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キングダム774話「予想の上」ネタバレ考察|亜光の決断と李牧の誘い・飛信隊の戦略

アース
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○月○日発売ヤングジャンプ○号掲載の「キングダム774話」の内容と考察です。

『キングダム』774話「予想の上」は、番吾の戦い(第二次趙北部攻略戦)がついに開戦する重要な回です。

秦軍右翼の飛信隊が口火を切り、左翼の楊端和軍も突撃を開始。そして中央では李牧の「誘い」に亜光が食いつく緊迫の展開に!

774話「予想の上」。

頭佐平原にて秦軍と趙軍が真っ向勝負の構えとなり、ついに開戦の火蓋が切られました。

飛信隊は李信の単騎突撃により敵陣に深く押し込み、河了貂は「李牧の想像を超えた働き」の必要性を認識します。

左翼では楊端和軍が矢の雨を受けながらも突進し、趙右翼の馬南慈が出陣。

そして中央では、森の中に李牧の姿を発見した亜光が、それが「誘い」と承知の上で突進を開始します。

4年前の朱海平原で麻鉱が討たれた悲劇が再び繰り返されるのか?

王翦と王賁が危惧する中、亜光は李牧の首を取るべく進路を変更しました。

一方、王都・咸陽では嬴政が「この戦いに勝たねば、秦は中華制覇の道からとてつもなく大きく後退する」と、信に勝利を託していました。

774話を見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|774話あらすじ!

