キングダム

キングダム782話「総大将の進路」ネタバレ考察|司馬尚の真の狙いと倉央の分析

アース
アース
9月○日発売ヤングジャンプ○号掲載の「キングダム782話」の内容と考察です。

『キングダム』782話「総大将の進路」は、青歌軍総大将・司馬尚がついに姿を現し、趙軍の真の狙いが明らかになる衝撃の回です。

秦軍中央の田里弥と倉央が司馬尚の恐るべき作戦を見破る一方、飛信隊は土塁突破作戦を敢行します!

782話「総大将の進路」。

中央軍前線に突如として現れた巨漢の武将が、一振りで秦軍の将を真っ二つに斬り裂きます。

その男こそ、青歌軍総大将にして趙の新しい三大天・司馬尚でした。

田里弥は司馬尚討伐を命じますが、倉央が敵の真の意図に気づきます。

楽彰軍もジ・アガ軍も、すべては「助攻」に過ぎず、司馬尚本軍こそが真の「主攻」だったのです。

趙の狙いは、亜光と倉央の強烈な二軍の間を司馬尚が無傷で抜け、王翦本軍を直接叩くことでした。

一方、飛信隊は李牧が隠れる土塁への突破作戦を開始し、新メンバーの士桃が覚悟を決める場面も描かれます。

782話を見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|782話あらすじ!

司馬尚の圧倒的登場

中央軍前線に躍り出た青歌軍総大将・司馬尚が、ついにその姿を現しました。

司馬尚は一振りで蛇輪公を討ち取ります。蛇輪公は真っ二つに切り裂かれ、その首が飛び落ちる凄惨な光景が広がりました。

秦軍に司馬尚の姿を知る者は誰一人としておらず、**人間とは思えない程の巨躯**と**尋常じゃないその気配**に、誰も動けずにいました。

倉央も同様で、倉央軍の武の象徴である糸凌でさえ、その姿を見て手が震えるほどでした。

後続から追いついてきた趙軍の兵達が司馬尚の名を呼んだことで、秦軍はようやくこの大男が趙の新しい三大天にしてもう一人の総大将であることを知ります。

田里弥の即座の反応

奇跡的に生き延びた田里弥は、眼前の相手が司馬尚だと知ると、すぐさま配下の兵達に指示を出しました。

田里弥は配下に向かって討伐を命じ、司馬尚を今すぐ討ち取るよう叫びます。

「**その男の首は李牧の首と同等だ!**」

田里弥は周囲の全兵達を司馬尚へ突撃させるよう指示し、山秀と申赫楽にも司馬尚討伐を命じました。

申赫楽はジ・アガ討伐を糸凌に託して、司馬尚を狙いに動き出します。

さらに田里弥は倉央に対し、司馬尚の首を取ることを優先し、兵力を割くように指示しました。

倉央の警告―迫りくる大軍

倉央は田里弥の指示に従おうとしましたが、部下からの報告により事態の深刻さに気づきます。

倉央の配下は、奥から司馬尚の兵がすぐそこまで来ていると報告しました。その数は二万以上、ひょっとしたら三万にも及ぶというのです。

倉央は敵の大軍が来ていることを田里弥に急ぎ伝え、警告を発しました。

「**今すぐそこを離れろ 逆にお前が のまれるぞ**」

しかし田里弥は退く素振りを見せず、まだ敵歩兵大隊が着くまで刻があると主張します。田里弥は再度、今のうちに司馬尚の首を取るよう命じました。

倉央はそんなヒマはないとして、とにかく離れるようにと声をあげます。

申赫楽も冷静な判断を促し、この場はすでに敵の方が多く、今の状況では司馬尚には届かないと指摘しました。申赫楽は倉央の言う通り、一度退くべきだと田里弥に再考を促します。

