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キングダム825話ネタバレ確定!南陽石が示す理想!信が中華統一への覚悟を宣言!

2025年1月30日(木)発売の週刊ヤングジャンプに掲載しているキングダムネタバレ825話の確定をお届けします。

前回のキングダムでは、飛信隊の古参メンバーが信を救出し、各自が明確な役割分担のもと戦闘を展開しました。

崇原は歩兵を、田有と田永はヨコヨコを、渕副長は騎馬隊をそれぞれ引き受け、信が博王谷に集中できる環境を整えます。

態勢を立て直した信は博王谷に激しい攻勢をかけ、偉大な英雄から受け継いだ矛の力でお前を止めると宣言しました。

しかし、博王谷は国民全員の思いを背負っていると語り、信の力を退けます。

今後の最大のポイントとしては、南陽の民から託された南陽石が示す韓秦共存の理想が、この戦いの行方を左右するのかではないでしょうか。

もう一つは、信が中華全土の思いを背負うという覚悟を示し、博王谷を討ち取ることができるのかです。

それでは今回は、「キングダム825話ネタバレ確定!南陽石が示す理想!信の中華統一への覚悟!」と題してお届けしていきます。

キングダム825話ネタバレ確定!

キングダム825話の内容が判明致しましたのでネタバレ最新話確定速報としてお伝えしていきます。

ここからは、キングダム825話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。

キングダム825話ネタバレ確定!信の反撃と意識の復活

博王谷の渾身の一撃を受け、意識を飛ばしかけた李信でしたが、田有、田永、沛浪ら仲間の声に助けられ、何とか意識を取り戻します。

信は博王谷に対し、思い違いなどしていないと反論し、自分は天下の大将軍になる男だと力強く宣言しました。

満身創痍の状態でありながら、信は決して倒れることなく、博王谷の攻撃を真っ向から受け止め返します。

戦いは一進一退の激しさを増し、膠着状態に陥りました。

韓軍の士気は依然として高く、博王谷配下の兵士は、援軍さえ到着すれば瞬時に決着がつくと確信していました。

しかし、その援軍が一向に現れる気配はありません。

キングダム825話ネタバレ確定!羌瘣隊による決死の援軍阻止

韓軍の援軍が到来しない理由、それは羌瘣隊がその進軍を強烈に阻止していたためでした。

羌瘣隊は各所でギリギリの戦いを展開しており、いつ崩壊してもおかしくない状況です。

敵本軍が1万に対し、羌瘣隊の兵力は約1,000程度しかなく、極めて無理のある奮闘を強いられていました。

騎馬兵が羌瘣のもとへ急報を届け、田典隊が敵の将軍の本隊とぶつかれば全滅すると伝えます。

業を煮やした将軍・沛曇が自ら前線に出て突破を図ろうと動き出すと、羌瘣は即座に自分が行くと決断を下しました。

羌瘣隊の皆は敵本軍1万に対して千人ほどしかいないため無茶だと声を上げます。

しかし、羌瘣の決意は揺るぎませんでした。

羌瘣は将軍沛曇の首を取って敵軍の動きを止めると宣言し、狙いは敵将一人だから十分だと告げます。

羌礼と南陳を伴い、羌瘣は馬を走らせました。

この決死の行動が、信と博王谷の一騎討ちを可能にしていたのです。

キングダム825話ネタバレ確定!河了貂の焦燥と早期決着の賭け

戦場全体を見渡す軍師の河了貂のもとには、各所からの熾烈な戦況が次々と届いていました。

ある隊員が序盤の激しい戦況に戸惑いを見せる中、貂はこちらがそうなるように仕向けたのだと語ります。

早期決着のために意図的に激しい展開を作り出していたのです。

貂は、ある意味狙い通りの早い展開だが、これが吉と出るか凶と出るかだと冷静に分析しました。

しかし、内心では焦燥を募らせています。

貂は、各所が本当に限界に達しており、歩兵も騎馬も羌瘣の隊もいつ大崩れを起こすか分からないくらい無理が続いていると理解していました。

貂は心の中で、信に急いでほしい、全員が絶えている間に何とかして博王谷を討ち取ってほしいと強く願います。

全ては信が博王谷を討ち取れるかどうかにかかっていました。

飛信隊の命運を賭けた、まさに背水の陣での戦いだったのです。

キングダム825話ネタバレ確定!南陽石が示す韓秦共存の証

信と博王谷が激しく打ち合う中、博王谷は韓の民を秦の奴隷になど断じてさせないと叫び、韓兵を鼓舞します。

この言葉に対し、飛信隊副長の渕が真っ向から反論しました。

渕は、自分たちが韓人を奴隷になどするわけがないと語り、南陽の状況が彼らの耳に届いていないのかと問いかけます。

渕は、南陽の民は一人も奴隷になどなっておらず、南陽と秦軍はお互いに努力し韓秦共存の形を願うようになったと説明しました。

途中から寝食を共にする仲になっていたと語ります。

しかし、ある韓兵はこれを戯言だと一蹴しました。

博王谷軍は長く南陽の守備についていたため、そんなことはありえないと主張します。

渕は、知っているからこそ言っているのだと反論し、韓兵たちが必死に守っていた南陽の民と秦軍は互いに思いやりの心をもって共に生活した事実があると強調しました。

博王谷は、それは武力で制圧された南陽の民が従うしかなかっただけで、腹の底は煮えくり返り秦を憎悪していたが、家族を守るためにただおとなしくしていただけだと反論します。

