『キングダム』779話「障壁となる男」は、李牧を追い詰めた信が予想外の砦に阻まれ、李牧の真の狙いが明らかになる重要な回です。
信は李牧を追い詰めるものの土塁の砦に逃げ込まれ、李牧は信を「障壁となり続けてきた男」と評価します!
779話「障壁となる男」。
開戦直後に姿を消した李牧を、信が一万の兵を率いて追い詰めます。
しかし傅抵の妨害と急造の砦により、李牧の首を討つことはできませんでした。
そして李牧は砦の中で、信に対する真の評価と、この作戦の本当の目的を明かします。
李牧の真の狙いは信ではなく、王翦の首。
信を戦場外に釘付けにすることこそが、李牧の計算された作戦だったのです。
一方、王賁は趙左翼の不自然な動きから、李牧の真意に気づき始めます。
779話を見て行きましょう!
キングダムネタバレ考察|779話あらすじ!
信と傅抵の激突
開戦直後に離脱した李牧を、信が一万の兵を率いて追い詰めている場面から始まります。
李牧の姿を眼前に捉えた信が首を討とうと斬り込むと、**傅抵**が割って入り、信の刃は李牧に届きません。
傅抵は信の首を狙いますが、信は王騎の矛を使いこなし、傅抵の神速の動きに対応します。
信の発言からも、李牧を狙う強い意志が感じられます。
傅抵は信の成長具合に驚愕し、後に李牧へ報告することになります。
土塁の砦の出現
信がなおも李牧を執拗に追いかける中、李牧が逃げた先には**あるはずのない砦**が立ちはだかります。
これは急ごしらえで作られた土塁の砦でした。
李牧は砦に入っていき、信は間に合わず、李牧の籠城を許してしまいます。
信はブチ切れた様子で叫びます。
遅れて合流した河了貂と共に砦を見た信は、この砦が土塁(ブサドル)で、規模も高さも大したことないと判断します。
信はこの砦に籠ったことで、逆に李牧は逃げ場を失ったと考え、すぐさま砦を包囲し攻城戦の準備に入ります。
一方、奴隷として捕えられていた壁は、牢屋の中で李牧の仕掛けの恐ろしさについて言及していました。
李牧の真の評価―「障壁となる男」
砦の中で、李牧は傅抵からの報告を受け、信に対する認識と、この作戦の真の目的を語ります。
傅抵が信の成長に驚いたことに対し、李牧は当然だと返します。
そして李牧は、信に対する真の評価を明かしました。
李牧は続けて、信がこれまで幾度となく趙を越えてきたこと、趙が作ってきた計画や戦術を全て突破してきたことを認めます。
信は最も最初に排除すべき存在だったと、李牧は今になって気づいたのです。
李牧の戦略―真の狙いは王翦
傅抵が「自分の軍3万人を呼び寄せて信を討つべきだった」と提案すると、李牧はこれを否定します。
信は確かに実力はあるが、今回の戦いにおいては一将軍に過ぎないと述べます。
土塁の砦は、信を早々に戦場の外に釘付けにするためのものであり、李牧の狙いは大戦の首、つまり**王翦**であると明言します。
これで李牧が信を戦場外に貼り付けることに成功し、王翦の中央軍を貫くスタンバイが整った形となります。
王賁の違和感と気づき
右翼の指揮を引き受けた王賁は、戦況を観察しながら違和感を感じていました。
その違和感の正体は、李牧が逃走しているにも関わらず、兵力で上回る**趙左翼(袁環軍)が全く動いていない**ことでした。
王賁は、趙左翼が始めからそのことを聞かされていた、つまり李牧の逃走が絵図通りだと気づきます。
その結果、李牧の真の狙いは亜光ではなく**信**だということに思い至ります。
司馬尚の出撃
王賁が李牧の真の狙いに気づいたタイミングで、中央の戦場に大きな動きがあります。
趙中央軍を率いる**カンサロ**と**ジ・アガ**が進撃を始めます。
そして、李牧の真の狙いである王翦の首を討つべく、趙中央軍を率いる**司馬尚**が、ついに動き出す描写で話は終わります。
李牧の罠が完成し、王翦の中央軍に危機が迫る。
780話につづく
キングダムネタバレ考察|779話の感想と考察
今回の779話は、李牧の計算された戦略が明らかになる、緊張感溢れる回でした。
まず印象的だったのは、**李牧が信を「障壁となり続けてきた男」と評価した**ことです。
これまで信は、李牧の計画や戦術を幾度となく突破してきました。
李牧がついにそのことを認め、信を最も排除すべき存在だと評価したのは、信の成長を物語る重要な場面です。
そして李牧の戦略の巧妙さ。
信を土塁の砦で戦場外に釘付けにし、真の狙いである王翦の首を討つという二段構えの作戦は、李牧らしい計算された策です。
信は砦を1万で落とせると判断していますが、それでも時間がかかります。
その間に李牧は王翦を討つ算段なのです。
傅抵が3万で信を討つべきだと提案したのに対し、「コスパ悪すぎ」と返した李牧のセリフも印象的でした。
一将軍に過ぎない信に3万を割くより、王翦を討つことを優先するという判断は、冷徹ながら理にかなっています。
王賁の気づきも重要です。
趙左翼が全く動いていないという不自然な状況から、李牧の真の狙いを看破した王賁の観察眼は流石です。
しかし、それに気づいても王賁がどう動けるのか、次回以降の展開が気になります。
そして司馬尚の出撃!