田里弥は焦ったように反論しました。

「**今やらねば 立て直しのきかぬ状況になる**と言っておるのだ!」

司馬尚の真の狙い

倉央が集まってきた趙兵に対処すべく、ジ・アガ軍との交戦を解き、新手に備える指示を出そうとした時、田里弥の声が届きました。

「**守りを固める前にここへ兵を送れ。司馬尚の軍はお前の軍になど 興味はない!**」

田里弥の言葉通り、司馬尚の本軍は倉央軍とジ・アガ軍の乱戦には入って来ず、かすめて前進していました。

司馬尚はジ・アガに大丈夫かと声をかけ、ジ・アガは大丈夫ですと答えます。司馬尚はそうかとだけ返し、前進を開始しました。

倉央はこの動きを見て、ようやく敵が意図している事が分かったようです。

「助攻」と「主攻」―倉央の分析

倉央は事態を把握できていない配下の者達に、衝撃の事実を告げます。

「**全てが”助攻”である**」

倉央は詳しく説明しました。楽彰軍もジ・アガ軍も、あの第一将カン・サロの軍でさえも「助攻」に過ぎないと。

全ては亜光とこの倉央の強烈な二軍の間を、司馬尚本軍が無傷で抜けて行くためのものだったのです。

「**司馬尚本軍こそが敵の”主攻”**」

倉央は結論付けます。趙は司馬尚で王翦様の本軍を直接叩き、戦を終わらせるつもりなのだと。

カン・サロの奇襲

王翦の危機を察した倉央は、すぐさま王翦救援に向かおうとしました。

倉央はジ・アガ軍の相手に一万を残し、残りの軍に後方転進を命じます。司馬尚が王翦に近づく前に、軍の背を討つべく指示を飛ばしました。

しかし、その倉央の動きを読んでいたかのように、右方から亜光軍に絡んでいたカン・サロ軍が襲い掛かります。

これにより倉央軍は王翦軍への援軍を断念せざるを得なくなり、ジ・アガ軍とカン・サロ軍の二正面の敵と対峙する厳しい局面に立たされました。

飛信隊の土塁突破作戦

戦場の後方では、李牧が隠れている強固な土塁に対して、飛信隊が土塁突破作戦を実行していました。

河了貂が指揮官として兵士たちに指示を与えています。

新メンバーの士桃は、盾を持たずに攻城戦に挑むことについて独り言を漏らしました。

干斗は士桃に対し、厳しい言葉を投げかけます。怖いなら後ろで待っていろと。

この言葉に触発された士桃は剣を抜き、梯子に手をかける決意を見せました。士桃は剣で矢を払えると発言し、覚悟を固めます。

土塁に突入しようとする別の部隊が、門を破るための槌を準備している場面も描かれ、第782話は幕を閉じます。

司馬尚の真の狙いが明らかに!

783話につづく

キングダムネタバレ考察|782話の感想と考察

今回の782話は、司馬尚の登場と趙軍の真の作戦が明らかになる、緊張感溢れる回でした。

まず圧倒的だったのは、**司馬尚の登場シーン**です。

蛇輪公を一振りで真っ二つに斬り裂くという、その圧倒的な武力。人間とは思えない巨躯と尋常じゃない気配に、秦軍の誰もが動けなくなる様子が描かれました。

倉央軍の武の象徴である糸凌ですら手が震えるほどでしたから、司馬尚の存在感がいかに恐ろしいものかが伝わってきます。

そして**田里弥の判断**。

司馬尚を今すぐ討ち取れ、その首は李牧の首と同等だという叫びは、司馬尚を討ち取れば戦況が一気に変わることを示しています。

田里弥は冷静さを失いかけながらも、司馬尚の重要性を正確に理解していました

しかし、今回最も鋭かったのは**倉央の分析**です。

楽彰軍もジ・アガ軍も、第一将カン・サロの軍でさえも「助攻」に過ぎず、全ては司馬尚本軍が無傷で王翦本軍に到達するための布石だったという事実。

司馬尚本軍こそが真の「主攻」であり、趙は王翦を直接叩いて戦を終わらせるつもりだったのです

この作戦の恐ろしさは、亜光と倉央という秦軍の強烈な二軍を「助攻」の敵で釘付けにし、その間を司馬尚が抜けていくという点にあります。

李牧の策の深さと、司馬尚の武力を最大限に活かす戦略が見事に組み合わさっています

そして**カン・サロの奇襲**。

倉央が王翦救援に向かおうとした瞬間、右方からカン・サロ軍が襲い掛かるという完璧なタイミング。

倉央の動きすら読んでいたかのような李牧の策に、背筋が凍ります

倉央軍はジ・アガ軍とカン・サロ軍の二正面作戦を強いられ、王翦への援軍は絶望的な状況になりました。

一方、飛信隊の土塁突破作戦も並行して描かれました。

新メンバーの士桃が恐怖を乗り越えて覚悟を決める場面は、ベテランと新人の対比が印象的でした。

干斗の厳しい言葉に触発され、剣で矢を払えると宣言する士桃の成長が楽しみです。

王翦本軍に司馬尚が迫る中、秦軍はどう対応するのか。

倉央は二正面作戦から抜け出せるのか。

そして飛信隊は土塁を突破できるのか。

次回783話、目が離せません!

