『キングダム』777話「立ちはだかる敵」は、飛信隊が李牧追撃に動き出す衝撃的な回です。
しかしその裏には、李牧が仕掛けた恐るべき罠が隠されていました!
777話「立ちはだかる敵」。
絶好調の飛信隊は、倍以上の袁環軍と互角以上に戦っていました。
そこに河了貂が火急の伝令を持って駆けつけ、李牧がすぐ近くにいることを伝えます。
信は王賁の援軍を信じて1万の兵を率いて李牧追撃に向かいますが、それこそが李牧の狙いでした。
李牧が亜光将軍の強襲に失敗したように見えたのは、実は**飛信隊の李信を誘い出すための囮作戦**だったのです。
自らを餌として、趙にとって最も厄介な存在である信を討つために動いていた李牧。
信の矛が李牧に届こうとしたその瞬間、作戦会議の回想が入り、李牧の真の狙いが明かされます。
777話を見て行きましょう!
キングダムネタバレ考察|777話あらすじ!
絶好調の飛信隊と河了貂の伝令
物語は、絶好調の**飛信隊**の描写から始まります。
飛信隊は現在、**3万人**の軍勢で、倍以上(**7万人**)の**袁環(えんかん)**率いる宜安軍と戦っていますが、**互角かそれ以上**に戦っており、好調な出だしを送っています。
特に、**我呂(がろ)**率いる**赤飛麃**が活躍し、敵の騎兵隊を次々と潰していました。
そこに、**河了貂(かてん)**が自ら信の元へ駆けつけます。
信は驚きましたが、河了貂は説明します。
「**急ぎのあれがあった**」
河了貂が信に伝えた内容は、亜光将軍からの伝令によるものでした。
**李牧がすぐ近くにいる**こと、そして李牧は中央軍の**亜光将軍を自ら強襲したが失敗して脱出中**であること。
さらに、**亜光将軍からの伝令**で「**李牧追撃戦に力を貸せ**」という指示があったことを伝えます。
信は話を聞き、李牧追撃に大いに**乗り気になります**。
河了貂は、李牧を討つための提案をしました。
「**リボ売ったら今回の戦終わるやん**」
信の決断―王賁への絶対的な信頼
追撃部隊として**一万**の兵を抜くという提案に対し、隊の中からは**どよめき**が起こり、懐疑的な声が上がります。
袁環の軍は7万もいるのに1万も兵を連れて行くのか、王翦将軍が指示を出さねば王賁は動かないのではないか、という不安の声です。
これに対し、信は**王賁(おうほん)**の援軍は「**必ず来る**」と断言し、懐疑的な近衛たちへ**一喝**しました。
「**助けに来てくれるに決まっとろうが**」
信は追撃部隊として、足の速い**赤飛麃**と**楚水隊**、さらに**干斗(かんと)たち率いる足の速い歩兵団**を連れて行くことを決めました。
王騎将軍からの借り
出撃前、河了貂は信に対し、「**相手は李牧だ十分気をつけて**」と声をかけ、さらに「**去年の・・・桓騎と岳雷・・・那貴の仇を!**」を取るように伝えます。
信は、王騎将軍の矛を握りしめ、この言葉を受け返答します。
信は心の中で、「**そうだ・・・ずっとあいつだ・・・ずっと立ちはだかる敵は李牧だ**」と考えていました。
そして信は、**自分が討つべき相手を定めた**上で、大声を張り上げて宣言しました。
信の一声で士気を高めた飛信隊は、李牧の元へ進軍を始めます。
李牧の脱出と飛信隊の追撃
一方、李牧は**亜光軍**に包囲されながらも、傅抵(ふてい)らに守られて追撃を防いでいました。
李牧軍は、傅抵隊の援軍の力も借りて、なんとか**包囲を脱し脱出に成功**します。
しかし、逃走経路の**右手へ飛信隊が姿を現し**、**李牧は秦軍から囲まれた形になりました**。
李牧の存在に気づいた信は、李牧を討つべく兵を向けますが、**カイネ**がそれを阻むべく飛信隊の前に立ちはだかり、**足を止められてしまいます**。
しかし我呂が**「邪魔だ女」**と言ってカイネをぶっ飛ばし、信は追撃の手を緩めませんでした。
信は味方に「**途中に構うな**」と指示を出し、**自ら矛を取りカイネ隊を抜けて**李牧の元へと進みます。
傅抵と共に駆ける李牧の姿を見た信は、確信します。
李牧の真の狙い―罠の全貌
信の刃が李牧に届きそうになったその時、場面は開戦前の**李牧たちの作戦会議の回想**に移ります。
李牧は配下に対し、今回の作戦の真意を語っていました。
「**危険は承知ですが強引におびき出すには私という”餌”が一番です**」
**楽彰(がくしょう)**が、その最も厄介な存在になる者とは誰なのか李牧に尋ねると、李牧は答えました。
李牧の一連の行動は、亜光ではなく信を狙うための罠であり、自らを囮として信を誘い出すための作戦だったことが判明し、第777話は幕を閉じます。
李牧の罠にかかった飛信隊、絶体絶命の危機!
