2024年11月28日(木)発売の週刊ヤングジャンプに掲載しているキングダムネタバレ819話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、英呈平原の戦場で李信が前線で奮闘する中、総大将の騰が突然本陣を離脱し、韓軍領域へと向かいました。
博王谷が李信を狙って本軍を動かす中、騰は護衛を連れて危険を冒して韓軍の一団と遭遇します。
一触即発の状況となりましたが、騰の一喝で戦闘は回避され、輿から現れた寧姫と再会を果たしました。
そして今回、騰と寧姫の極秘会談の内容が明らかになり、韓の運命を左右する重大な提案がなされます。
それでは今回は、「キングダム819話ネタバレ確定!騰と寧姫の戦地の会談!韓の民を救う方法とは!」と題してお届けしていきます。
キングダム819話ネタバレ確定!
キングダム819話の内容が判明致しましたのでネタバレ確定としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム819話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム819話ネタバレ確定!戦場の中間地点での対面
騰はわずか十数騎の護衛のみを連れて、英呈平原の戦場の中間地点に到着しました。
寧姫も30人ほどの旅団を率いて同じ場所に現れます。
両軍が激しく戦闘を繰り広げている戦場の真ん中で、秦の六大将軍と韓の公主が対峙するという異例の会談が実現しました。
寧姫は「お久しぶりです」と挨拶し、騰は「よくぞお越しくださいました」と返答します。
騰が礼を述べようとした瞬間、予想外の出来事が起こりました。
キングダム819話ネタバレ確定!寧姫の平手打ち
寧姫は突然、騰の頬を強く平手打ちしました。
韓の護衛たちが驚く中、寧姫は冷静に理由を告げます。
「約束を破り、韓非先生を死なせましたね。今のはその仕返しです」
騰はすぐに謝罪の言葉を口にしました。
「韓非子様のことは誠に残念でした。確かに、まずそのことについて謝罪すべきでした。本当に申し訳ありません、寧姫様」
騰は深々と頭を下げて謝罪します。
寧姫も「その謝罪を頂戴いたします。先生の元へいつか行った際には、せめて今の謝罪だけでもお伝えします」と応じました。
「手を出してすみません。あなたが殺めたわけではないのに」と寧姫は続けます。
韓非子の死という過去の出来事に一区切りをつけた二人は、本題へと入っていきました。
キングダム819話ネタバレ確定!和平交渉の否定
寧姫は会談の目的を確認するため、騰に提案します。
「それでは騰将軍、さっそく和平交渉を始めましょう。お互いに犠牲になっていく兵を一人でも少なくするために一刻も早く停戦協定を結ぶ必要があります」
しかし騰は寧姫の推測を否定しました。
「寧姫、何か勘違いされているようです。私は和平交渉のためにあなた様を及びしたのではありません」
寧姫は困惑し、声を荒げます。
「しかし条世様は私に韓を救う話があると告げられました。そう騰将軍がおっしゃったと。だから私はここまで…騙したのですか」
騰は落ち着いた声で訂正しました。
「騙してはいません。この騰の言葉がそのまま伝わっているのなら、条世殿はこう告げたはずです。韓を救うではなく、韓の民を救う話であると」
キングダム819話ネタバレ確定!韓は滅びるという宣言
寧姫は「同じことです」と返しますが、騰は厳しい現実を突きつけます。
「同じではありません。よく聞いて下さい寧姫。韓は滅びます」
寧姫が「滅びません!」と反論し、「決めつけないでください」と言い返しますが、騰は続けました。
「秦国はこれから韓が滅ぶまで全力で攻撃を続けます。無論此度の私の軍が新鄭まで攻略するつもりですが、失敗したとしても次の軍が興り再び新鄭攻略にやって来るのです」
「残念ですが韓の力ではその波は止められません。たとえ洛亜完などの良将がいたとしてもです」
騰は英呈平原での戦いの結果を見て判断すればよいと告げた上で、本題を続けます。
「しかし寧様とお話出来るのはこの刻しかありませぬ故、今聞いておいて下さい」
キングダム819話ネタバレ確定!韓の民は救えるという提案
騰は寧姫に重要な提案をしました。
「韓は救えません。しかし韓の民は救えます」
「秦、我々が言う新鄭攻略・韓の滅亡とは、韓の民を根絶やしにすることでは決してありません。韓の統治権を秦が譲り受けることです」