キングダムネタバレ782話|アースの感想

アース
アース
司馬尚の登場、めちゃくちゃヤバかったですね!

蛇輪公を一振りで真っ二つにするって、その武力が規格外すぎます。

糸凌の手が震えるシーンとか、司馬尚の恐ろしさが伝わってきました。

そして倉央の分析が本当に鋭い!

全てが「助攻」で、司馬尚本軍こそが「主攻」だったという事実。

李牧の策の深さに、改めて恐怖を感じました(;´Д`)

亜光と倉央の強烈な二軍を釘付けにして、その間を司馬尚が無傷で抜けていくって、完璧すぎる作戦ですよね。

カン・サロの奇襲も完璧なタイミングで、倉央の動きすら読んでたんじゃないかって思うほどです。

倉央軍が二正面作戦を強いられて、王翦への援軍が絶望的になったのが怖すぎる…

王翦本軍、大丈夫なんでしょうか?

飛信隊の土塁突破作戦も気になります。

士桃が恐怖を乗り越えて覚悟を決めるシーン、新人らしくて良かったですね。

干斗の厳しい言葉に触発されて、剣で矢を払えるって宣言する士桃の成長が楽しみです。

次回からの展開、どうなるのか全く予想できません……

司馬尚が王翦に到達する前に、秦軍は何か手を打てるのか?

どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!!

キングダムネタバレ782話予想!王翦本軍の危機は?

今回明らかになった司馬尚の真の狙い、王翦本軍を直接叩くという作戦は、秦軍にとって最大の危機です。

倉央が分析した通り、全ての敵軍が「助攻」であり、司馬尚本軍こそが「主攻」でした。

この作戦の恐ろしさは、亜光と倉央という秦軍の中でも特に強力な二軍を、楽彰軍やジ・アガ軍、カン・サロ軍といった「助攻」の敵で釘付けにし、その間を司馬尚が無傷で抜けていくという点にあります。

倉央が王翦救援に向かおうとした瞬間、カン・サロ軍が襲い掛かったことで、倉央軍は二正面作戦を強いられ、王翦への援軍は絶望的になりました

では、王翦本軍は司馬尚の攻撃にどう対応するのでしょうか?

王翦は「不敗の将軍」として知られていますが、史実では番吾の戦いで秦国が大敗を喫することになっています

司馬尚という圧倒的な武力と、李牧の完璧な策が組み合わさることで、王翦ですら苦戦を強いられる可能性があります。

一方、飛信隊の土塁突破作戦も進行中です。

李牧が隠れる土塁を突破できれば、戦況を大きく変えられる可能性があります。

士桃や干斗といった新メンバーの活躍にも期待したいところです。

そして、玉鳳隊の王賁はどこで何をしているのか。

王賁が王翦の危機を救うために動く可能性もあるでしょう。

次回783話では、司馬尚と王翦本軍の直接対決が描かれる可能性が高いです。

王翦は司馬尚の攻撃をどう防ぐのか。

倉央は二正面作戦から抜け出せるのか。

そして飛信隊は土塁を突破できるのか。

どの展開も見逃せません!

予想ここまで!

⇛司馬尚vs王翦本軍、本当に楽しみですよね(;´Д`)

ここ、次回の783話は絶対に見逃せませんよ!

不敗の王翦が司馬尚の攻撃をどう防ぐのか?

次週の783話、超要チェックですよ!

キングダム782話まとめ

  • 司馬尚が中央軍前線に登場し、蛇輪公を一振りで討ち取る
  • 田里弥が司馬尚討伐を命じるも、倉央が敵の真の狙いに気づく
  • 全ての敵軍が「助攻」であり、司馬尚本軍こそが「主攻」だった
  • カン・サロの奇襲により、倉央軍は二正面作戦を強いられる
  • 飛信隊が土塁突破作戦を開始し、士桃が覚悟を決める

次回783話では司馬尚と王翦本軍の直接対決が描かれるはずです。皆さんはこの戦い、王翦は司馬尚を止められると思いますか?コメントでぜひ教えてください!

キングダムネタバレ考察!全話あらすじ解説まとめキングダムネタバレ考察...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です