『キングダム』852話「展開完了」は、秦軍総勢44万と趙軍総勢40万+αという空前絶後の大戦に向けて、両軍が全軍の配置を完了させる重要な回です。信、王賁、蒙恬の三将はどこに配置され、李牧はどう動くのか?
852話「展開完了」。
秦軍総勢44万、趙軍総勢40万+α――史上最大規模の決戦に向けて、両軍の全部隊が戦場に揃いました。
信、王賁、蒙恬ら若き三将はどこに配置され、李牧はなぜ姿を見せないのか?
秦軍44万vs趙軍40万+α。
この空前絶後の大戦で、各将がどのような配置につき、どんな思いで戦いに臨むのか?
李牧の姿が見えない不気味さとは?
852話を見て行きましょう!
キングダムネタバレ考察|852話あらすじ!
楊端和軍(7万)の配置
楊端和軍は続々と配置に着き、その兵力は**7万**です。
フィゴ王であるダントは、楊端和を「**死王**」と呼び、改めて宣言しました。
楊端和は拳を握り笑みを向けて激励し、ダントは歓声を浴びながら持ち場へと向かいます。
一方、メラ族のキタリは、楊端和から離れた配置となった壁について触れました。
占い婆から警告を受けたというのです。
「**この戦きっと荒れるぞ**」
楊端和軍が相対するのは、**舜水樹**である可能性が高いと見られています。
壁軍(1万)最北端への志願配置
壁軍は秦軍の中で最も小規模な部隊の一つである**1万**の兵力ですが、秦軍の中でも一、二を争うほど早く展開しました。
壁は今回の戦いで、**最北端の配置**を自ら志願したのです。
その理由は二つありました。
壁をはじめ何人かの兵は、かつて**趙北部**の収容所で土木作業に従事させられていた経験があり、その一帯に詳しい
壁は「**あわよくばある人達を探して会いたい**」という、もう一つの個人的な理由があることを明かしています
壁が会いたいと願う「ある人達」とは一体誰なのか?
これは今後の展開で明らかになるでしょう。
王賁/玉鳳隊(6万)最北端を志願
王賁率いる玉鳳隊は**最北端**の配置となり、これもまた王賁自身の**志願**によるものです。
兵力は**6万**です。
関常は、王賁が王翦軍の「**盾**」となるつもりではないかと問いかけますが、王賁は真意を明かしません。
王賁は、この**広大で複雑な役割**を担えるのは自分たちしかいないと決意しています。
そして王賁には、もう一つの野望がありました。
王賁は李牧の首を諦めてはおらず、未だかつて経験したことのない規模の戦いで、戦況が複雑化する中で必ず巡ってくる「**好機**」を電光石火の動きで仕留めるつもりでいます。
王翦軍(7万)宿敵・司馬尚と再戦か
王翦軍は**7万**の兵力で河印(かいん)なる地域に平地へ展開しました。
相対するのは前回敗北を喫した相手である**司馬尚**となる可能性が高いです。
注目すべきは、**糸凌の復活**です。
糸凌は倉央の後ろに配置されており、王翦軍の戦力が回復していることを示しています。
王翦と司馬尚の再戦は、この大戦の重要な見どころの一つとなるでしょう。
録嗚未軍(6万)王騎軍の老練たち
録嗚未軍、隆国軍、干央軍の合計**6万**は、弁狼(べんろう)に展開しました。
騰が戦線を去るなど、王騎軍の面々が欠けていく状況に、録嗚未はやや調子を崩している様子です。
しかし、録嗚未は腹を括っています。
隆国と干央は、15年前に妻を亡くしてから再婚していない録嗚未に対し、この戦いが終わったら嫁をもらうよう冗談交じりに勧めます。
王騎軍の老練たちのベテランらしい余裕が見える一幕でした。
蒙恬/楽華軍に新戦力が加入!