飛信隊の猛攻と袁環の迎撃

番吾の戦いの開戦の口火を切ったのは、秦軍右翼に配置された飛信隊でした。

飛信隊の隊長・李信は自ら最前線に立ち、**敵陣に単騎突撃を敢行**し、凄まじい突破力(猛威)を振るいます。

新兵たちは将軍である信があまりにも前線に出すぎていることに不安を感じ、**「将軍自らあんな前に出て大丈夫か!?」**と心配しました。

しかし古参兵の干斗(または田永)は新兵たちを落ち着かせます。

「**他所じゃ非常識でも、ここじゃ常識だ。だから強ェ。それが飛信隊だ**」

対する趙左翼を率いる袁環将軍は、飛信隊の力を認めつつも兵力差で押し返そうとします。

「**噂にたがわぬ力**」

「**いかに手練れであろうと所詮三万、我らは七万!** しかも士気は侵略者のやつらよりはるかに高い!我らの怒りの力を存分にたたきつけてやれェい」

袁環は兵力が飛信隊の倍以上となる七万であることを強調し、士気の高さを頼りに兵士たちを鼓舞して迎撃体制を整えました。

河了貂の戦況分析―「予想の上」を行く

飛信隊の軍師・河了貂は、この戦いにおける飛信隊の役割について深く考察していました。

「**左右・中央三面の中で、最も難しい局面で始まったのがこの右だ**」

河了貂は、趙軍側がこの右翼の戦場を**「一番計算が立つ面」**(最も突破されないであろう戦場)と見ているはずだと分析します。

だからこそ、飛信隊が**敵の「予想の上を行く働き」**をすることが重要だと考えました。

河了貂は朱海平原の戦いを回想します。

「去年 あの絶対絶命の包囲の中で右の飛信隊が左の楽華に合流するという**信の奇策**で何とか難を逃れた」

「あれは李牧の想像を超えた動きだったからだ」

「そう **李牧に勝つには李牧の想像にない程の動き・働きをしないといけない**」

河了貂は決意を新たにします。

「**それをやるのが飛信隊だ**」

「この戦いは**右翼から崩して**李牧に勝利するんだ——」

飛信隊の突破が、秦軍勝利の鍵を握っていることが示唆される重要な場面でした。

楊端和軍の突撃と趙右翼の応戦

秦右翼の動きに続き、秦左翼を率いる楊端和も突撃を開始しました。

山の民軍が突進すると、趙軍の瞬水樹は待ってましたとばかりに**矢の雨を降らせ**ます。

矢に撃たれる山の民軍を見て、趙将・骨珉伯は大笑いしました。

「**やっぱり猿だ**」

しかし山の民はひるむことなく突進を続け、趙軍の一部に混乱が生じます。

瞬水樹は冷静さを保ち、混乱する兵士たちをなだめました。

「**落ち着いて戦え、奴らの勢いは波がある**」

山の民軍が突入したのを見て、趙右翼の馬南慈も満を持して出陣します。

「**西の異民族の力、見せてもらおうかのォ**」

左翼でも本格的な戦いが始まる様相を見せています

李牧の「誘い」と亜光の決断

戦場が左右で激しく動き出す中、秦と趙の中央軍は静寂を保っていました。

しかし、秦中央軍の亜光軍が先陣を切って動き出します。

これに対し、趙中央軍の楽彰軍(司馬尚の側近)が対応しますが、両軍は速度を上げずに**「位置合わせ」**を行っているように見えました。

王翦はこれを見て「趙は何かを狙っている」と不審に思い、王賁も4年前の朱海平原の戦いで李牧が麻鉱を討ち取った奇襲を思い出します。

王賁は**亜光が狙われている可能性**に気づき、副長の番陽に指示を出しました。

「**何かあったらいつでも亜光軍の援軍に走れるよう準備しておけ**」

その瞬間、亜光は自軍の右側の森に、趙の遊撃隊を率いる李牧の存在を発見します。

王翦は心の中で警鐘を鳴らしました。

「**惑わされるな亜光、それは”誘い”だ!**」

しかし、亜光はこれが罠であることを理解した上で、驚くべき決断を下します。

「とにかく正面からぶつかるということなら**容赦なく砕くまでだ**」

「**”誘い”は百も承知!だがこの亜光に対して、その誘いは命とりだぞ李牧!**」

亜光は正面の楽彰軍との衝突を止め、**進路を右方へ変え、李牧の首を取るべく突進**を始めました。

咸陽での嬴政の思い

番吾での開戦の報せは、王都・咸陽にも届いていました。

家来は嬴政に報告します。

「今回は北東部軍も東へ通過し、趙軍の大がかりな罠もなく、番吾の前の頭佐平原にて両軍広く展開して、真っ向勝負になると!」

嬴政は「**して今の秦軍の様子は**」と尋ね、家来は「**今頃はもう、開戦しているものと…**」と答えました。

家臣たちは口々に秦軍の勝利を確信します。

「**王翦・楊端和は無敗の将だ!そして、王賁・李信の才能ある若い将もわきを固める**」

「**必ずや李牧軍を倒し、番吾を落とすであろう**」

しかし、嬴政は心の中で重大な懸念を抱いていました。

「**この戦いに勝たねば、秦は中華制覇の道からとてつもなく大きく後退する**」

「頼んだぞ…**信**」

番吾の戦い、運命の幕開け

775話につづく

キングダムネタバレ考察|774話の感想と考察

今回の774話は、番吾の戦いの開戦と同時に、各戦線の思惑が交錯する緊迫の回でした。

まず印象的だったのは、**飛信隊の戦闘スタイルが確立されている**ことです。

「将軍自らあんな前に出て」と心配する新兵に対し、古参兵が「他所じゃ非常識でも、ここじゃ常識だ。だから強ェ。それが飛信隊だ」と答える場面。

これこそが飛信隊の強さの源泉であり、信という将の個性が軍全体に浸透していることを示しています

そして河了貂の戦況分析。

「李牧に勝つには李牧の想像にない程の動き・働きをしないといけない」という言葉には、朱海平原の戦いで学んだ教訓が生きています。

飛信隊が「予想の上」を行く働きをすることで、右翼から戦局を崩すという明確な目標が示されました。

しかし、最も衝撃的だったのは**亜光の決断**です。

李牧の「誘い」と承知の上で、あえて森の中の李牧に向かって突進するという選択。

4年前の朱海平原で麻鉱が討たれた悲劇が、再び繰り返されるのではないかという不安が頭をよぎります。

王翦が「惑わされるな」と念じ、王賁が援軍の準備を指示している中での亜光の突進。

これは武人としての誇りからくる決断なのか、それとも李牧の策を上回る自信があるのか。

亜光が李牧の首を取るのか、それとも李牧の罠にはまるのか、次回以降の展開が非常に気になります

そして嬴政の「この戦いに勝たねば、秦は中華制覇の道からとてつもなく大きく後退する」という言葉。

この戦いがいかに重要なものであるか、そして敗北が許されない戦いであることが強調されています。

番吾の戦い、ついに本格的に始動しました!

