「キングダム」主人公信の活躍ベースとなっている飛信隊。
その飛信隊が結成される前、信の伍のメンバーとして登場した尾平は飛信隊の最古参と言えるでしょう。
さらに同郷で幼馴染みであった尾平は数少ない漂をも知っている人物であり、信にとって最も理解が深い人物と言えます。
そんな尾平の役割とは、何なのか?
担当声優は、誰が演じているのか?
さらに実写映画に登場した尾平の担当俳優も紹介!
「キングダム」尾平を順番に見て行きましょう!
キングダム尾平(びへい)基本プロフィール

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 尾平(びへい) |
| 初登場 | 5巻初陣@蛇甘平原(だかんへいげん)編 |
| 出身地 | 秦・城戸村(信・漂と同郷) |
| 家族 | 弟:尾到(びとう・馬陽編で戦死) 妻:東美(とうび) 長男:到(とう) |
| 位 | 三百人将(始皇十六年・韓攻略時点) |
| 武器 | 槍(歩兵として使用) |
| 外見的特徴 | 出っ歯、弟の尾到より小柄 |
| 所属 | 秦軍・飛信隊 |
キングダム尾平が初登場するのは、5巻です。
幼馴染みの信の初陣となる蛇甘平原(だかんへいげん)の戦いで再会し、弟の尾到・羌瘣・伍長の澤圭と伍を組み共に戦う事となります。
決して武力は高くなくどちらかと言うと弱い方なのですが、信と同郷で事あるごとに昔の信の恥ずかしい話を皆にし、飛信隊のムードメーカーとして活躍し続けます。
王騎将軍が死亡し弟尾到を失う「馬陽の戦い」では伍長に出世。
「鄴陥落」から信が将軍となる時点で百人将、始皇十六年の韓攻略準備期には三百人将となっています。
飛信隊同期の田永、田有、沛浪達が五百人将、千人将になっているなかでの三百人将なので、やはり戦闘力や統率力よりもムードメーカーとして期待されているのが分かります。
本人も「やっぱ什長くらいが良い!」とも言っており、この辺りは本人も自覚しているようです。
尾平は死亡する?最新状況
最古参として飛信隊で活躍し続けている尾平。
尾平は、最終的に死亡退場することになるのでしょうか?
結論から言うと、始皇十六年の韓攻略時点で尾平は生存しており、三百人将として飛信隊に所属しています。
尾平は史実には登場しておらず、「キングダム」オリジナルのキャラクターです。
同じ古参メンバーの「田永」の名前がサラリーマン時代の同僚「永田」さんから来ているのは、有名です。
ここからも「尾平」は「平尾(ひらお)」さん、「田有」が「有田」さんから来ているのだろうと予想できます。
この辺りの友人名から名前を取っているキャラクターは、最後まで死亡しないのではと勝手に想像しています。
それに後述する尾平の役割からも、最後まで必要なキャラな気がしますよね!
