キングダム

キングダム772話「それぞれの武運」ネタバレ考察|李牧とカイネの告白フラグと番吾開戦

アース
アース
11月7日発売ヤングジャンプ50号掲載の「キングダム772話」の内容と考察です。

『キングダム』772話「それぞれの武運」は、李牧とカイネの関係が大きく進展し、番吾の戦いが開戦直前となる感動的な回です。

李牧が戦後にカイネへ告白する決意を固め、秦軍と趙軍がそれぞれの武運を賭けて激突する、緊張感溢れる展開となります!

772話「それぞれの武運」。

趙軍では李牧が馬南慈と結婚について語り合い、カイネへの想いを明かします。

一方、秦軍では王翦軍、楊端和軍、玉鳳隊、飛信隊が出陣準備を整え、それぞれが李牧との戦いに向けて決意を新たにしました。

李牧は宜安の戦いを「前哨戦」と位置づけ、今回の番吾の戦いこそが「本命」であると明言します。

この戦いで趙が勝利すれば、秦の中華統一の夢は完全に潰えると自信を見せる李牧。

しかし、戦いが終わったらカイネに告白すると約束したその言葉は、読者の間で「死亡フラグ」として大きな話題となりました。

772話を見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|772話あらすじ!

李牧の戦略―「本命」は番吾の戦い

趙軍の各軍が出陣し始めた頃、馬南慈が李牧に報告に訪れます。

馬南慈は李牧に対し、やはり今回の番吾の戦いが「本命」であることを確認しました。

李牧は桓騎を破った宜安の戦いを前哨戦のようなものと位置づけ、番吾の戦いこそが秦にとって絶対に負けが許されない戦いだと語ります。

「**この第二戦こそ秦にとっては絶対に負けが許されない戦いです**」

「**しかしこの戦いでも我らが勝利する**」

「**そうすれば秦は以降大軍を興せぬ程の深刻な打撃を受けることになり中華統一など夢のまた夢だ**」

李牧は秦軍が宜安の時よりも戦力を増やし、六大将軍である王翦と楊端和の二人体制で挑んでくることを正確に読んでいました。

馬南慈は李牧が宜安と番吾を「対(つい)」として作戦を練っていたことを知り、**恐ろしい人物だ**と評しています。

李牧とカイネ―結婚の話と真意

報告を終えた後、馬南慈は突然、李牧に**結婚する意志があるか**と問いかけます。

李牧は現在、宰相、三大天、武安の城主という趙王に次ぐ高貴な地位にあり、世継ぎのことを考え、血筋を盤石にして家臣を安心させるべきだと馬南慈は進言します。

縁談の相手は趙の貴族・公族の子女や、他国の王女からも来ていました。

この会話を、李牧を探しに来た**カイネ**が軍議部屋の扉の外で聞いていました。

カイネは、李牧が桓騎との戦いの際に自分を救ってくれた行動の意味を知りたいと思っていましたが、馬南慈の話を聞き、李牧ほどの人物の伴侶は王侯貴族であるのが当然だと納得します。