778話につづく
キングダムネタバレ考察|777話の感想と考察
今回の777話は、李牧の恐るべき策略が明らかになる、衝撃的な回でした。
まず印象的だったのは、**信の王賁への絶対的な信頼**です。
「何年王賁と付き合ってんだよ」「助けに来てくれるに決まっとろうが」という言葉には、長年の戦友としての絆が感じられます。
互いにライバルでありながら、いざという時には必ず助け合える関係が確立されているのが分かります。
そして「俺は・・・李牧を討って天下の大将軍になる!」という信の宣言。
王騎将軍の矛を握りしめ、ずっと立ちはだかる敵・李牧を討つという強い決意が込められていました。
しかし、それこそが李牧の狙いだったのです。
亜光将軍の強襲失敗は演技で、真の目的は**趙にとって最も厄介な存在である飛信隊の李信を討つこと**。
自らを餌として信を誘い出す李牧の策は、見事に成功してしまいました。
信の矛が届く寸前に明かされる真実という演出も秀逸です。
「届く・・・今度こそ届くぞ」と確信した信でしたが、実は李牧の手の平で踊らされていたという衝撃。
李牧が「危険は承知ですが」と言っていることから、この作戦が李牧自身にとってもリスクの高い賭けだったことが分かります。
しかし、それでも信を討つことを最優先に考えた李牧の判断。
飛信隊がどれほど趙にとって脅威なのか、李牧がどれほど信を警戒しているのかが伝わってきます。
次回、信はこの窮地をどう切り抜けるのか?
王賁の援軍は間に合うのか?
そして李牧の真の策略とは?
目が離せない展開です!
キングダムネタバレ777話|アースの感想
「届く・・・今度こそ届くぞ」って信が確信した直後に、実は罠でしたって明かされるの、演出が最高すぎます。
信の「バカヤロォ 何年王賁と付き合ってんだよ」って一喝、めちゃくちゃカッコよかったですね。
王賁への絶対的な信頼が伝わってきて、二人の関係性の深さを感じました。
そして「俺は・・・李牧を討って天下の大将軍になる!」って宣言。
王騎将軍からの借りを返すため、ずっと立ちはだかる敵・李牧を討つという強い決意が込められていました。
でも、それが李牧の狙いだったって・・・(;´Д`)
李牧が自分を餌にして信を誘い出すなんて、リスク高すぎる作戦ですよね。
でもそれだけ、飛信隊が趙にとって脅威だってことなんでしょう。
「この戦で最も厄介な存在になる敵を最初に狙います」って、李牧が信をどれだけ警戒してるかが分かります。
次回、信はこの窮地をどう切り抜けるのか?
王賁は本当に援軍に来てくれるのか?
李牧の真の策略はまだ隠されているのか?
めちゃくちゃ気になります!
どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!!
キングダムネタバレ777話予想!信は李牧の罠を切り抜けられるのか?
今回の李牧の罠、飛信隊はどのように切り抜けるのでしょうか?
李牧が自らを餌にして信を誘い出した以上、周到な準備がなされているはずです。
おそらく李牧の周囲には、信を討つための精鋭部隊が待ち構えているでしょう。
しかし、信には王賁の援軍があります。
信が「助けに来てくれるに決まっとろうが」と断言した王賁の援軍が、この危機を救う鍵になるはずです。
王賁は王翦の息子であり、戦況を読む力に長けています。
信が李牧追撃に向かったことを察知し、すでに動き始めている可能性もあるでしょう。
また、羌瘣も動かないと言っていましたが、信の危機となれば話は別かもしれません。
羌瘣が信を救うために動く展開も考えられます。
そして河了貂の戦術眼。
彼女は李牧の策略を見抜けるのか、それとも信を救うための新たな策を編み出すのか。
飛信隊の知恵と勇気が試される場面になるでしょう。
次回778話では、李牧の罠の全貌が明らかになり、飛信隊が絶体絶命の危機に陥るはずです。
しかし信は、これまでも数々の危機を乗り越えてきました。
王賁、羌瘣、河了貂、そして飛信隊全員の力で、この危機を切り抜けることを期待します!
予想ここまで!
⇛李牧の罠、本当に怖いですよね(;´Д`)
ここ、次回の778話は絶対に見逃せませんよ!
信は李牧の罠を切り抜けられるのか?
次週の778話、超要チェックですよ!
キングダム777話まとめ
- 飛信隊が袁環軍と互角以上に戦い、絶好調の滑り出し
 - 河了貂が李牧追撃の伝令を持って駆けつける
 - 信が王賁の援軍を信じて1万の兵を率いて李牧追撃に向かう
 - 「俺は・・・李牧を討って天下の大将軍になる!」と信が宣言
 - 李牧の真の狙いは亜光ではなく、飛信隊の李信を討つことだった
 - 自らを餌にして信を誘い出す李牧の罠が明らかに!
 
次回778話では李牧の罠の全貌が明らかになるはずです。皆さんは信がこの危機を切り抜けられると思いますか?コメントでぜひ教えてください!