李牧の罠が完成し、王翦の中央軍に最大の危機が迫っています。
不敗の王翦がどのように対応するのか、次回が待ち遠しいです!
キングダムネタバレ779話|アースの感想
信がこれまで李牧の計画を何度も突破してきたこと、李牧がついにそれを認めたってことですよね。
信の成長が李牧に認められた瞬間だと思います。
でも同時に、李牧の戦略の恐ろしさも感じました。
信を土塁の砦で足止めして、その間に王翦を討つって、めちゃくちゃ計算されてますよね。
「コスパ悪すぎ」って言って3万を使わない判断も、冷徹だけど合理的です(;´Д`)
王賁が趙左翼の動きから李牧の真意に気づいたのも凄いです。
でも気づいたところで、王賁がどう動けるのか…
そして司馬尚の出撃!
これ、王翦の中央軍がめちゃくちゃ危ないですよね。
不敗の王翦がどう対応するのか、超気になります。
次回からの展開、楽しみすぎて何も手につきません……
どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!!
キングダムネタバレ779話予想!王翦の中央軍は大丈夫?
今回明らかになった李牧の戦略により、王翦の中央軍に最大の危機が迫っています。
信は土塁の砦に足止めされ、司馬尚率いる趙中央軍が王翦を狙って動き出しました。
不敗の王翦がこの危機をどう乗り越えるのかが最大の焦点です。
王翦は策士として知られていますが、李牧の計算された罠を前にして、どのような対応を見せるのでしょうか。
史実では番吾の戦いで秦国が大敗を喫するとされているため、王翦が苦戦する展開は避けられないかもしれません。
信が砦を落とすまでにどれくらい時間がかかるのかも重要です。
信が早期に砦を落として李牧を追えれば、王翦の援護に間に合う可能性もあります。
また、王賁が李牧の真意に気づいたことで、何らかの形で戦況に影響を与える可能性もあるでしょう。
次回780話では、司馬尚と王翦の激突が描かれるはずです。
李牧の罠は完璧に機能するのか、それとも王翦が逆転の策を見せるのか。
どちらにしても見逃せない展開が待っています!
予想ここまで!
⇛王翦の中央軍、本当に大丈夫なんでしょうか(;´Д`)
ここ、次回の780話は絶対に見逃せませんよ!
司馬尚と王翦の激突はどうなるのか?
次週の780話、超要チェックですよ!
キングダム779話まとめ
- 信が李牧を追い詰めるも、傅抵の妨害と土塁の砦により阻まれる
- 李牧が信を「障壁となり続けてきた男」と評価
- 李牧の真の狙いは王翦の首であることが判明
- 王賁が趙左翼の不自然な動きから李牧の真意に気づく
- 司馬尚が王翦を討つために出撃し、中央軍に危機が迫る
次回780話では司馬尚と王翦の激突が描かれるはずです。皆さんはこの戦い、王翦は李牧の罠を乗り越えられると思いますか?コメントでぜひ教えてください!