渕は、勘違いなどではないと言い、決定的な証拠を示しました。

渕は南陽石を取り出し、自分は出陣の時に南陽の一家族から無事を祈るお守りを頂いたのだと語ります。

韓兵たちは南陽石の存在に驚愕しました。

田有らが、副長だけではなく自分たち全員が持っていると声を上げます。

飛信隊の隊士たちは、それぞれが南陽の民からもらった南陽石のお守りを掲げました。

ある隊士は、かわいい兄弟からもらったと語り、別の隊士は見えない目で必死に作ってくれた老人からもらったと語ります。

さらに別の隊士は、親父さんを昔秦との戦いで亡くしている綺麗な奥さんからもらったと明かしました。

秦との戦いで家族を失った者までもが、秦兵の無事を祈ってお守りを作っていたのです。

この南陽石の存在は、韓秦共存が単なる表面的なものではなく、互いに思いやりの心を持った真の絆であることを証明していました。

韓兵たちは動揺を隠せません。

南陽の民が本当に秦軍と共存していたという事実が、目の前に突きつけられました。

キングダム825話ネタバレ確定!信の中華統一への覚悟

博王谷は、それでも南陽が秦に占領されてよかったのかと怒りをぶつけます。

信は、そんなことを言うわけがないと答えました。

信は、南陽の民は望んで秦軍に占領されたわけではなく、住民達にすれば今まで通りの南陽であり続ける方がよかったに決まっていると認めます。

ただ言いたいのは、南陽は博王谷が言うような所にはなっていないということだけだと語りました。

信は、所詮は自分たちは侵略者だと認めます。

しかし、それもこの長い戦乱の世を終わらせるためであり、少なくとも秦王は終わらせることが出来ると信じていると語りました。

信は、秦王・嬴政がそう強く信じているから、今の自分はその思いも乗せて戦っていると宣言します。

そして信は、博王谷との思いの力の違いを明確に示しました。

信は、博王谷が韓の民の思いを背負って力にするように、自分はこの先の中華全土の人間の思いを背負って力にすると語ります。

信の言葉は、韓一国の民の思いと、中華全土の人間の思いという、スケールの違いを示していました。

信が背負うのは、全ての国の人々の思いであり、戦乱の世を終わらせ平和な世を築くという願いだったのです。

博王谷は信の言葉を傲慢の極みだと激怒します。

信は、それも言われなくても分かっていると答え、話し合っても決着などつかないと語りました。

博王谷も、当然だ、だからここは戦場なのだと同意します。

両者は再び矛を振り上げ、激しく打ち合いました。

キングダム825話ネタバレ確定!まとめ

これまで「キングダム825話ネタバレ確定!南陽石が示す理想!信の中華統一への覚悟!」についてお伝えしました。

博王谷の渾身の一撃を受けた信は、仲間の声に助けられ意識を取り戻し、自分は天下の大将軍になる男だと宣言して反撃に転じました。

羌瘣隊は圧倒的不利な状況の中で韓軍の援軍を阻止しており、羌瘣は敵将・沛曇の首を取って敵軍の動きを止めることを決意しました。

河了貂は早期決着のために意図的に激しい戦局を仕向けており、各所が限界に達する中で信に博王谷を討ち取るよう強く願っていました。

渕副長は、南陽の民から出陣時に無事を祈るお守りとして渡された南陽石を取り出し、韓秦共存の証を示しました。

飛信隊の隊士たちも次々と南陽石を掲げ、秦との戦いで家族を失った者までもが秦兵の無事を祈っていた事実を明らかにしました。

信は自分たちが侵略者であることを認めつつも、この長い戦乱の世を終わらせるために戦っていると語り、中華全土の人間の思いを背負って力にすると宣言しました。

博王谷はこれを傲慢の極みだと一喝し、信も話し合っても決着などつかないと同意し、両者は再び激しく打ち合います。

信は博王谷を討つことができるのか。

羌瘣は敵将・沛曇の首を取ることができるのか。

洛亜完の浮観によって完全包囲された騰軍は、この危機を脱することができるのか。

次回の展開に大きな期待が高まります。

なお、次号は休載となり、続きは2月13日発売の週刊ヤングジャンプ11号に掲載される予定です。

それでは今回は「キングダム825話ネタバレ確定!南陽石が示す理想!信の中華統一への覚悟!」と題してお届けしました。

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