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キングダム去亥(きょがい)は死亡した?声優と名場面を紹介!大きな役割「ツッコミ」を解説

アース
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飛信隊最古参の一人去亥(きょがい)を紹介!

「キングダム」の去亥(きょがい)と聞いてパッと顔を思い出せる人は、けっこう読み込んでいる人だろうな、と思いますよね。

1回読んだだけで覚える事は難しいでしょうし、そう思えるくらいのポジションなんじゃないかなとアースはイメージしています。

それでも覚えている人は、覚えているでしょう。

あの名シーンにも、登場しているんですから。

さらに、あの的確なツッコミが好きな人は間違いなく覚えちゃってると思います!

飛信隊最古参の一人、去亥。

順番に見て行きましょう!

キングダム去亥(きょがい)とは

項目内容
名前去亥(きょがい)
初登場11巻/馬陽の戦い
最期57巻/朱海平原(龐煖に討たれる)
役割飛信隊古参・ツッコミ役・騎馬隊長
声優奥村 翔(マウスプロモーション)

キングダム11巻:去亥 初登場アップ

「キングダム」11巻より

顔に大きなヤケド?の跡とちょんまげという、イカツイ風貌な去亥。

去亥の初登場は、馬陽の戦いが始まる11巻となっています。

飛信隊という名前となる前の、特殊百人隊の第17伍長として登場。

「もともと口が悪く気難しい人物」と、竜有と共に解説されています。

説明が無くても「気難しそう」なのは、その風貌からも感じられますよね(笑)

いっぽうで「戦になれば腕は確か」とも評価されており、その通りに去亥は蛇甘平原の戦いを生き残ります。

騎馬隊を率いる長として活躍。

飛信隊の幹部の一人として、信を支える人物となっていきます。

いっぽうでもともと口が悪いという性質から、信へのツッコミ役としても活躍。

山陽の戦いが終わり羌瘣が離脱してから、飛信隊は負け続きでボロボロとなります。

その理由が作戦立案を信と淵さんが担っていたからだと分かり、去亥は激怒します。
23巻:河了貂にツッコむ去亥

「キングダム」23巻より

隊長を「てめぇ」呼ばわりし、さらに「ボケが!」とかなりキツいツッコミをする去亥

その後代わりに軍師が来ると決まった時には「恥の上塗りだ」と、信や田有達と同じく反発します。

河了貂が登場して、女だと気づかない信に「どう見たってそいつ”女”だろ」とツッコむ去亥。

たまにボケる信への「的確なツッコミ」役を担っているところが伺えますよね。

その後、軍師河了貂の活躍により飛信隊は魏との戦いに勝利します。

河了貂の実力を見た去亥は、真っ先に河了貂に声をかけ受け入れる様を見せます。
23巻:河了貂を受け入れる去亥

「キングダム」23巻より

このようにツッコミが鋭く気難しそうな去亥ですが、キチンと筋を通し認められる相手にはスッと懐に入っていくのが分かりますよね。

特にこの的確なツッコミは各所に見受けられ、彼に担われた最も大きな役割はツッコミなのだろうと考察できます。
31巻:嬴政へのツッコミをする去亥

「キングダム」31巻より

蕞の城で信がタメ口聞いていた人物が大王嬴政であることが分かり、まさに的確なツッコミをする去亥(笑)

飛信隊幹部として、ボケる信や信のスゴさを表す際には無くてはならないキャラであることが分かります。

去亥の声優は

奥村翔さん(去亥の声優)
項目内容
名前奥村 翔(おくむら しょう)
出生地愛知県
誕生日1985年10月11日
年齢40歳(2025年時点)
所属マウス・プロモーション

去亥の担当声優は、奥村翔さんとなっています。

2011年から声優として活動されている奥村さんですが、まだそれほど有名ではありません。

「キングダム」でも去亥の他に「慶舎軍副将」や、昴(こう)の役も担当されています。

それでも去亥や昴はそこそこセリフがあるようにも感じられるので、注目していきたいですよね!

