始皇帝が中華を統一するまでを描く漫画「キングダム」。
その壮大な作品の第1巻には、大きな夢を描く主人公信と後に始皇帝となる嬴政(えいせい)の出会いが描かれています。
現在63巻まで発売され累計8400万部という壮大な作品にふさわしい売れ行きを誇るキングダムですが、そこには大きな伏線も仕掛けられています。
それこそ1巻には、50巻以上先に回収された伏線からさらに未回収の伏線も!
ここでは1巻のあらすじ内容から伏線をまとめ、徹底考察します。
キングダム1巻を、順番に見て行きましょう!
ネタバレを含みますのでご注意ください。
キングダム1巻のあらすじ内容まとめ
キングダムの1巻の最初のシーン
李信が将軍となって戦場を駆ける
きっと下僕で子どもだった頃から
信の頭の中ではこの場面が何度も
再生されていたんだろうなと思う新卒メンバーが仕事で目指す自分
の姿をこういう絵にしてあげたら
期待以上の活躍をしてくれそう…#キングダム#働くエンタメ pic.twitter.com/mj3W8UgJ8s— 石井雄太郎@HRハッカー (@yutaro_ishii) March 28, 2021
漂の死
紀元前245年。
戦争孤児として奴隷のような生活をしていた少年信と同じ年頃で同じ境遇の漂。
二人は毎日同じ夢を見ながら剣術を鍛えていました。
剣術を鍛え上げ、中華一の大将軍になる。
とんでもない夢を叶えるためにとんでもない修行をする二人を、偶然昌文君が目に止めます。
王宮に仕える昌文君は、漂だけを見受けし引き取ります。
一人残された信は、それでも漂と戦場で出会う事を夢見て修行し続けます。
しかしある夜、瀕死の状態となった漂が帰ってきます。
王弟成蟜の反乱に巻き込まれ、深手を負った漂。
漂は信に地図を託し、息を引き取ります。
絶叫し、漂の仇討ちを決意する信。
地図に描かれた場所へと走ります。
嬴政と河了貂との出会い
地図に描かれた場所へ到着した信。
そこで信を待っていたのは漂と瓜二つな秦王嬴政(えいせい)でした。
さらに嬴政の命を狙う刺客朱凶ともバッティング。
漂が影武者となって嬴政の身代わりで死んだ事を察した信は、仇討ちとばかりに刺客を倒します。
結果、嬴政の命を助けた事になる信。
漂が命をかけて助けた嬴政を助ける決心をした信は、嬴政を追手から助けることに決めます。
しかし王弟の反乱は大きく、軍が動き嬴政を追ってきます。
そんな二人の前に河了貂が現れます。
抜け道を教え、二人を逃がす河了貂。
3人は走り続け、嬴政が仲間と合流すると決めていた隠れ家へ到着し、終わります。
キングダム1巻の感想
読み始めたばかりの人は、誰もが感じると思います。
「キングダム」は信と漂が将軍へと駆け上がっていく出世物語なのだろう、と。
ところが1話最後で漂が死に、その考えが間違っていた事に気付きます。
この衝撃で、「キングダムは一筋縄ではいかない話なのだ」と分かりますよね!
そして河了貂や王騎といった個性豊かで面白いキャラクターたちの登場。
彼らのドタバタ劇は非常に魅力的で、自然に読み進めてしまいます。
さらにキングダム一番の魅力は、絶妙に仕掛けられた伏線でしょう。
次は1巻に仕掛けられた伏線と、押さえておかなければいけないキャラクター達を見ていきまししょう!
キングダム1巻の伏線まとめと考察
信が「李信将軍」となる伏線
第1話冒頭で、「李信将軍」と呼ばれる将が登場します。
主人公の「信」と同じ字が含まれており、史実にも「李信」という将軍が登場するところから、「キングダム」が史実に沿った物語であり「いずれ信が李信将軍になる」という伏線となっています。
この伏線は連載開始から14年後の58巻にて回収されます!
ちなみに58巻で信が李信将軍になるという伏線は回収されていますが、この「李信将軍」と皆から叫ばれるシーンは回収されていません。
そういう意味でこのコマは、完全には回収されていない未回収伏線とも言えます。
おそらくはもっと先の展開で、信が大殊勲を挙げるシーンで回収されるのでしょう。
「李信将軍伏線」については、こちらで詳しく考察しています。
昌文君との出会い
嬴政の影武者として漂を引き取った昌文君。
漂は死亡してしまいますが、この昌文君がいなければ信は嬴政と出会うこともなかったでしょう。
嬴政の随一の忠臣であり、史実にも登場する昌文君。
王弟反乱編後も信と深い関わりを持つ事になる昌文君は63巻現在でも活躍しており、キングダムを読み進めていく上で非常に重要な人物となっています。
河了貂との出会い
嬴政と信を反乱軍から逃した河了貂。
最初はかねめで嬴政を玉座に戻し金をもらおうと二人に付き合いますが、この後に信の軍師として63巻現在でも活躍する人物となっていきます。
物語の中心に位置する人物なため、最終話まで登場することになるでしょう。
ちなみに史実には登場しない、オリジナルキャラクターです。
昌文君を殺したという王騎将軍
1巻で反乱を起こした王弟側の将軍として登場する王騎将軍。
嬴政側の昌文君を殺し褒美に昌文君の領地をもらうと取引して、王弟側として登場しました。
しかし実際は昌文君を逃がすためであり、昌文君の領民を守るための行動だと分かります。
さらに、後に信の師匠として王騎は大活躍します。
王騎は超重要人物であり、要チェックな人物となっています!
王騎については、こちらで詳しく考察しています。
「キングダム」1巻を見てきました。
連載開始から15年以上続く「キングダム」ですが、物語の中心となる人物が1巻から登場し続けていると分かりますよね。
まさに「ここから始まった」と感じられる1巻になっています。
これから追いかける方も、キッチリと押さえておかなきゃですね!(^^)
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