**『キングダム』768話「二人の約束」は、信から羌瘣への感動的なプロポーズと、史上最大の激戦「番吾の戦い」の開幕が描かれる重要なエピソードです。**
**768話「二人の約束」。**
尾平と東美の結婚式が終わった翌朝、信は眠っていた羌瘣を起こし、ある場所へ連れて行きます。
そこで信が羌瘣に告げた言葉とは――。
そして、李牧・司馬尚を相手にする史上最大の激戦が幕を開けることに。
前回の尾平の結婚式という慶事から一転、信と羌瘣の未来を左右する重大な約束が交わされます。
そして物語は再び、戦場へと舞台を移していきます。
768話を見て行きましょう!
キングダムネタバレ考察|768話あらすじ!
信が羌瘣を連れて行った場所
尾平と東美の結婚式の宴が夜通し行われた翌朝、まだ皆が寝静まっている早朝のこと。
信は眠っていた**羌瘣**を起こして、ある場所へ連れて行きます。
その場所とは――**信と漂が5歳から約10年間一緒に暮らしていた、里典の家のボロボロの小屋**でした。
・信と漂が天下の大将軍になる夢を寝落ちするまで語り合った場所
・信の原風景やルーツともいえる場所
・城戸村に帰るなら、羌瘣に自分が生まれ育った場所を見せたかった
信は羌瘣に、城戸村に帰るならこの場所を**見せたかった**と語ります。
信の決意とプロポーズ
信は羌瘣を小屋に連れてきた理由を語り始めました。
「いつどうなるか分からねェんだな」
「**生きているうちにやれることはやっておかねーと後悔する**」
桓騎の死が、信に「明日は我が身」という現実を突きつけたのです。
そして信は、小屋の前で羌瘣に向き直り、こう告げました。
突然の**プロポーズ**に、羌瘣は目を丸くして驚きます。
羌瘣の困惑と不安
信は「返事は今でなくていい。嫌だったら嫌っつってくれても構わない」と伝えます。
羌瘣は「嫌じゃないけど」と前置きしつつ、こう吐露しました。
信が「お前は死なねェよ」と返すと、羌瘣は叫びます。
羌瘣の本音が明らかになりました。
戦いの場で死を恐れると弱くなる――お互いのことが気になって弱くなることを、羌瘣は懸念していたのです。
信の答え「この約束は二人を強くする」
羌瘣の不安に対し、信は力強く答えます。
「**この約束は二人を強くする**んだ」
信は、中華統一の後も共に生きていく約束があることで、**生きる活力になる**と確信していました。
死への恐怖ではなく、生きる希望になると――。
約束の保留と里典一家の乱入
いい雰囲気になっていた二人でしたが、その傍で**里典一家がドア越しに盗み聞きしていました**。
そして戸を破って倒れ込んだことで、雰囲気は一瞬にして霧散します。
羌瘣は信に対し、胸の内を語りました。
「だから急には進めない」
蚩尤として育てられた羌瘣にとって、「人並みの幸せ」を受け入れることは簡単ではありませんでした。
プロポーズの返事は**保留**に。
信は「わかっている」「返事はいつでもいい」と優しく理解を示します。
羌瘣からの約束
信が育った小屋を見た羌瘣は、自分も約束をします。
ただし、蚩尤の村は男子禁制のため、信が入れば殺されるかもしれないと冗談めかして言います。
信は嬉しそうに「**約束な**」と返しました。
飛信隊の再始動
尾平の結婚式から数日後。
飛信隊は次の戦いに向けた**激しい練兵**を開始しました。
・宜安攻めでの大敗後に大いに補充された新兵たちを鍛え上げる
・雪の季節になっても容赦なく訓練が続く
・**李牧に二度と負けぬため**、より強く進化するため
これは単なる兵力回復ではなく、飛信隊の進化でした。
第二次趙北部攻略戦「番吾の戦い」開幕
年が明けて**紀元前232年**(始皇十五年)。
秦国は再び趙北部攻略に**大軍を動員**します。
今回の秦軍の狙いは、宜安よりも西の大都市「**番吾**(ばんご)」です。
・**李牧**
・**青歌 司馬尚本軍**
そしてナレーションで、衝撃的な事実が語られます。
史上最大の激戦の幕が、今開かれました。
キングダムネタバレ考察|768話の感想と考察
今回の768話は、信と羌瘣の関係性が大きく前進した重要回でした。
そして同時に、史上最大の激戦が始まる予感を感じさせる緊張感のあるエピソードです。
特に印象的だったのは、信のプロポーズシーンです。
信が「中華統一後に結婚してほしい」と告げた場所が、漂との思い出の小屋だったのが素晴らしい。
信にとって最も大切な場所で、最も大切な人に、最も大切な約束をする――この演出が本当に良かったです。
そして信が羌瘣をこの場所に連れてきた理由が「**桓騎の死**」だったのも深い。
絶対死なないと思っていた桓騎が死んだことで、「いつどうなるか分からない」と痛感した信。
だからこそ、生きているうちにやれることはやっておこうと決意したのです。