尾平は最後まで死亡せず生き残るのでは、と予想します。
尾平の性格と人物像
お調子者で臆病だが仲間思い
普段は冗談や軽口が多く、宴や夜営では場を盛り上げるムードメーカーです。
ただし、いざ戦場に立つと「怖い」「帰りてぇ」など弱音を吐き、逃げ腰になることが多いと作中でも度々描写されます。
しかし、その臆病さの裏には深い仲間思いの心があります。
弟・尾到の死を乗り越えた強さ
弟・尾到が戦死した際、信が「すまねぇ」と謝ると「こいつは立派に役目をやり遂げた。笑って褒めてやるんだ」と言い、弟の死を信のせいにはせず、むしろ信の大将軍の夢を自分たち兄弟の夢として支え続けていたことが示されます。
この場面は、尾平の人間的な深さを象徴する名シーンとなっています。
古参としての責任感
飛信隊創設時からの最古参メンバーの一人であり、隊長の信・副長の羌瘣・軍師の河了貂にも遠慮なく物を言える立場です。
歩兵組・下っ端の兵たちの面倒見もよく、「古参の兄貴分」として新人を励ましたりイジったりしつつ、隊の空気を和ませています。
尾平の強さと戦闘能力
武器と戦闘スタイル
尾平は基本的に「歩兵の槍兵」であり、長柄の槍を用いて前線で戦います。
長年、歩兵伍・什の長を務めていたため、歩兵同士の隊列を保ちながら戦う集団戦に慣れています。
実力の評価
作中の明示的な評価として、「目立った武力も知力もない」とされており、昇進ペースも古参の中では最も遅いです。
その一方で、百将→三百将と一応は指揮官クラスまで昇進しており、一般兵としては十分以上、ただし飛信隊の中では平均〜やや下程度の戦闘力とみなされます。
朱海平原での武功
朱海平原の戦いでは、趙の十槍の一人である平秀と対峙し、当初は苦戦を強いられましたが、蒼仁が放った矢が平秀の右腕に命中した隙を逃さず討ち取るという武功を挙げています。
この勝利は、尾平が単に武力に頼るだけでなく、戦場の状況を冷静に判断し、仲間との連携によって格上の敵を打ち破る能力を持っていることを示しました。
主要キャラクターとの関係性
信(李信)との関係
幼少期からの同郷の知り合いで、信と漂の「天下の大将軍」という夢を、最初は「そんなもんなれるわけねぇだろ」と笑い飛ばしていました。
蛇甘平原の戦いを共に戦い抜く中で、信の可能性を実感し、以降は「信を天下の大将軍にする」ことが尾兄弟にとっての目標にもなっていきます。
信がどれだけ出世しても、昔と変わらない距離感で接し、遠慮なく文句を言ったり冗談を飛ばしたりできる数少ない存在です。
弟・尾到との兄弟の絆
弟・尾到とは共に徴兵され、澤圭の伍から飛信隊へと同じ道を歩みます。
馬陽の夜襲で、尾到は瀕死の信を背負って撤退する中で矢を受け戦死します。
尾平は弟の無念を抱えながらも、弟の死を「信の夢に命を賭けた結果」と受け止め、信を責めることなくむしろ支える側に回ります。
後に尾平が東美との間に授かった息子に「到(とう)」と名付けたのは、弟への深い想いの表れです。
羌瘣との関係
羌瘣が女であると知った後、「女であることが敵に知られれば、捕まった時に酷い目に遭う」と真剣に危惧し、飛信隊全体で守っていこうと提案した中心人物です。
黒羊の一件で桓騎軍に一時的に移され、混の遺品を持っていたことで羌瘣の怒りを真正面から受けるなど、羌瘣からの信頼を損ないかけるが、その後の謝罪と行動で関係を修復していきます。
河了貂との関係
同じく古参として付き合いが長く、男女問わず軽口を叩ける相手です。
幕舎での騒ぎや宴会パートでは、しょっちゅう河了貂に怒鳴られたり制裁を受ける「いじられ役」ですが、河了貂の采配・頭脳を誰よりも頼りにしている一人です。
東美との結婚
城戸村の幼なじみであり、物語序盤から「婚約者」がいることが語られていました。
戦場から戻るたびに東美への土産話や愚痴をこぼす描写があり、「戦が終わったら結婚する」という約束を長く引きずっていましたが、始皇十四年頃にようやく正式に結婚します。
結婚披露宴は三日三晩にわたって行われ、飛信隊の仲間たちも多数参加して大騒ぎになりました。
式には信や羌瘣も参列し、かつて弟の尾到と婚約していた友里も祝福に訪れており、感動的な場面となりました。