今後の活躍に期待したい声優さんです(^^)

去亥の強さ・戦闘スタイル|騎馬先鋒の現場指揮

  • 役割:騎馬隊長として小隊〜中隊規模の先鋒運用。
  • 持ち味:突撃の初動判断と離脱のタイミングが正確。無謀突撃を戒める現実派。
  • 評価:「戦になれば腕は確か」(11巻以降)。信の“豪胆さ”を活かすセーフティとして機能。

キングダム去亥(きょがい)は死亡した?

57巻:龐煖に討たれる直前の去亥

「キングダム」57巻より

信へのツッコミ役という大きな役割を担っている去亥ですが、既に死亡退場しています。

鄴攻略戦編にて龐煖に真っ二つにされ、死亡退場しています。

朱海平原の戦い終盤で、とうとう李牧の元まであと少しまで来た飛信隊。

李牧を目視で確認した去亥は「李牧だ!李牧がいるぞ!」と叫びます。

あと少しだと感じた去亥は、その前にリタイアしてしまった松左(しょうさ)を思い浮かべながら『お前の犠牲は無駄じゃなかったぞ』と感極まります。

しかしそこに、龐煖が突如として登場。

「ついに飛信隊はここまで」と感極まった4コマ後に龐煖に真っ二つにされ、死亡してしまいます。
57巻:去亥の死亡シーン

「キングダム」57巻より

見方としては、『お前の犠牲は無駄じゃなかった』から去亥の死亡フラグは始まっていた、と見て良いでしょう。

しかし同じように鄴攻略編で退場した松左の死亡時では、かなり長い死亡フラグが演出されていました。
54巻:松左の死亡フラグ

「キングダム」54巻より

何巻も前から干斗との関係が描かれており、最後の死亡時なんて信の腕の中で…という最高な演出でした。
55巻:信の腕の中で息を引き取る松左

「キングダム」55巻より

これと比べると非常に一瞬な出来事として描かれた去亥は、かなり地味な扱いに感じますよね(泣)

到尾や松左と比べると酷いなぁと感じますが、「これも戦争だろう」と感じます。

いっぽうで、キチンとこの後に去亥には見せ所がやって来ます。

キングダム去亥(きょがい)の名場面を紹介!

58巻:魂として羌瘣を支える去亥

「キングダム」58巻より

去亥を殺した龐煖と対決し死亡してしまった信。

羌瘣の秘術決行により、信は何とか助かります。

しかし命をとして助けた羌瘣は、そのまま寿命を使い果たし死亡してしまいそうになってしまいます。

そこに駆けつけ助けたのが、松左と去亥でした。

ここでも「ホヤホヤ言うな」キッチリ松左にツッコむ去亥が確認できます(笑)

死んでもツッコむ去亥、むちゃカッコいいです(笑)

そして「うちらの大将頼んだぞ」と羌瘣を送り出す去亥は、本当に熱い!
58巻:うちらの大将頼んだぞ

「キングダム」58巻より

最高な名シーンですよね!

そして松左と去亥が死亡したのがこのシーンの為だったのだろうと、信と龐煖の対決シーンで分かります。
58巻:死んだ仲間の想いで戦う信

「キングダム」58巻より

死んだ仲間の想いで戦い続ける信のシーンで、既に死亡しているはずの去亥と松左は描かれていません。

つまりは、「まだ逝ってない」という意味で描かれていなかったのでしょう。

ここから松左と去亥は死亡しそうになる羌瘣を助けるために直前で死亡することになったと分かります。

演出の差こそあれど、去亥は必要があって死亡したのだと、このシーンから分かりますよね!