羌瘣の「お前が死ぬのが怖い」という叫びも胸に刺さりました。
戦いで死を恐れると弱くなる――だからこそ、幸せな未来を約束することが怖い。
この羌瘣の心理は、蚩尤として育てられた彼女らしい考え方です。
でも信は「この約束は二人を強くする」と断言しました。
死への恐怖ではなく、生きる活力になる――この信の言葉は、本当に信らしい前向きさです。
羌瘣がプロポーズの返事を保留にしたのも納得できます。
「戦うこと以外はきっと臆病だ」という言葉に、羌瘣の複雑な心境が表れています。
蚩尤として育てられ、「人並みの幸せなど望んではいけない」というブロックを自分にかけている羌瘣。
そのブロックを外すには、まだ時間が必要なのでしょう。
でも羌瘣も「象姉との思い出の場所を見せたい」と約束しました。
これは羌瘣なりの、信への答えだと思います。
そして後半、いよいよ「**番吾の戦い**」が開幕。
史書に「秦軍に最大規模の犠牲を出した」と記される大戦――。
李牧と司馬尚本軍が揃って迎え撃つこの戦いが、どれほどの激戦になるのか。
信と羌瘣の約束は、この戦いを生き延びた先にあります。
だからこそ、二人が無事に生き残れるのか、読者としても祈るような気持ちになりますね。
キングダムネタバレ768話|アースの感想
いや、めちゃくちゃ良かったです(;´Д`)
信が羌瘣を連れて行った場所が、漂との思い出の小屋っていうのが最高でした。
信にとって一番大切な場所で、羌瘣にプロポーズするって、もう完璧な演出ですよね。
そして「この約束は二人を強くする」っていう信の言葉がカッコよすぎます!
羌瘣が「お前が死ぬのが怖い」って叫ぶシーンは泣けました。
羌瘣の本音が出た瞬間でしたね。
戦場で死を恐れると弱くなるから、幸せな未来を約束することが怖い――この心理が羌瘣らしい。
でも信は「強くなる」って断言するんですよ。
この二人の対比が本当に良い。
羌瘣が返事を保留にしたのも納得です。
蚩尤として育てられた羌瘣にとって、「人並みの幸せ」を受け入れるのは簡単じゃない。
でも「象姉との場所を見せたい」って約束したのは、羌瘣なりの答えだと思います。
そして里典一家の盗み聞きからの乱入は笑いました(笑)
いい雰囲気をぶち壊すタイミング!
でもこういうコメディ要素があるから、キングダムは読みやすいんですよね。
そして後半、いよいよ「番吾の戦い」が開幕!
史書に「秦軍最大規模の犠牲」って記されてる戦いって、どんだけヤバいんですか(;´Д`)
李牧と司馬尚本軍が揃って迎え撃つとか、絶望的すぎます。
信と羌瘣の約束が叶うためには、この戦いを生き延びなきゃいけない。
二人とも絶対に死なないでほしいです!
次回からは本格的な戦闘シーンが始まるはず。
史上最大の激戦、どんな展開になるのか超楽しみです!
皆さんの感想もぜひコメントで教えてください!!
キングダムネタバレ768話予想!次回の展開は?
768話で「番吾の戦い」が開幕しました。
次回769話では、いよいよ戦闘が本格化するはずです。
最も注目すべきは、司馬尚本軍の強さです。
これまで趙の三大天として名前だけは登場していた司馬尚ですが、ついに本格的に戦場に登場します。
李牧と司馬尚の二枚看板が揃った趙軍は、これまでとは比べ物にならないほど強力でしょう。
秦軍側の布陣も気になります。
飛信隊はもちろん参戦するでしょうが、他にどの将軍が投入されるのか。
王翦や楊端和など、主力級の将軍が総動員される可能性が高いです。
そして何より、「史上最大規模の犠牲」という言葉が気になります。
秦軍がどれほどの被害を受けるのか――。
主要キャラクターの中にも、命を落とす者が出るかもしれません。
信と羌瘣の約束が叶うためには、この戦いを生き延びなければなりません。
二人の運命は、この「番吾の戦い」にかかっています。
予想ここまで!
⇛次回769話、いよいよ「番吾の戦い」本格始動!
司馬尚の強さと、秦軍の布陣に注目です(;´Д`)
史上最大の激戦、超要チェックですよ!
キングダム768話まとめ
- 信が羌瘣を漂との思い出の小屋に連れて行く
- 信が羌瘣に「中華統一後に結婚してほしい」とプロポーズ
- 羌瘣は「お前が死ぬのが怖い」と本音を吐露
- 信は「この約束は二人を強くする」と断言
- 羌瘣はプロポーズの返事を保留に
- 羌瘣も「象姉との思い出の場所を見せたい」と約束
- 飛信隊が激しい練兵を開始
- 紀元前232年、秦軍が番吾を攻める第二次趙北部攻略戦が開始
- 李牧と司馬尚本軍が迎え撃つ
- 「番吾の戦い」は史上秦軍最大規模の犠牲を出した大戦
次回769話では「番吾の戦い」が本格化するはずです。
李牧と司馬尚の強さ、そして信と羌瘣は無事に約束を果たせるのか――目が離せません!
皆さんの予想もぜひコメントで教えてください!







