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キングダム780話「中央軍の攻防」ネタバレ考察|田里弥軍の真の姿と青歌軍との激突

アース
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○月○日発売ヤングジャンプ○号掲載の「キングダム780話」の内容と考察です。

『キングダム』780話「中央軍の攻防」は、信が李牧の罠に嵌り別戦場に足止めされている間、王翦軍と司馬尚率いる青歌軍の全面戦争が幕を開ける重要な回です。

亜光の危機、倉央とジ・アガの激突、そして田里弥率いる「必殺部隊」の真の姿が明らかになります!

780話「中央軍の攻防」。

信が李牧の策略により別の戦場に張り付けられている間、中央では王翦軍と司馬尚の青歌軍が激突しました。

司馬尚は自ら先頭に立つことはなく、カン・サロとジ・アガをツートップとして秦軍に襲いかかります。

亜光軍は楽彰軍との交戦で疲弊している上、新たにカン・サロ軍2万が加わり、兵力差は2倍以上という絶体絶命の危機に陥りました。

しかし王翦は即座に本陣から2万の援軍を送り、亜光軍の危機を救います。

一方、倉央軍は青歌軍最強の暴れん坊・ジ・アガと激突。倉央は愛する糸凌をジ・アガにぶつけますが、意外な結果が待っていました。

そして今回、最も注目すべきは田里弥軍の真の姿です。

いつも王翦の参謀として本陣にいる田里弥が、なぜ今回1万の軍を率いて離れているのか。その答えが明かされます。

780話を見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|780話あらすじ!

亜光軍の絶体絶命と王翦の援軍

中央の戦場が動き始めた時、亜光軍は既に楽彰軍3万と交戦していました。

しかし李牧追撃で兵力を割いていた亜光軍は3万未満しかおらず、さらに亜光自身も大怪我を負っている状態でした。

そこへ正面奥から新たな敵軍が動いたという報告が入ります。それはカン・サロ率いる2万の軍勢でした。

楽彰は自軍を左側に展開することでカン・サロ軍の進路を作り、右側から亜光軍を攻撃できる態勢を整えました。

カン・サロはその開いた右側の空間から亜光軍へ襲いかかる構えです。

亜光軍の兵力は楽彰軍3万とカン・サロ軍2万の計5万に対し、3万に満たない数しかなく、倍以上の兵力差という極めて危険な状況に陥りました。

風音も先の戦闘で受けたダメージが深く、十分な戦闘能力を発揮できない状態です。

それでも亜光は大怪我を負った身でありながら、新たな敵軍の出現に対して戦意を高めていきます。

彼は手元に残していた予備の兵力を全て左側の最前線に配置し、カン・サロの軍勢を正面から受け止める態勢を取りました。

楽彰は亜光の姿勢を高く評価します。

「**敵ながら見事な勇将だ**」

楽彰は亜光を真に勇敢な武将として認めましたが、同時に戦術的な視点から冷静な分析も加えていました。全軍を一列に展開したことで戦線が手薄になり、突破されやすくなっているという弱点を見抜いていたのです。

