を聞かされ、**「皆・・・自分のことばかり・・・」**と呟きます。
国の存亡がかかった危機的状況において、王族たちが保身に走る姿は、寧姫の目には醜く映りました。
朝廷でも王宮でも、誰も韓という国全体のことを考えていないという現実が、寧姫を深く失望させます。
キングダム830話ネタバレ確定!騰の言葉と寧姫の決意
このような混乱と自己保身の状況を目の当たりにし、寧姫は騰に言われた言葉を思い出しました。
騰は寧姫に対し、**「韓は滅びます」**と告げていました。
しかし同時に、**「・・・しかし韓の民は救えます」**とも語っていたのです。
寧姫は騰の言葉の意味を深く噛み締め、自分が何をすべきかを理解しました。
王族の保身や朝廷の混乱に巻き込まれるのではなく、韓の民を救うための行動をとるべきだと悟ります。
寧姫は顔色が悪くなるほど心を痛めながらも、**「滅んでたまるかと。」**と決意を固めました。
寧姫は他の不穏な動きを見せる者たちの屋敷へ説得に向かうことを決めます。
単に王宮の保身ではなく、民のための行動をとるべきだという強い信念を持った寧姫の姿がそこにはありました。
キングダム830話ネタバレ確定!秦王都咸陽の歓喜
一方、秦の咸陽では、英呈平原の戦いでの秦軍の完勝という吉報が届いていました。
伝令が英呈平原からの報告として、初日が終わり秦軍の完勝であることを告げます。
騰将軍率いる秦軍の完勝であり、中でも李信将軍が敵副将博王谷を討ち取ったと報告されました。
韓軍は一日目で退却を余儀なくされ、後方の東砂平原まで退がったことも伝えられます。
昌文君らの文官たちは、この勝報に歓声を上げて喜びました。
秦軍にとっては、韓攻略の第一歩が順調に進んだことを意味する大勝利でした。
李信の活躍は、若き将軍の成長を示すものとして高く評価されます。
キングダム830話ネタバレ確定!被害状況と騰の評価
政は伝令に対し、被害状況について問いました。
伝令は、まだ詳しく伝わっていないが、戦の規模からすると被害は抑えたと報告します。
しかし新兵より戦歴のある兵を前面に出して戦ったため、兵力としては相当に失っているとも報告しました。
政は、騰将軍が何と言ってきているかを尋ねます。
伝令は、騰将軍から上々であると伝えるよう命じられたことを報告しました。
昌文君は、現場の将の声が最も正確に戦況を伝えるものだと述べます。
特に騰将軍の言葉であるのなら尚更だと昌文君は評価しました。
騰の冷静な判断と評価は、秦軍の指揮官としての信頼性を示すものでした。
キングダム830話ネタバレ確定!騰の感慨と信への評価
韓軍が副将を失い立て直しが困難であることから、昌文君は東砂平原で騰軍を止められるとは思えないと進言します。
騰は李信が博王谷を討ち取ったという報告を聞き、空を見上げて感慨深く呟きました。
王騎の矛を受け継いだ信がもうそれほどに頼もしくなったのかと、騰は信の成長を実感します。
かつて王騎に仕えていた騰にとって、王騎の意志を継ぐ信の活躍は特別な意味を持つものでした。
秦の兵たちは、李信の武勲に歓声を上げて士気を高めます。
若き将軍の成長は、秦軍全体の力の向上を象徴するものでした。
キングダム830話ネタバレ確定!政の確信と新鄭攻略への期待
昌文君は、東砂平原で騰軍が再び韓軍を打ち破れば、次の展開が見えてくると述べました。
政は昌文君の言葉を受け、**「いよいよ見えて来るな 韓 王都 ・・ 新鄭が!」**と宣言します。
秦にとって、韓の王都新鄭の攻略が現実味を帯びてきたことを意味する瞬間でした。
政は韓攻略への確信を強め、次なる戦いへの期待を高めます。
騰軍が東砂平原で再び勝利すれば、新鄭への道が開かれることになるでしょう。
秦の咸陽では、韓征服という大きな目標に向けて、確実に前進していることが実感されました。
政の言葉は、秦の野望が着実に実現に向かっていることを示すものでした。
キングダム830話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム830話ネタバレ確定!新鄭の混乱と寧姫の決意!韓王都に訪れた絶望と希望」についてお伝えしました。
騰との密談を終えた寧姫は、帰路で韓軍敗北の報を受け、大きな衝撃を受けました。
新鄭では敗北の報により朝廷が大混乱に陥り、文官や王族たちは恐怖と責任転嫁に終始します。
韓王は建設的な提案もできず、指を震わせながら議論を続けるよう告げるのが精一杯でした。
王宮内では王族たちが自分たちの孫や財産を逃がそうと保身に走り、誰も国全体のことを考えていませんでした。
寧姫はこの状況を目の当たりにし、騰から告げられた「韓は滅びますが、韓の民は救えます」という言葉を思い出します。
寧姫は滅んでたまるかと決意を固め、民のために行動することを決めました。
一方、秦の咸陽では完勝の報告に文官たちが歓喜し、騰は信の成長を感慨深く評価します。
政は、東砂平原での勝利の先に新鄭攻略が見えてきたと確信を強めました。
韓王都は崩壊寸前の混乱状態にあり、寧姫が今後の展開を左右する鍵を握っています。
洛亜完は東砂平原で態勢を立て直そうとしていますが、王宮の混乱が戦場に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
寧姫は韓を救うために動き出すことができるのか、そして洛亜完は再び秦軍に立ち向かうことができるのか。
次回の展開に大きな期待が高まります。
それでは今回は「キングダム830話ネタバレ確定!新鄭の混乱と寧姫の決意!韓王都に訪れた絶望と希望」と題してお届けしました。





