2024年10月17日(木)発売の週刊ヤングジャンプ(6・7号)に掲載しているキングダムネタバレ814話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは南陽周辺の城々からの援軍が激減し、騰の秘策が明らかになる展開でした。
半年以上かけた南陽での統治の成果が周辺城邑に伝わり、韓の総戦力に大きな影響を与えています。
秦から使者が新鄭を訪れ、無血開城を進言するも激しい反発を受ける重要な回となっています。
それでは今回は、「キングダム814話ネタバレ確定!秦の使者が新鄭訪問!条世が無血開城進言も張宰相激怒で投獄!」と題してお届けしていきます。
キングダム814話ネタバレ確定!
キングダム814話の内容が判明致しましたのでネタバレ確定としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム814話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム814話ネタバレ確定!韓軍主力の出陣
韓の第一将・洛亜完と第二将・博王谷は、将軍の眉景と沛曇と共に、韓王都圏連合軍16万を率いて英呈平原へ向け出陣しました。
当初見込んでいた王都圏外からの援軍5万は、南陽周辺の城々からの出兵の渋りや取りやめが相次いだ結果、2万ほど減り3万の確定に留まりました。
洛亜完は兵が減ったことで混乱する皆を宥め、プラス3万であれば兵数が上回っていることに変わりはないと見ています。
博王谷将軍も同数であっても韓軍が勝つと明言しました。
同じ兵数でも武力において勝てると自信を示します。
宰相の張は、もうすぐ20万近くもの軍の出陣準備が完了していると告げました。
敵前で取り止めて城に閉じこもれば中華に対し韓の武威は大いに失墜し全韓人の士気が下がると懸念を示します。
それよりも真っ向勝負に出て国民を震わせ、戦いでは新鄭に近づけぬ程の打撃を秦軍に与えることが上策だと主張しました。
寄せ集めの秦軍より新鄭王都正規軍を率いる韓軍の方が圧倒的に強いという見解です。
王安王は洛亜完と博王谷に号令をかけます。
英呈平原にて必ず勝利し敵将騰の首を持って凱旋せよと命じました。
キングダム814話ネタバレ確定!寧公主の回想と秦の使者
出陣を見送る寧公主は、かつて敵国である秦の六大将軍・騰が、彼女を案じて洛亜完に語った言葉を思い出していました。
騰は姫を頼むと洛亜完に伝え、その方だけが必死であったと評価していたのです。
その頃、南陽から秦の使者が新鄭を訪れ、城内は騒然となります。
使者は、騰の代理として来たと名乗る関孫と、かつて韓朝廷に仕え賢人として知られる条世の二人でした。
条世は、寧公主が師事していた韓非子の元での兄弟子でもあります。
キングダム814話ネタバレ確定!南陽の「理想郷」報告
使者の関孫は騰の代理として来たと述べました。
そして本題に入る前に、南陽が韓秦双方の理想郷になっていることを伝えます。
文官たちは戯言だと憤りますが、条世が立ち上がってその通りだと認めました。
南陽では一切の凌辱が行われず、双方の努力によって力による支配ではない形で韓秦が共存する平和な理想郷が実現していると告げます。
財産の没収もなく官位・役職もほぼそのままで皆変わらず仕事に励んでいるとのことです。
南陽の長官は秦人だが城主であった龍安様は健在で冠をつけたまま城内をまとめておられると報告しました。
寧公主が本当のことかと尋ねると、条世は全て真実だと答えました。
そのことを伝えるために、かつてこの韓朝廷に侍っていた自分が使者の一人として参上したと説明します。
キングダム814話ネタバレ確定!視察と援軍減少の真相
条世は実際その目で確かめねばにわかには信じられぬということは理解していると述べます。
それ故数日前より南陽は周囲の城々から視察のため使団を呼び寄せていると明かしました。
此度の決戦に対し南陽周辺の城々から出兵がことごとく減ったか無くなったことに気づいているだろうと指摘します。
理由は各城が南陽の実態を知ったからだというのです。
南陽長官剛京殿と龍安様は各城へ秦に降伏せよとは勧告していないと説明します。
ただ南陽の成功は無血開城で互いに恨みが募らなかったことに尽きると伝えました。
だから出兵を出来るだけ減らすか無くして欲しいと願っただけです。
この先のそれぞれの城の新しい世界のためにと訴えたのです。