その頃、倉央は亜光軍に新たな脅威が迫っていることに気付き、自軍には1万の兵力的余裕があるため、亜光軍へ援軍を送るべきか判断を迫られていました。

ところがその瞬間、戦場の後方から大きな音が響いてきます。

それは王翦が本陣から抽出した2万もの大軍が、亜光軍を支援するため進軍している音でした。

この大規模な援軍の到着により、混乱していた亜光軍の兵士たちに安堵が広がります。

兵力がほぼ同等になったことで、亜光軍は背後を気にすることなく目の前の敵との戦いに専念できる状況となりました。

倉央は王翦のこの迅速な決断と行動力を見て、さすがだという表情を浮かべていました。

倉央軍とジ・アガの激突

亜光軍の心配が解消された倉央は、自軍の戦いに意識を集中させます。

倉央が率いる3万の軍勢は、青歌軍において最強の荒武者と称されるジ・アガが指揮する2万の部隊と激突していました。

倉央は遠くからジ・アガの姿を確認した段階で、その実力が並外れていることを直感的に理解します。

倉央の判断では、ジ・アガの純粋な戦闘力は蒙武に匹敵するレベルであり、周囲を固める精鋭兵たちの質も極めて高いと評価しました。

倉央は、ジ・アガが兵力で1万も少ない状態で攻めてきたのは、その兵力差を個人の武力で補えるという確信があったためだろうと推測します。

ただし倉央は、それは大きな計算違いだとも考えていました。

「**我が軍には武と美を兼ね備えた麗しき華、糸凌がいる**」

倉央は自軍が誇る糸凌をジ・アガに差し向けます。

周囲の兵士たちは糸凌が出陣する際、彼女の登場に歓声を上げました。

糸凌は敵兵を次々と蹴散らしながらジ・アガに接近し、鋭い斬撃を放ちます。

しかし予想外の展開が待っていました。糸凌の渾身の一撃はジ・アガによって防がれただけでなく、反撃を受けて大きく弾き飛ばされてしまったのです。

これを見た倉央は驚きを見せつつ、両者の武を量った上で命令を下します。

「**負けることは決してないが 我が華に傷をつけられてはたまらぬ。俺の第一騎兵団もジ・アガにぶつけろと**」

田里弥軍の真の姿―王翦軍一の「殺傷部隊」

亜光軍の後方には、田里弥が1万の兵を率いて配置されていました。

田里弥の部隊に対して王翦から具体的な命令が下されておらず、部下たちからこのまま何もせず見守っているだけでよいのかという不安の声が出始めます。

しかし田里弥はその不安を一蹴し、いつまでも傍観し続けるはずがないと断言しました。

田里弥は自身がこの位置に配置された理由について重要な説明を始めます。

「**常に王翦様の軍師として本陣にいる私が、今回1万の軍を率いて本陣を離れているのには理由がある**」

その真意は、決戦兵力として戦場を動かす役割を担えという王翦の意図だと田里弥は語ります。

田里弥の部隊が後方支援部隊のような立ち位置に置かれてきたのは、田里弥自身の多才さゆえに秦軍全体のバランスを調整する任務を負ってきたためでした。

しかし田里弥は衝撃的な事実を明かします。

「**本来、我々は王翦軍において最高の殺傷能力を持つ部隊だった**」

田里弥は、李牧でさえもこの田里弥軍の本当の実力を把握していないと指摘します。

その理由は、田里弥が常に本陣を離れて後方で全軍の調整役を務めてきたため、この部隊が前面に出て戦う機会がなかったからだというのです。

暗殺部隊の標的選定

田里弥は、部下の中でも特に優れた三名の隊長に声をかけます。

蛇輪公、申赫楽、山秀という三人の将校です。

この三人はすでに戦闘への意欲を高めており、どの敵将を討ち取るべきか期待に満ちた表情を見せていました。

申赫楽は体をほぐしながら、久方ぶりの激しい戦闘を楽しみにしていると口にし、攻撃対象の候補を列挙します。

青歌軍第一軍のカン・サロか、第二軍の楽彰か、あるいは青歌軍で最も獰猛とされる暴れん坊のジ・アガか。

申赫楽はどの敵将を狙うべきかと尋ねました。

ところが田里弥は申赫楽の問いかけ方を訂正します。

手で順序を示すような仕草をしながら、こう言い直させました。

「**質問が違う。どの首を狙うかではない。どの順序で討つか、だろう**」

田里弥が最初の標的として選んだのは、三人の中で比較的倒しやすいと判断したジ・アガでした。

王翦軍最強の殺傷部隊が、その首級を取るために動き出すのでした。

中央戦、全面戦争へ突入

781話につづく

キングダムネタバレ考察|780話の感想と考察

今回の780話は、中央戦の本格的な開始を告げる、激戦必至の回でした。

まず印象的だったのは、**王翦の判断の速さ**です。

亜光軍が絶体絶命の危機に陥った瞬間、倉央が援軍を送ろうか迷っている間に、王翦は既に本陣から2万もの兵を動かしていました。

早くも本陣に入り戦を動かし始めた王翦は、いつもより目のギラつき感が強いような雰囲気だったと描写されています。

司馬尚が「大戦の首は私が打つ」という意図で動いている可能性に対し、王翦も本気モードで応えているように見えます。

そして楽彰の冷静な分析力も光っていました。

亜光を「本当に勇猛な男」「敵ながらあっぱれ」と評価しながらも、その戦術の弱点を瞬時に見抜いていました。

楽彰の戦術眼の高さが改めて示されたシーンです。

倉央とジ・アガの対決も見どころでした。

倉央が誇る糸凌がジ・アガに吹き飛ばされるという展開は意外でしたが、これによりジ・アガの武力が本物であることが証明された形です。

蒙武級の武力を持つジ・アガに対し、倉央がどう対応するのか注目です。

しかし、今回最も衝撃的だったのは**田里弥軍の真の姿**でしょう。

いつも王翦の参謀として本陣にいる田里弥が、実は王翦軍一の「殺傷部隊」を率いていたという事実。

器用故に後方遊軍として全体の均衡を保つ役割を担っていたため、李牧もその真の力を知らないというのが恐ろしいです。

そして「どの首を狙うか」ではなく「どの順番で行くか」という田里弥の言葉。

全員の首を取る前提で動いているという自信と実力が感じられます

蛇輪公、申赫楽、山秀の三人がどれほどの実力者なのか、次回以降の活躍が楽しみです。

中央戦、いよいよ本格的な激突が始まります!