韓の護衛たちは激しく反発します。
「韓王室を潰しての強奪であろうが」という声が上がりますが、騰は「そこは否定しません。しかし今はなしているのは民のことです」と答えました。
別の護衛が「民も同じだ。韓が滅びればその民は秦、お前達の奴隷となる」と叫びます。
しかし騰は声高に否定しました。
「奴隷にはならぬ!」
キングダム819話ネタバレ確定!南陽の事例
騰は具体的な事例を挙げて説明を続けます。
「我らの落とした南陽では決して民は奴隷になどなっていない。法の下に秦人・韓人違わず平等に生活している」
「寧様が韓非子様の下で学ばれた法による統治です。南陽が出来たのであれば他の城でも…新鄭でも出来るはず」
しかし護衛たちは納得しません。
「虚言だ。新鄭までそうと限らぬ。張宰相は言われていた。新鄭を落とせば秦は韓から全てを奪い尽くすと!」
キングダム819話ネタバレ確定!騰の誓い
騰は力強く反論しました。
「しかし騰は逆だ!新鄭こそ何よりも大切にせねばならぬ」
そして騰は、自らの誇りと命に懸けた誓いを立てます。
「もし新鄭に暴虐を働く者がいれば、それがたとえ秦王であっても、この騰が切り捨てる!」
「そのことはこの騰の誇りと命に懸けてこの場に誓う」
騰の覚悟を込めた言葉に、寧姫は問いかけました。
「騰将軍、あなたは私にどうしろと言うのですか?」
キングダム819話ネタバレ確定!無血開城の依頼
騰は会談の真の目的を明かしました。
「南陽の成功は軍の衝突がなかった。これに尽きるのです」
「寧様…どうか新鄭を無血開城して頂きたいのです」
「それが一人でも多くの…とてつもなく多くの韓の民を救う道となるのです」
騰は、新鄭を戦火に巻き込むことなく秦に譲り渡すよう寧姫に求めたのです。
南陽のように、戦闘による犠牲者を出さずに統治権を移行すれば、韓の民は法の下で平等に暮らすことができると説明しました。
寧姫がこの提案をどう受け止めるのか、そして韓王や韓軍に対してどのような影響力を持っているのか。
この会談の結果次第で、英呈平原の戦いは大きく変わる可能性があります。
キングダム819話ネタバレ確定!前線の戦況
会談が行われている間も、英呈平原では激しい戦闘が続いていました。
李信と録嗚未が前線を押し上げていく中、韓軍は新兵を狙う戦法を展開しています。
博王谷は李信を討ち取るため本軍を動かし、飛信隊の面々は戦の雰囲気が変わったことに気づきました。
河了貂は博王谷を戦上手だと分析し、信の危機を察知して田永騎馬隊に援軍を指示します。
一方、騰軍の隆国は韓軍の新兵狙いを上策と認めながらも、騰本軍の動きを注視していました。
しかし騰が本陣から姿を消したことで、騰軍の指揮系統に混乱が生じる可能性があります。
寧姫との会談を優先した騰の判断が、戦局にどのような影響を与えるのか。
前線では信が博王谷の攻撃に対応できるのか。
次号では会談の結果と前線の戦況が明らかになると思われます。
キングダム819話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム819話ネタバレ確定!騰と寧姫の戦地の会談!韓の民を救う方法とは!」についてお伝えしました。
騰と寧姫は英呈平原の戦場の中間地点で会談を行いました。
寧姫は韓非子を死なせたことへの仕返しとして騰を平手打ちし、騰は謝罪します。
寧姫が和平交渉を提案しますが、騰はそれを否定しました。
騰は「韓は滅びる」と断言し、秦が韓を攻略するまで攻撃を続けると告げます。
しかし「韓の民は救える」と続け、秦の統治下でも法の下に平等に暮らせると説明しました。
南陽の事例を挙げ、新鄭でも同じことができると主張します。
騰は自らの誇りと命に懸けて、新鄭での暴虐を許さないと誓いました。
そして騰は寧姫に、新鄭を無血開城するよう依頼します。
これが多くの韓の民を救う唯一の道だと説得しました。
寧姫はこの提案をどう受け止めるのか。
韓王や韓軍に対してどのような影響力を持っているのか。
前線では李信が博王谷の攻撃を退けることができるのか。
騰の不在が秦軍に不利な状況をもたらすのか。
英呈平原の戦いは、武力衝突だけでなく外交戦の様相を呈してきました。
騰と寧姫の会談の結果が、韓攻略そして中華統一にどのような影響を与えるのか。
次回の展開に大きな期待が高まります。
それでは今回は「キングダム819話ネタバレ確定!騰と寧姫の戦地の会談!韓の民を救う方法とは!」と題してお届けしました。