彼女は自分が羊飼いの娘であり、李牧の優しさを**「勘違いしていた」**と悟り、**失恋のショックで涙を流します**。

しかし、李牧は馬南慈に対し、戦争がある程度片付いたら、**武安城主の地位を含め「全てを辞職して」雁門(がんもん)に戻る**つもりだと明かします。

姫君を娶る決意が変わらない李牧に、馬南慈が誰を伴侶にするのかと尋ねると、李牧は答えます。

「**昔からよく知っていて**、**ずっと苦楽を共にしている者**」

「**側にいて安心する者**」

「**私が雁門に赴任して一番の幸運は彼女と出会ったことです**」

馬南慈は、李牧がカイネのことを指していると察し、「彼女は**本当のあなた**を支えることができる唯一の人間です」と賛同し、雁門の民は皆喜ぶだろうと伝えます。

李牧は、**番吾の戦いが終わったらカイネに告白する**つもりだと馬南慈に約束しました。

これを聞いたカイネは、**喜びの涙**を流します。

秦軍の出陣準備―王翦軍と楊端和軍

趙軍が広範囲に展開しているとの情報が秦軍にも届き、両軍は戦闘準備に入ります。

今回の戦いは**広域戦**として開幕することになります。

王翦軍の将たちは、李牧への警戒を強めつつも、**「常勝」王翦軍**という矜持から戦意を高めています。

幹部の一人である倉央は、王翦が六大将軍の序列で第三位であることに不満を漏らし、番吾攻めで武功をあげることで王翦を六将筆頭に押し上げようと気勢を上げていました。

楊端和率いる山の民は、以前敵対していた**犬戎軍を仲間に加え**、戦力を増強しています。

バジオウ、タジフ、シュウメンらが先陣に立ち、逸る者たちを抑えます。

玉鳳隊と飛信隊―最強の決意

王賁は、**第一子「離(り)」が生まれた**ことで気合が入っており、**今の玉鳳は最強だ**として、李牧の首を取るのだと戦意をみなぎらせていました。

関常は「若は自分から死地に飛び込むのだから、死を恐れるくらいでよいのだ」と心配していましたが、王賁の覚悟は揺るぎません。

飛信隊は新兵の加入による指示系統の調整を行いつつ前進しています。

信は羌瘣の元へ向かい、照れる彼女に声をかけます。

「**去年以上にこの趙北部の戦いには中華全土が注目している**」

「**そんな中で見せつけてやろうぜ羌瘣**」

「**飛信隊が一番強ェって**」

「**李信と羌瘣が最強だってよ**」

羌瘣は笑顔で応じ、「**ああ**」と言いながら拳を握って見せました。

秦軍は地平の向こうに趙軍の姿を捉え、ついに開戦が迫る場面で物語は終わります。

秦軍は勝利への覚悟を持っていますが、趙軍が圧倒的に有利であるという前提が示されています。

番吾の戦い、ついに開戦へ

773話につづく

キングダムネタバレ考察|772話の感想と考察

今回の772話は、李牧とカイネの関係が大きく進展した、感動的な回でした。

まず印象的だったのは、**李牧の戦略眼の鋭さ**です。

宜安の戦いはあくまで前哨戦であり、番吾の戦いこそが本命だと見抜いていた李牧。

王翦と楊端和の二人体制で来ることまで予測していたというのは、さすがとしか言いようがありません。

そして何より感動的だったのが、**李牧とカイネの関係**です。

カイネが扉の外で涙を流すシーンは切なく、李牧が「彼女と出会ったことが一番の幸運」と語るシーンは感動的でした。

「**私が雁門に赴任して一番の幸運は彼女と出会ったことです**」

この言葉には、李牧のカイネに対する深い愛情が込められています。

しかし、「戦いが終わったら告白する」という李牧の発言は、典型的な死亡フラグとして読者の間で話題になっています。

李牧は史実で処刑される悲劇的な末路を辿るため、カイネとの結婚が実現するのか、それとも悲劇が待っているのか、非常に気になります。

一方、秦軍側も熱い展開でした。

王賁が父親になったことで「今の玉鳳は最強だ」と宣言し、信と羌瘣が「最強だってよ」と決意を新たにするシーンは、二人の成長と絆が感じられる素晴らしいシーンでした。

そして考察のポイントとして注目されているのが、**羌瘣の存在**です。

李牧は李信や飛信隊の情報を把握していますが、羌瘣の真の実力(桁外れの戦闘力、鋭い勘、優秀な戦術脳)についてはほとんど知らないことが、李牧の最大の誤算となる可能性があります。

司馬尚や青歌軍という最強の切り札を投入している趙軍に対し、秦軍が勝利するための鍵は羌瘣かもしれません。

番吾の戦い、いよいよ開戦です!

キングダムネタバレ772話|アースの感想

アース
アース
李牧とカイネのシーン、泣けました(;´Д`)

「彼女と出会ったことが一番の幸運」って、もう完全にプロポーズじゃないですか!

