2024年12月5日(木)発売の週刊ヤングジャンプ(53号)に掲載しているキングダムネタバレ811話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは温形が信の背後から刃物で襲い掛かるという衝撃的な展開でした。
善良に見えた長老がなぜ信を襲ったのか、その理由と信の対応が気になるところです。
統治の難しさと中華統一の真の意味が問われる重要な回となっています。
それでは今回は、「キングダム811話ネタバレ確定!温形の過去と信が語る理想の世界!新生飛信隊の編成発表へ!」と題してお届けしていきます。
キングダム811話ネタバレ確定!
キングダム811話の内容が判明致しましたのでネタバレ確定としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム811話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム811話ネタバレ確定!温形の壮絶な過去
温形が信に刃を向けた瞬間、飛信隊の面々と南陽の民は騒然となりましたが、信は周囲を静止させて温形に問いかけました。
なぜ命を狙ったのか理由を尋ねると、温形は目を血走らせながら叫びます。
20年前に秦兵たちが自分の娘と孫を何度も犯し、挙げ句の果てに腹を裂いて無残に殺したのだと訴えました。
孫はまだ12歳だったと涙ながらに語ります。
南陽の民からはもう20年も前の話だという声が上がりましたが、温形はこの20年間、毎晩娘たちのあの惨たらしい姿を思い出してきたのだと吐露しました。
キングダム811話ネタバレ確定!信の対応と我呂の批判
田永は温形に同情しつつも、やったのは飛信隊ではないとして短刀を捨てるよう話します。
しかし信は田永の言葉を制止し「捨てなくていい、温形は何も間違っていない」と告げました。
痛みが消えるまでの時間は人それぞれだと説明し、温形にとっては20年前のことがまるで昨日のことのように感じられているのだと理解を示します。
我呂はこの考えを甘すぎると批判しました。
もし刺されたのが尾平だったら殺されていたかもしれないと指摘し、村で帰りを待っている嫁の東美に何と言うのかと苦言を呈します。
信は「そうならないよう気をつけるしかない」と返しました。
キングダム811話ネタバレ確定!秦王が目指す世界
信は秦が目指す中華統一の真の意味を語り始めます。
力で制圧したらそれは支配だと説明し、秦王が目指しているのは全土支配ではないと告げました。
「秦王はきっとじーさんみてェな悲劇が起きない世界を作りたいんだ」
秦人だ韓人だという区別ではなく、秦出身の信だ韓出身の何某だと言い合える世界を作りたいのだと説明します。
お互いが交ざり合い、いつか痛みも喜びも共有して生きていく世界を目指していると語りました。
そのためには戦場の外では秦兵である自分たちが相手のことを思いやる必要があり、一方で痛みを持つ者たちはその怒りや恨みを抱えたまま前に進む必要があると説明します。
「だから俺はこの刃を無理矢理取り上げることはしねェ」
温形が痛みを抱えたまま前に進めるようになるまで待つと告げ、それまで何度も刺しに来ていいと伝えました。
キングダム811話ネタバレ確定!温形の変化
最後に信は温形に語りかけます。
温形は20年前のその場所から動けずずっとそこにいるのだろうが、娘と孫はもうとっくにそこにはいないのだと告げました。
「もうとっくに二人はあんたの側にいる。頑張って前に進めって応援してる」
この言葉を聞いた温形は泣き崩れ、自ら短刀を手から離しました。
我呂は舌打ちすると、今日はもうお開きだと告げます。
温形による刺殺未遂という大事件でしたが、この件が騒ぎとして広がることはなく、後に咎められることもありませんでした。
南陽の民と飛信隊の距離は少しずつ近づいたように感じられます。
キングダム811話ネタバレ確定!羌瘣の助言
後日、一人悩む信に羌瘣が姿を見せました。
信は我呂の言う通り自分の考えは色々甘いのだろうと悩みを打ち明けます。
羌瘣はその甘さを認めつつも、行動を擁護しました。
武装の検査をしていたら信の言葉は住民たちの心にあそこまでは響かなかったと思うと告げます。
中華統一の難しさについて懸念を示す信に対し、羌瘣は助言しました。
「この問題はお前の頭で答えが出るならとっくの昔に解決してるからだからあんまりマジメに悩むな。王様らに任しとけ」
信は声を荒げますが、羌瘣は笑みを浮かべながら「まああの夜のことはあれでよかったと思うよ」と告げました。
キングダム811話ネタバレ確定!新戦力の登場
悩みを振り払い、信は練兵に向かいます。
南陽も大事だが一番重要なのは自分たちが死なずに勝っていくことだと語りました。
次はもう王都新鄭で、国を滅ぼす戦いの熾烈さはこれまでの戦いの比ではないはずだと語ります。
だから今のうちに飛信隊を全力で鋼のように鍛え上げると宣言しました。
練兵場では新しく飛信隊に配属された兵士たちが紹介されていました。
まず邪毛族です。山麓に住んでおり、全員が見上げるほど背が高い部族で、斥候や物見としての活躍が期待されます。
次に俔馬族です。馬を自在に操り、馬としゃべれるという騎馬民族で、族長はポンヂと呼ばれています。
そして凡冥の一団です。西の無国籍地帯出身で、戦闘の腕前はピカイチだが調子に乗っている武闘派集団でした。
凡冥の一団はここ数日、隊長の腕前を見せろとうるさかったとのことです。
信は自ら練兵してやると告げ、一回まとめて真剣でかかってこいと指示しました。
彼ら全員を相手に真剣での練兵を実施し、一撃で彼らは全員吹っ飛ばされ、圧倒的な武力を見せつけられます。
キングダム811話ネタバレ確定!新編成の発表予告
練兵後、軍師の河了貂が筆を置きました。
伝令を飛ばし、百将以上と今から名前をあげる者をみんな集めると告げます。
飛信隊の新しい軍編成を発表すると宣言しました。
これにより次号では新生飛信隊の全容が明らかになることが予想され、811話は幕を閉じました。
>>次回のキングダムネタバレはこちら
キングダム811話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム811話ネタバレ確定!温形の過去と信が語る理想の世界!新生飛信隊の編成発表へ!」についてお伝えしました。
温形の壮絶な過去が明らかになり、20年前に娘と孫を秦兵に殺されたという事実は戦争の残酷さを物語っています。
信は温形の痛みを理解し、刃を無理に取り上げないという寛容な対応を見せました。
秦王が目指すのは力による支配ではなく、秦人も韓人も交ざり合って共存する世界だと語った信の言葉は、統一の真の意味を示しています。
温形は信の言葉で泣き崩れ、自ら短刀を手離しました。
羌瘣の助言で悩みを振り払った信は、新戦力である邪毛族、俔馬族、凡冥の一団を迎えて練兵を開始します。
信が凡冥の一団を一撃で制圧する場面では、隊長としての圧倒的な実力を見せつけました。
そして河了貂が新生飛信隊の編成発表を予告し、王都新鄭攻略戦へ向けた準備が本格化しています。
次回では新編成の全容が明らかになると思われるので、どのような構成になるのか楽しみですね。
それでは今回は「キングダム811話ネタバレ確定!温形の過去と信が語る理想の世界!新生飛信隊の編成発表へ!」と題してお届けしました。