キングダムネタバレ780話|アースの感想

アース
アース
田里弥軍が実は「殺傷部隊」だったって展開、めちゃくちゃ熱い!

いつも参謀として本陣にいるから、李牧も田里弥の本当の力を知らないってのがヤバいですよね。

完全に隠し玉じゃないですか!

王翦の判断の速さも凄かったです。

亜光軍が危機に陥った瞬間、即座に2万の援軍を送るって、やっぱり不敗の将軍は違いますね。

倉央が援軍を送ろうか迷ってる間に、もう王翦は動いてたっていうのがカッコいい。

そして楽彰さん、めちゃくちゃ良いキャラしてますよね。

亜光を「敵ながらあっぱれ」って評価しながらも、その弱点をしっかり見抜いてるっていう。

敵だけど憎めないキャラです(笑)

糸凌がジ・アガに吹き飛ばされたのはビックリでした!

倉央があれだけ誇る糸凌が一撃で吹き飛ばされるって、ジ・アガの武力本物すぎる(;´Д`)

蒙武級の武力って言われてるだけありますね。

でも倉央も冷静に対応して第一騎兵団も投入したから、まだまだこれからって感じです。

そして田里弥の「どの順番で行くか」っていう言葉がヤバすぎる!

全員の首を取る前提で動いてるってことですよね。

カン・サロ、楽彰、ジ・アガ、全員狙うって…田里弥軍の実力、どれだけなんでしょうか。

蛇輪公、申赫楽、山秀の三人も意気軒高で笑みを浮かべてるって、相当な自信ですよね。

次回以降の田里弥軍の活躍、めちゃくちゃ楽しみです!

中央戦、これから更に激しくなりそうで目が離せません……

どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!!

キングダムネタバレ780話予想!田里弥軍の実力は?

今回の780話で明かされた田里弥軍の真の姿。

王翦軍一の「殺傷部隊」として、その実力が発揮される展開が期待されます。

田里弥は「どの順番で行くか」と言い、まずジ・アガを標的に選びました。

これは全員の首を取る前提で動いているということです。

蛇輪公、申赫楽、山秀の三人がどのような戦い方をするのか、そして本当にジ・アガの首を討つことができるのかが注目ポイントです。

ジ・アガは蒙武級の武力を持ち、糸凌を一撃で吹き飛ばすほどの実力者です。

そんなジ・アガを「容易そう」と判断した田里弥の自信は本物なのか、それとも過信なのか。

また、倉央軍と田里弥軍がどのように連携するのかも重要です。

倉央は既に第一騎兵団をジ・アガにぶつけており、そこに田里弥軍が加われば、ジ・アガを討ち取る可能性は高まります

一方で、カン・サロや楽彰も油断できない相手です。

田里弥が「どの順番で行くか」と言ったということは、ジ・アガの次はカン・サロや楽彰も標的にするということでしょう。

次回781話では、田里弥軍の実力が明らかになり、青歌軍の将たちとの激突が本格化するはずです。

王翦軍一の殺傷部隊がどれほどの戦果を上げるのか。

中央戦の行方を左右する重要な戦いになりそうです!

予想ここまで!

⇛田里弥軍の活躍、本当に楽しみですよね(;´Д`)

ここ、次回の781話は絶対に見逃せませんよ!

王翦軍一の殺傷部隊は本当にジ・アガを討ち取れるのか?

次週の781話、超要チェックですよ!

キングダム780話まとめ

  • 亜光軍が楽彰軍とカン・サロ軍に挟まれ絶体絶命の危機に
  • 王翦が即座に2万の援軍を送り、亜光軍の危機を救う
  • 倉央軍とジ・アガが激突、糸凌が吹き飛ばされる展開に
  • 田里弥軍の真の姿が明らかに―王翦軍一の「殺傷部隊」
  • 田里弥がジ・アガを最初の標的に選び、暗殺部隊が動き出す

次回781話では田里弥軍の実力が明らかになり、青歌軍との激突が本格化するはずです。皆さんは田里弥軍、本当にジ・アガを討ち取れると思いますか?コメントでぜひ教えてください!

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