決して思いつきでアッサリ死亡したのではないと、ここから分かります。

助けながら「ホヤホヤ言うな」と、あそこで松左にツッコむ役が必要だったのでしょう(笑)

去亥の性格・人物像(ツン気質×筋の通った義)

去亥は口が悪く短気に見えるが、芯は義理堅く公平。隊長の信にも遠慮なくツッコミや叱責を入れる一方、実力を示した相手(河了貂など)は即座に評価し受け入れる。「気難しさ」と「筋の通った評価」の両立が魅力で、飛信隊の空気を締める“現場監督”的存在だった。

去亥と信・河了貂の関係性|ツッコミ役としての核心

去亥は飛信隊の古参として、たまにボケる信へ「的確なツッコミ」を入れる役回りで物語の空気を締める存在。

河了貂の実力を最初期に認めて受け入れた1人でもあり、ツン気味な人柄ながら筋の通った評価をするところが魅力です。

信との関係

当初は秦国第二軍の生き残りとして、第四軍で大功を上げた信を快く思っていませんでした。

しかし共に死線をくぐり抜ける中で、信の武人としての器と仲間を思う気持ちに触れ、徐々に深い信頼を寄せるようになります。

山陽の戦い後、作戦立案を信と淵が担当したことで飛信隊が連敗しボロボロになった際には、信を「てめぇ」「ボケが!」と激しく叱責。

この厳しいツッコミの裏には、仲間への愛と隊長への期待がありました(23巻)。

信からは「義理堅く、信頼に足る人物」と認められ、捕虜となった敵を生きたまま連れ帰るという重要な任務を任されるほどの信頼関係を築いていました。

松左との関係

飛信隊最古参の盟友として、共に数々の戦場を生き抜いてきた去亥と松左。

二人の絆は深く、去亥が龐煖に討たれる直前、先に戦線を離脱した松左を思い浮かべながら『お前の犠牲は無駄じゃなかったぞ』と感極まる姿が描かれています(57巻)。

死後、二人は魂として再会。羌瘣の秘術を助けるために現れた際も、松左に対して「ホヤホヤ言うな」とツッコミを入れる去亥の姿は、死してもなお変わらぬ二人の関係性を象徴しています(58巻)。

尾平との関係

尾平とは野営の場面などで面白おかしい掛け合いを繰り広げる名コンビとして、過酷な戦場に安らぎを提供していました。

気難しい去亥と、お調子者の尾平という対照的な性格が、飛信隊の雰囲気を和ませる存在となっていたのです。

羌瘣との関係

羌瘣隊に組み込まれ、騎馬隊長として連携した去亥。死後、魂として羌瘣の秘術を助け、「うちらの大将頼んだぞ」と信を託した姿は、羌瘣への信頼と飛信隊への深い愛を示しています(58巻)。

去亥の初登場は何巻?登場巻・戦歴まとめ

戦歴タイムライン(巻ベース)

  • 11巻:馬陽の戦いで初登場。特殊百人隊 第17伍長。
  • 〜23巻:蛇甘平原生存→山陽戦後の連敗期、作戦面を巡り信を痛烈に叱責。河了貂の実力を最初期に評価。
  • 31巻:蕞で嬴政に“的確なツッコミ”。
  • 57巻:朱海平原で龐煖に討たれ最期。
  • 58巻:魂として登場し羌瘣を支援。「うちらの大将頼んだぞ」。

【追記】アニメ版での描写(2025年最新)

アニメ版でも去亥の「ツッコミ役」としての魅力は健在。朱海平原の最期までの流れが丁寧に描かれ、信や飛信隊の”絆”を浮き彫りにする要キャラとして再評価されています。

さて、今回は飛信隊ツッコミ役幹部の去亥を見てきました。

原作では退場してしまいましたが、アニメではまだまだ活躍が見られます。

アニメでのツッコミシーンや退場シーンは、見逃せないですよね!

最後の最後まで去亥を応援し追い続けますよ!\(^o^)/

去亥のよくある質問(FAQ)

Q1. 去亥は誰に殺された?いつ(何巻)?
A. 龐煖(ほうけん)に討たれます。57巻・朱海平原の終盤です。

Q2. 去亥の初登場は?
A. 11巻。馬陽の戦いの開幕時、特殊百人隊の第17伍長として登場します。

Q3. CV(声優)は誰?
A. 奥村翔さんです。作品内では他にも役名あり。