2024年10月10日(木)発売の週刊ヤングジャンプ(55号)に掲載しているキングダムネタバレ813話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは紀元前230年に入り、飛信隊と騰軍が韓王都・新鄭へ向けて進軍を開始する展開でした。
半年以上かけた南陽での統治がどのような成果を生み、新鄭攻略にどう影響するのかが注目されます。
騰将軍の秘策が明らかになり、韓側に動揺が走る重要な回となっています。
それでは今回は、「キングダム813話ネタバレ確定!南陽の姿が明らかに!騰の秘策で韓援軍が激減!新鄭決戦へ!」と題してお届けしていきます。
キングダム813話ネタバレ確定!
キングダム813話の内容が判明致しましたのでネタバレ確定としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム813話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム813話ネタバレ確定!咸陽での議論
秦国王都咸陽では、南陽の騰から新鄭へ出陣するとの報告が届きました。
政は南陽を無血開城で落としてから半年以上かかったことを指摘します。
李斯はこの期間がかかりすぎだと懸念を示しました。
その間に韓側もしっかり準備を進めたはずで、秦軍は新鄭で自軍を超える大戦力と激突することになると分析します。
さらに今は本土から新しい軍を送れない状況であり、苦戦は許されないと強調しました。
昌平君の「三本目の柱」として韓を滅ぼして新しい力を得て趙攻めに出るという計画があるため、騰将軍に韓軍を圧倒できる秘策があるのか問いかけます。
しかし昌文君は、騰将軍から何も伝わって来ていないと答えました。
政は李斯の発言を遮り、何のための六大将軍かと問います。
この新鄭攻めに秦国の命運がかかっていることは、誰よりも騰将軍本人が一番分かっていると告げました。
ある意味これまでで最も困難な戦いに挑まねばならないが、信じて失われかけた中華統一の道の復活を託すだけだと宣言します。
秦国六大将軍第二将・騰将軍に託すと決意を示しました。
キングダム813話ネタバレ確定!南陽の民からのお守り
南陽では、新鄭攻めのために出陣準備を進める飛信隊を、南陽の民が見送る場面が描かれます。
温形ら南陽の民は、飛信隊の面々に矢刀をよけるお守りを渡しました。
韓では有名な南陽石で作られたお守りで、どうか無事でと願いを込めて手渡します。
飛信隊の面々は戸惑いを見せました。
これから韓の王都を攻めに行くのに、お守りなんか渡していいのかと困惑します。
南陽の民は、自分たちも複雑な心境だと打ち明けました。
もちろん国が滅ぶのは嫌だが、出来れば飛信隊の皆さんには無事でいて欲しいのだと告げます。
温形を慕う民の一人は、温形が陰で城内の反秦兵の集団をたくさん説得して回ったことを明かしました。
「恨みの刃は一度置こう」と必死に説得し、時々殴られてこの年で歯を二本失ったと語ります。
信は温形に、行ってくると告げました。
戻ってこれるか分からないけど、もし戻ったときはまた一緒にメシを食おうと約束します。
キングダム813話ネタバレ確定!騰が龍安に託した任務
騰は出陣前に、元城主の龍安と長官の剛京に後のことを頼みます。
龍安は騰にご武運をと告げました。
しかし騰たちが勝てば韓は滅ぶとも指摘します。
もちろんそうなって欲しくはないが、騰たちが戦死したなどの報告も聞きたくないと複雑な心境を吐露しました。
南陽の民全員が今その葛藤の中にいると告げます。
半年で南陽がこうも変わるとは思いもしなかったと感慨深げに語りました。
龍安は、以前騰が言っていた「新鄭攻略の鍵は南陽にある」という言葉の意味を尋ねます。
騰は直接答えず、龍安に一つ頼みごとをしました。
この南陽は韓全土から心配され注目されているが、その中身は外からは謎のままだと指摘します。
そして周囲大小の城々に使者を送り、今の南陽の実情を伝え広めて欲しいと依頼しました。