尾平の戦歴・年表
| 時期 | 戦い・出来事 | 階級・出来事 |
| 紀元前245年 | 蛇甘平原の戦い(魏) | 歩兵として徴兵。信と再会。澤圭の伍で信・羌瘣・尾到と共に戦う |
| 紀元前244年 | 馬陽防衛戦(趙) | 飛信隊・第12伍長。馮忌討ち取りに貢献。龐煖の夜襲で弟・尾到が戦死 |
| 紀元前242年 | 山陽の戦い(魏・廉頗軍) | 什長。羌瘣が女だと判明後、「皆で羌瘣を守る」と宣言 |
| 紀元前241年 | 合従軍侵攻〜函谷関攻防・蕞防衛戦 | 趙の万極軍と戦い、弟の仇である万極を信が討つ |
| 紀元前237年 | 黒羊丘の戦い(趙) | 桓騎軍に一時編入。混の遺品を持っていたことで飛信隊から一時追放されるが、後に復帰 |
| 紀元前236年 | 鄴攻め(列尾〜朱海平原〜鄴陥落) | 三什長→百人将。信の将軍昇格に伴い百人将へ |
| 始皇十四年 | 扈輒戦・韓非招聘 | 百人将。韓非招聘後、城戸村で東美と結婚。三日三晩の披露宴 |
| 始皇十五年 | 宜安〜番吾の戦い(趙北部軍) | 百人将として参戦 |
| 始皇十六年 | 韓攻略(南陽無血開城) | 三百人将へ昇進。長男・到が誕生 |
尾平の名場面・名シーン
蛇甘平原での再会と「天下の大将軍」

徴兵列の道中、信と久々に再会した尾平が、漂の葬儀が済んだことを告げるシーン。
「天下の大将軍になる」という信の宣言を「そんなもんなれるわけねぇだろ」と笑うものの、のちにそれを本気で信じ始める変化がこの出会いから始まります。
馬陽夜襲での尾兄弟の決断
龐煖・万極軍の夜襲から瀕死の信を背負って逃げる尾兄弟。
尾平は自分が囮になって尾到と信を逃がそうと決意するが、最終的に尾到が矢を浴びて戦死します。
翌朝、信が尾到の亡骸を背負って現れ、「すまねぇ」と謝る信に対して、尾平が語った言葉は飛信隊屈指の名場面です。
「なんでお前が謝るんだよ。泣くことはねェ。こいつはやり遂げた。立派に役目をやり遂げたんだ。だから…涙はいらねェ。こういう時は…笑って…ほめてやるんだ。よくがんばったなァ…って……」
羌瘣を「皆で守る」と宣言
山陽戦後、羌瘣が女だと判明した後、尾平が「敵にバレたら女は狙われるし、捕まったら酷い目に遭う」とリアルな脅威を口にした上で、隊全員に語りかけた場面。
「女ってのは、ぜってェこの先いつかは敵にもバレる。そしたら羌瘣を狙う奴らも出てくるだろうし、捕まればひでェ目にあわされるのに間違いねェ。……そうならねェように、これからは——羌瘣の強さに比べりゃ屁みてェなオレらだが、みんなで…少しずつ羌瘣を守っていってやんなきゃならねェんだ。」
お調子者の尾平が、真面目に仲間の安全と将来を考えていることが強く伝わる名シーンです。
黒羊後の土下座と復帰

桓騎軍に一時編入され、混の遺品を持っていたことで信と羌瘣の怒りを買い、「飛信隊を出ていけ」とまで言われた尾平。
その後、信を嘲る岩迅たちを殴りに行き返り討ちに遭うが、ボロボロになってなお信を貶されたことにキレた理由を吐き出します。
「信を笑う奴はただじゃおかねェぞ。器が小せェだと? ふざけんな。器がでけェから盗みも犯しもやんねェんだバカヤロォ。信がきれいごと言ってんのは百も承知だ。色んな誘惑があんのも否定しねェ。そんなこた皆わかってる。わかってても関係ねェくらい信のことが好きなんだ。みんなあいつと一緒に命かけて戦いてェんだ。あいつのために戦いてェんだ。」
幕舎で信に謝罪し、信も尾平の本心を理解して復帰を認める流れは、尾平の「愚かさ」と「筋の通った忠義」が両立している好シーンです。
ここで尾平は飛信隊とは何なのかを語っています。
「渇いてねぇんだ」
「心が渇いてねぇから略奪も陵辱も必要ねぇんだ」
「飛信隊はどこの隊よりも心が潤ってんだ」
「お前と一緒に戦ってるから俺たちは…」
心が常に潤っている飛信隊には、陵辱も略奪も必要ない。
それは信の真っ直ぐに夢へ向かって走る姿を追いかけ共に戦っているから。
これは最初から信を見続けている尾平だからこそ、説得力のある言葉として言える名言ですよね!