キングダムネタバレ774話|アースの感想

アース
アース
亜光がまさかの突進!これはヤバい展開です!

「”誘い”は百も承知!だがこの亜光に対して、その誘いは命とりだぞ李牧!」って、めちゃくちゃカッコいいセリフなんですけど、不安しかないです(;´Д`)

だって4年前、麻鉱が李牧の奇襲で討たれたのと同じ状況じゃないですか!

王翦が「惑わされるな」って念じてるし、王賁も援軍の準備してるし、みんな心配してるのに亜光は突っ込んじゃった…

でも、亜光は「誘い」と分かった上で行ってるんですよね。

何か勝算があるのか、それとも武人としての誇りから李牧の挑戦を受けて立ったのか。

もし亜光が討たれたら、秦軍の中央が崩壊しちゃいますよね

そして河了貂の「李牧の想像を超えた動き」っていう分析も重要です。

飛信隊が右翼から崩すっていう戦略、成功するのか気になります。

袁環軍は七万もいるし、簡単には崩せなさそうですよね。

でも信の奇策があれば、何かやってくれそうな気もします!

左翼の楊端和軍も矢の雨を受けながら突進してるし、馬南慈も出てきたし、こっちも激戦になりそうです。

そして嬴政の「頼んだぞ…信」っていう言葉が重いです。

秦の命運がこの戦いにかかってるんですよね

次回775話、絶対に見逃せません!

亜光がどうなるのか、飛信隊が「予想の上」を行けるのか、超気になります!

皆さんはどう思いますか?コメントで教えてください!

キングダムネタバレ774話予想!亜光の運命は?

今回の774話で最も気になるのは、**亜光が李牧の「誘い」に食いついた**ことです。

この決断が吉と出るのか、それとも凶と出るのか?

4年前の朱海平原の戦いでは、李牧の奇襲により麻鉱が討たれ、秦軍は大きな打撃を受けました。

今回も同じような展開になるのではないかという不安があります。

しかし、亜光は「”誘い”は百も承知」と言っています。

つまり、亜光は罠であることを理解した上で、何らかの勝算があって突進している可能性があります。

もしかしたら、李牧の策を逆手に取って、李牧を討ち取る絶好の機会と判断したのかもしれません。

ただし、李牧もまた「趙三大天」として知られる名将。

亜光が「誘い」と分かって来ることまで計算している可能性も十分にあります

王賁が援軍の準備を指示していることから、次回以降、王賁が亜光を救うために動く展開もありえます。

一方、飛信隊の働きも重要です。

河了貂が「右翼から崩して李牧に勝利する」と考えているように、飛信隊が袁環軍を突破し、李牧の想像を超えた動きを見せることで、戦局が大きく変わる可能性があります。

そして楊端和軍の戦いも見逃せません。

馬南慈との激突がどうなるのか、犬戎族の力がどのように発揮されるのか。

左翼での戦いも、戦局全体に大きな影響を与えるはずです。

次回775話では、亜光と李牧の対決が本格化するはずです。

亜光が李牧を討つのか、それとも李牧の罠にはまるのか。

どちらにしても、戦局が大きく動く展開になるでしょう!

予想ここまで!

⇛亜光の決断、本当にドキドキしますよね(;´Д`)

ここ、次回の775話は絶対に見逃せませんよ!

亜光と李牧の対決はどうなるのか?

次週の775話、超要チェックですよ!

キングダム774話まとめ

  • 飛信隊が開戦の口火を切り、李信が単騎突撃で敵陣に深く押し込む
  • 河了貂が「李牧の想像を超えた働き」の必要性を認識し、右翼から崩す戦略を固める
  • 楊端和軍が矢の雨を受けながら突進し、馬南慈が出陣
  • 亜光が李牧の「誘い」と承知の上で、李牧の首を取るべく突進を開始
  • 嬴政が「この戦いに勝たねば、秦は中華制覇の道からとてつもなく後退する」と、信に勝利を託す

次回775話では亜光と李牧の対決が本格化するはずです。

皆さんは亜光が李牧を討てると思いますか?

それとも罠にはまってしまうのでしょうか?

コメントでぜひ教えてください!

キングダムネタバレ考察!全話あらすじ解説まとめキングダムネタバレ考察...

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