カイネが扉の外で涙を流すシーンも、喜びの涙を流すシーンも、どちらも感動的でした。

でも、「戦いが終わったら告白する」って、これ完全に死亡フラグですよね…

李牧は史実で処刑されてしまうので、カイネとの幸せな未来が本当に待っているのか心配です。

ただ、李牧には史実で孫の李左車がいるので、カイネとの間に子供が生まれる可能性もあるんですよね。

そうなってくれることを祈ります!

そして信と羌瘣のシーンも最高でした!

「飛信隊が一番強ェって」「李信と羌瘣が最強だってよ」って、二人の絆が感じられて良いですよね。

羌瘣が李牧の誤算になるという考察も納得です。

李牧は羌瘣の真の実力を知らないので、ここが秦軍の勝機になるかもしれません。

王賁が父親になって「今の玉鳳は最強だ」って宣言するのもカッコよかったです。

番吾の戦い、いよいよ開戦ですね。

李牧とカイネの関係がどうなるのか、秦軍は本当に勝てるのか、次回が気になりすぎます!

どうなるのか予想やご意見ぜひ教えて下さい!!

キングダムネタバレ772話予想!番吾の戦いの行方は?

今回の番吾の戦い、李牧とカイネの関係はどうなるのでしょうか?

李牧が「戦いが終わったら告白する」と約束したことで、読者の間では「死亡フラグ」として大きな話題になっています。

李牧は史実で趙王に処刑されるという悲劇的な末路を辿るため、カイネとの結婚が実現するのか非常に気になります。

ただし、李牧には史実で孫の李左車がいるため、カイネとの間に子供が生まれる可能性も十分にあります。

番吾の戦いで李牧が生き延び、一時的にでもカイネと幸せな時間を過ごせることを願います。

そして戦いの行方についてです。

李牧は司馬尚や青歌軍という最強の切り札を投入しており、趙軍が圧倒的に有利な状況です。

しかし、李牧の最大の誤算は羌瘣の存在かもしれません。

李牧は李信や飛信隊の情報を把握していますが、羌瘣の真の実力については知らない可能性が高いです。

羌瘣の桁外れの戦闘力、鋭い勘、優秀な戦術脳が李牧の予想を超えれば、秦軍の生存率は高くなるでしょう。

また、キタリとメラ族が壁を救出した後、趙軍の手薄なところを狙って参戦する可能性もあります。

秦軍が勝利するためには、「別の部隊を用意して趙軍の手薄なところを狙うこと」と、「司馬尚の首を取ること」の二つが鍵となるでしょう。

次回773話では、番吾での戦いが本格的に始まるはずです。

李牧とカイネの関係、羌瘣の活躍、そして壁の救出劇。

どの展開も見逃せません!

予想ここまで!

⇛番吾の戦い、本当に楽しみですよね(;´Д`)

ここ、次回の773話は絶対に見逃せませんよ!

李牧とカイネの関係はどうなるのか?

次週の773話、超要チェックですよ!

キングダム772話まとめ

  • 李牧が番吾の戦いを「本命」と位置づけ、秦の中華統一を阻止する決意を固める
  • 李牧がカイネへの想いを明かし、戦後に告白すると約束(死亡フラグ?)
  • 王翦軍、楊端和軍が出陣準備を整え、広域戦として開戦へ
  • 王賁が父親になり「今の玉鳳は最強だ」と宣言
  • 信と羌瘣が「飛信隊が一番強ェ」「李信と羌瘣が最強だ」と決意を新たに
  • 秦軍と趙軍がついに激突寸前、番吾の戦いが開戦へ

次回773話では番吾での戦いが本格的に始まるはずです。皆さんは李牧とカイネの関係、どうなると思いますか?そして秦軍は勝てると思いますか?コメントでぜひ教えてください!

キングダムネタバレ考察!全話あらすじ解説まとめキングダムネタバレ考察...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です