キングダム814話ネタバレ確定!無血開城の進言
寧公主からの問いに対し、条世は答えます。
秦軍は強大でその秦が本気で韓攻略に舵を切りました。
仮に此度の騰軍を止めたとしても次から次に秦軍は攻めて来るでしょう。
とても抗えるものではありません。
そしてこの新鄭も無血開城し今の南陽の姿を目指すことをこの条世は進言致しますると宣言しました。
さすれば無益な血を流すことなく皆様方も家族どころか財産も地位も失うことなく今のままに活躍できる。
ひいては韓のためと訴えます。
寧公主はそれは韓が敗れる前提の話ではありませぬかと声をあげました。
キングダム814話ネタバレ確定!張宰相の激怒と虚構の指摘
条世の進言を遮る形で、宰相の張が条世の胸ぐらを掴んで黙れと一喝しました。
落ちたものよと嘆き、かつては賢人としてこの朝廷で手腕を振るったあの条世がこうも騰の策略にはまり骨抜きにされこれ程の虚言・悪言を撒き散らすとは。
南陽は城ごと騰の幻術にはまっておるのだと断じました。
凌辱をしなかっただけで秦人は善人、善人同士手を取り合い互いに努力すればそこは理想郷になる。
そう思うように騰が仕向けた大いなる虚構だと喝破します。
奴は平和の地を築きたいなど微塵も考えておらぬ。
全てはただ戦わずして勝つための戦略だというのです。
南陽で凌辱・強奪が無かったから新鄭でも無いと本気で思うのか。
有り得ぬと一蹴しました。
キングダム814話ネタバレ確定!秦の真の狙いと徹底抗戦宣言
張は秦の真の狙いを分析します。
秦奴らは趙に二敗し人と金を失った。
故に狙いを韓に定め失った分を韓から奪い補填して再び中華制覇へ挑む魂胆だと指摘しました。
全くの真逆、新鄭を落とした秦軍奴らは我らから全てを奪い去る。
人も金も韓全土から全てだと警告します。
だまされるものかと宣言しました。
韓の民を守れるのはこの王都新鄭。
新鄭は屈せぬ韓は屈せぬ。
全秦兵が血反吐を吐いて退却するまで新鄭は徹底抗戦あるのみだと気勢を上げます。
文官たちも同意し、張はこの秦からの二人の使者を牢に繋いでおけと命じました。
首を斬って送り返したいところだが条世のこれまでの功に免じて命は助けると告げます。
キングダム814話ネタバレ確定!条世の真の目的
条世は牢へ連行される際、寧公主に何かを訴えかけるように視線を送りました。
夜になり、寧公主は兵に賄賂を渡して条世の牢を訪れます。
条世様は韓非先生の元での兄弟子で少し法の話をするだけすぐに済みますと兵に告げて二人きりになりました。
寧公主が南陽について尋ねようとすると、条世はそれより大事な話があると告げます。
私が新鄭へ来た本当の目的はあなた様に会うためですと告白しました。
そして衝撃の事実を明かします。
秦六将騰からのあなた様への伝言を伝えるために新鄭へ来たのです。
第814話はここで幕を閉じます。
キングダム814話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム814話ネタバレ確定!秦の使者が新鄭訪問!条世が無血開城進言も張宰相激怒で投獄!」についてお伝えしました。
秦から使者として関孫と条世が新鄭を訪れ、南陽の理想郷について報告し無血開城を進言しましたが、宰相の張に騰の策略だと一蹴されました。
張は南陽の平和は騰が仕掛けた大いなる虚構であり、戦わずして勝つための戦略だと断じています。
秦は趙に二敗して失った人と金を韓から奪い補填する魂胆だと分析し、新鄭は徹底抗戦すると宣言しました。
しかし条世の真の目的は、最初から牢に入れられることで寧公主と二人きりで話す機会を得ることだったのです。
これは極めて優秀な策略で、わざと無理な提案をして投獄されることで真の目的を達成しています。
騰から寧公主への伝言という形で、韓攻略の鍵となる重要な情報が明かされる可能性が高いです。
寧公主がかつて騰から案じられていたこと、そして洛亜完を信頼していた騰の言葉が今後どう影響するのか注目されます。
いよいよ韓王都・新鄭での決戦が本格化します。
洛亜完と博王谷が待ち構える英呈平原で、どのような戦いが繰り広げられるのか注目です。
次回では騰からの伝言の内容が明らかになり、新鄭攻略戦に大きな転機が訪れると思われるので、寧公主の決断と韓の運命が楽しみですね。
それでは今回は「キングダム814話ネタバレ確定!秦の使者が新鄭訪問!条世が無血開城進言も張宰相激怒で投獄!」と題してお届けしました。