出来る限り多くの城々に、南陽のこの有りのままの姿を伝えて欲しいと託します。
剛京は、新鄭で敗れて韓軍が南陽に押しよせてくるような事態にならぬよう頼むと告げました。
でなければ南陽のこれまでの苦労が水の泡だと懸念を示します。
キングダム813話ネタバレ確定!新鄭での韓軍の準備
韓王都・新鄭では、秦軍十六万が城外の全ての野営をたたんで出陣の準備に入っているとの報告が入ります。
韓王・王安王は「いよいよ来るか」と緊張を見せました。
第一将の洛亜完は作戦を説明します。
予定通り第一将・第二将の軍で討って出て、騰軍を戦いやすい英呈平原まで十分に引きつけると告げました。
新鄭から洛亜完と博王谷で九万の軍を率いて出陣し、すでに外には王都圏一帯から七万の軍が集結していると報告します。
合わせて十六万の軍が騰軍十六万を迎え撃つ体制だと宣言しました。
さらに洛亜完は、王都圏の軍だけでなく全土の城々から大小の軍が馳せ参じて来ると告げます。
今分かっているだけでも援軍の総数は五万だと発表しました。
文官達は二十一万対十六万なら勝てると歓声を上げます。
洛亜完は打って出るのは韓の武威を示すためだと宣言しました。
いざとなれば沈黙の韓も黄金の牙をむくということを身をもって教え、その牙で秦六将の首を取ると告げます。
これまで秘された韓軍の真の恐ろしさを中華全土に知らしめ、徹底的に騰軍を叩いて英呈平原に葬り去ってみせると気勢を上げました。
宰相の張は、正に総力戦であると評します。
キングダム813話ネタバレ確定!援軍激減の報告
しかしその直後、急報が次々と届きます。
邦匠城と鳥尾城から、英呈平原に向けて両城五千ずつ出兵させる約束だったが、一千ずつしか出兵させぬとの報告でした。
続いて山羽城と山赤城からも報告が入ります。
共に小さい城で当初は五百ずつ出兵させる約束でしたが、一人も出せなくなったと告げられました。
西の洞城も出兵一千の約束でしたが、三百しか送れぬとの報告です。
宰相の張は激怒し、出せなくなったではなくどういう理由で出せぬのか説明せよと怒鳴りました。
洛亜完の副官ヨコヨコが分析を告げます。
参戦を渋りだした城々は、全て南陽周辺の城たちだと報告しました。
この報告により、騰が半年かけて南陽で行ってきた統治と、龍安に託した「南陽のありのままの姿を伝える」という任務の真意が明らかになります。
南陽で法の下の平等を実現し、秦人も韓人も公平に扱う姿勢を示したことで、周辺の城々は秦への警戒心を弱め、援軍派遣に消極的になったのです。
騰の秘策は、武力ではなく統治によって韓の総戦力を削ぐというものでした。
キングダム813話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム813話ネタバレ確定!南陽の姿が明らかに!騰の秘策で韓援軍が激減!新鄭決戦へ!」についてお伝えしました。
騰将軍が半年以上かけて南陽で行ってきた統治の真意が遂に明らかになりました。
法の下の平等を実現し、秦人も韓人も公平に扱う姿勢を示すことで、南陽は理想的な統治の姿を実現していました。
そして龍安に託した「南陽のありのままの姿」を周辺城邑に伝えるという任務により、韓の援軍派遣が大幅に減少する結果となっています。
五万と見込まれていた援軍が大幅に削られたことで、韓側の総力戦構想に狂いが生じました。
騰の秘策は、武力ではなく統治と情報戦によって敵の戦力を削ぐという高度な戦略だったのです。
南陽の民が飛信隊にお守りを渡す場面は、半年間の統治がいかに民の心を掴んだかを示す印象的なシーンでした。
いよいよ韓王都・新鄭での決戦が始まります。
洛亜完と博王谷が待ち構える新鄭で、どのような戦いが繰り広げられるのか注目です。
次回では英呈平原での戦闘が本格的に始まると思われるので、飛信隊と騰軍の活躍が楽しみですね。
それでは今回は「キングダム813話ネタバレ確定!南陽の姿が明らかに!騰の秘策で韓援軍が激減!新鄭決戦へ!」と題してお届けしました。