東美との結婚披露宴

長年の婚約状態から、ついに正式に東美と結婚。
飛信隊の面々や城戸村の人々が集まり、三日三晩の宴が続く中で、戦場では見せない尾平の素朴な幸せそうな表情が描かれます。
信たち「化け物級」の英傑とは違う、名もなき一兵卒の一つの幸福な到達点として印象的なエピソードです。
式には、かつて信を下僕として酷使していた城戸村の里典一家も参列しました。
里典の息子は過去の罪悪感から信と目を合わせられずにいましたが、信は彼を殴り飛ばした上で「元気そうでよかった」と声をかけ、過去の因縁を清算しました。
この再会と和解の場を用意したのも、尾平の結婚式という機会があったからこそであり、彼の存在が故郷と信を繋ぐ架け橋となった瞬間でした。
尾平の役割と物語上の立ち位置
「凡人代表」としての尾平
信・王賁・蒙恬・羌瘣などの天才武将たちと対照的に、才能は平凡、昇進ペースも遅い、いつもビビっているという「普通の兵士」の代表として描かれます。
だからこそ、一般兵・読者目線に最も近く、戦の恐怖や疲弊、ささやかな喜びを代弁する存在となっています。
飛信隊のムードメーカー
シリアスな戦争ドラマの中で、無駄に色気を出す、金や出世にがめつい、河了貂や羌瘣にボコられるといったギャグパートを担うことで、作品全体の緩急をつける役割を担っています。
「信の原点」を知る者
下僕時代の信を知る数少ないキャラの一人であり、漂の死、城戸村での暮らし、信の最初の夢語りなどを共有しています。
そのため、信がどれだけ出世しても、過去を含めて「人間・信」を見ているポジションとして物語に厚みを与えます。
先程も説明していますが、尾平は飛信隊のムードメーカーという役割を担っています。
それが大部分を締めていますが、尾平には「読者へ飛信隊とは何なのか」を示す役割もあるように見えますよね。
読者にはバカで真っ直ぐに突き進むだけに見える信が、飛信隊メンバーにはどのように映っているのか?
飛信隊がなぜあんなに信を慕い、付いていこうとしているのか?
その理由を読者に実感を持って説明してくれる役割が尾平にはあるように見えます。
決して強くなくどちらかと言うと読者と同じ一般人のような尾平だからこそできる役割ですよね。
そんな役割が尾平にはあるのでは、と考察できます。
「戦場のその後」を描く媒体
尾平の東美との結婚・村での披露宴は、戦って、殺して、出世するだけでない、「戦争が終わった後の人生」や「田舎での生活」を具体的に見せています。
これは、単なるバトル漫画ではなく「国家と人々の運命」を描く『キングダム』において重要な補助線になっています。
尾平の声優とアニメ・実写
尾平声優は鳥海浩輔(とりうみこうすけ)さん!

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 鳥海浩輔(とりうみこうすけ) |
| 出生地 | 神奈川県 |
| 生年月日 | 1973年5月16日 |
| 年齢 | 51歳(2025年現在) |
| 血液型 | O型 |
| 所属 | アーツビジョン |
尾平役を担当されている鳥海浩輔さん。
ちなみに3期「合従軍戦編」では韓の総大将成恢(せいかい)も兼任されていました。
尾平の他では「刀剣乱舞-ONLINE-」の三日月宗近役や、「薄桜鬼」の斎藤一役が有名ですよね!
アースとしては、「弱虫ペダル」の今泉俊輔役が印象に残っています。
しかしクールな今泉俊輔役や優雅で器が大きい三日月宗近役は、全く尾平とは違うイメージですよね!
鳥海浩輔さんの守備範囲に広さが、ここからも伺えますよね。
今後もずっと登場し続けるであろうアニメの尾平も、鳥海さんの演技と共に要チェックです!
実写映画の尾平は岡山天音さん!

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 岡山天音(おかやま あまね) |
| 身長 | 175cm |
| 血液型 | O型 |
| 生年月日 | 1994年6月17日 |
| 年齢 | 30歳(2025年現在) |
| 出身地 | 東京都国立市 |
| 所属 | ユマニテ |
実写映画の尾平役は、岡山天音さんと確定しました!
強くなく決してイケメンな役ではないオチャラケたキャラな尾平ですが、芯は熱く信との熱いシーンも期待できる尾平。
今回の初陣編ではそれほど見せ場は無いかもですが、今後も映画化されるとしたらむちゃ重要な役ですよね!
高崎映画祭 最優秀新人男優賞や「15th ASIAN FILM FESTIVAL 2018」(ボローニャ、イタリア)の最優秀男優賞を受賞されている岡山天音さんは、思いっきり適役な気がしますよ!
尾平役の岡山天音さんを始め尾到役の三浦貴大さん、澤圭(たくけい)役は濱津隆之(はまつたかゆき)さん、羌瘣役の清野菜名さんについては、「キングダム2」キャスト紹介!にて取り上げていますので見てみてください!
また、実写映画では尾平を取り巻く女性キャラクターも登場しています。
東美役は桜井日奈子さん、友里(尾到の婚約者)役は村川絵梨さんが演じており、特に桜井日奈子さんは尾平の心の支えとなる健気さと明るさを演じ、過酷な戦いの物語における癒やしの存在となっています。
尾平FAQ(よくある質問)
Q1. 尾平はこの先死ぬ? 戦死する?
少なくとも始皇十六年・韓攻略(南陽無血開城)までの描写では生存しており、三百人将として飛信隊に所属しています。
それ以降の展開は未刊行分・ネタバレ領域なので、現時点で公式には不明です。
ただし、史実に登場しないオリジナルキャラクターであり、作者の友人名から取られていることから、最後まで生き残る可能性が高いと予想されます。
Q2. 尾平は強いの? 飛信隊内での強さランクは?
明確に「突出した武力・知力はない」と語られており、武勇でも崇原・田有・竜川・中鉄のような怪力組には遠く及びません。
ただし、長年第一線で生き残ってきた実戦経験、自分なりの立ち回り、隊の士気を保つ役割などを含めれば「凡人としては十分強い」レベルです。
Q3. 尾平はなぜあんなに昇進が遅いの?
戦功面での目立った武勲が少なく、また同世代に信・王賁・蒙恬・羌瘣など化け物級が揃っているため、相対的に評価されにくい構図があります。
それでも百人将→三百人将まで昇進しているので、「凡人兵としてはかなり出世している」とも言えます。
Q4. 尾平と東美はいつ結婚した? 子どもはいる?
始皇十四年、韓非の死から約二ヶ月後の時期に、故郷・城戸村で東美と結婚。
三日三晩の披露宴が描かれています。
韓攻略戦の後、尾平と東美の間には待望の第一子となる男児が誕生しました。
尾平はその子に、かつて自分の目の前で信を守って命を落とした最愛の弟・尾到の名から一文字を取り、「到」と名付けました。
この命名には、弟の遺志と絆を次世代へ繋いでいくという、尾平の父としての強い決意が込められています。
Q5. なぜ黒羊で一度飛信隊を外されたの?
桓騎軍の隊入れ替えで尾平隊が桓騎軍に編入された際、味方歩兵・混の遺品を持っていたことで、信と羌瘣から「何やってやがる」と激怒されます。
桓騎軍の非道なやり方の中で「何が正しいか」を見失いかけた結果であり、信から一時的に「外してろ」と言われるが、その後の行動と謝罪で復帰を認められます。
Q6. 尾平の一人称・口調の特徴は?
一人称は基本「オレ」です。
口調は荒っぽく砕けており、「〜だろ」「〜じゃねぇか」など田舎兵らしい訛り混じりの喋り方が多いです。
信・羌瘣・河了貂などに対しても遠慮が少なく、年長者にも普通に突っ込むため、隊内会話が賑やかになる要因の一つです。
まとめ
今回は尾平を見てきました。
決して強くは無く見せ場もそれほど多くないキャラですが、非常に重要な役ですし最後まで登場し続けるであろう尾平。
飛信隊にとって、欠かすことの出来ないキャラですよね。
今後の尾平も要チェックですよ!