楽華隊には新たな戦力が加入しました。
蒙恬が相対するのは**馬南慈**が予想されています。
元・蒙武軍の矛使いで、愛閃が蒙武軍副官・来輝軍から無理矢理引き抜いた実力者
かつての楽華隊副官・胡漸(龐煖の奇襲で命を落とした)の孫で、陸仙の下で仕えている
胡漸の孫が楽華隊に加わるというのは、因縁を感じさせる展開です。
蒙恬軍の戦力が強化されたことで、馬南慈との戦いがより熾烈なものになるでしょう。
信/飛信隊(4万)と羌瘣軍(2万)
李信軍は**4万**、隣接する羌瘣軍は**2万**の計6万での戦いとなります。
信は、ヨコヨコ軍(元韓人部隊)を主戦場に置かず、軍を分散させたことを謝罪しました。
しかしヨコヨコは、初陣の狙いとしては当然の判断だと受け入れます。
ヨコヨコたちの覚悟が示された場面でした。
そして信は、開戦から「**ど派手にぶちかますぞ!**」と檄を飛ばします。
信と羌瘣の部隊は、**紀彗、傅抵、カイネ**らを相手にすることになる見込みです。
趙軍40万+α、しかし李牧の姿が見えない
趙軍は総勢40万+αで、**今まで登場して生き残っている武将が全て出ています**。
楽彰、趙葱、顔聚、李白、馬風慈、骨珉伯など、錚々たる面々が揃いました。
趙軍の布陣には特徴がありました。
秦軍を受ける姿勢を見せていますが、ここに李牧の策略が隠されている可能性があります。
そして最も不気味なのは、**李牧の配置が不明**という点です。
李牧は戦場全体を俯瞰しながら動向を見極めていると見られています。
さらに、「+α」として、宜安や邯鄲からの未知の兵力が存在しており、これが戦局を左右する可能性があります。
決戦前夜、若き三将の誓い
前話851話では、秦軍が李牧を打つことに焦点を絞って全軍の意識を一点に集中させていること、そして若き三将(信、王賁、蒙恬)のうち誰かが李牧を討つという「六大将軍の席」を賭けた誓いが交わされました。
852話で両軍の展開が完了したことにより、この広大で複雑な戦場で、いよいよ**次回853話から本格的に「趙攻防戦」が幕を開ける**ことになります。
この大規模な戦いは、戦術よりも**戦略**を考えられる人物の有無が趨勢を左右すると分析されています。
秦軍44万vs趙軍40万+α
史上最大の決戦が今、始まる!
853話につづく
なお、次号は休載となり、続きは10月16日発売の46号に掲載される予定です。
キングダムネタバレ考察|852話の感想と考察
今回の852話は、両軍の全ての駒が出揃い、いよいよ決戦の準備が整った重要な回でした。
秦軍44万vs趙軍40万+αという、これまでのキングダムでも最大規模の戦いが幕を開けようとしています。
各将の配置を見ていくと、それぞれに思惑や覚悟が込められているのがわかります。
特に印象的だったのは、王賁が最北端を志願し、李牧の首を狙っているという点です。
王賁らしい野心的な戦略ですが、これが吉と出るか凶と出るか。
壁が「ある人達に会いたい」と言っているのも気になりますよね。
趙北部の収容所時代の仲間なのか、それとも別の人物なのか?
そして最も不気味なのは、李牧の配置が不明という点です。
趙軍の布陣図に李牧の名前がないということは、李牧が全戦場を自由に動き回る可能性を示唆しています。
これは後の853話で明らかになりますが、李牧が「全戦場に足を運んで全体の指揮を執る」という恐るべき戦術を取ることになります。
また、趙軍の「+α」の存在も気になります。
宜安や邯鄲からの援軍が40万に加えてどれだけいるのか?
この不確定要素が戦局を大きく左右する可能性があります。
戦術よりも戦略が重要という分析も的を射ています。
この規模の戦いでは、個々の戦闘力よりも、全体を俯瞰して動かせる将軍の能力が勝敗を決めるでしょう。
王翦と李牧の知略戦が、この大戦の真の見どころになるはずです!
キングダムネタバレ852話|アースの感想
秦軍44万vs趙軍40万+αって、もう規模が桁違いすぎて想像できません(;´Д`)
でも一番気になったのは、やっぱり李牧の配置が不明っていう点です。
趙軍の布陣図に李牧の名前がないって、絶対何か策略がありますよね?
後の853話で明らかになりますが、李牧が全戦場を移動して指揮を執るって…
これ、普通じゃ考えられないですよ。
通信手段が限られた時代に、どうやって全戦場を把握するんでしょうか?
李牧、まさに怪物級の将軍です。
そして王賁が李牧の首を狙ってるっていうのも熱い!
「好機を電光石火の動きで仕留める」って、王賁らしい戦い方ですよね。
信、王賁、蒙恬の三将が「六大将軍の席」を賭けて李牧討伐を誓ったわけですから、この戦いは彼らにとっても正念場です。
壁が「ある人達に会いたい」って言ってたのも気になります。
趙北部の収容所時代の話が出てきたってことは、そこで出会った人物が今後関わってくるんでしょうね。
楽華軍に胡漸の孫・胡龍が加わったのも因縁を感じます。
龐煖に殺された胡漸の仇を、孫が討つような展開があるかもしれません。
録嗚未たち王騎軍の老練たちの余裕も良かったです。
「戦いが終わったら嫁をもらえ」とか、こういうベテランならではの会話が好きなんですよね。
次回853話からいよいよ本格的に戦いが始まります。
どの戦線が最初に動くのか、超楽しみです!
皆さんの予想やご意見もぜひ教えてください!!
キングダムネタバレ852話予想!趙攻防戦の行方は?
さて、両軍の配置が完了し、いよいよ趙完全攻略戦が始まります。
この戦いの行方はどうなるのでしょうか?
史実では、この戦いで趙は最終的に敗北します。
しかし、その過程では李牧の采配により秦軍も大きな犠牲を払うことになります。
信、王賁、蒙恬の三将の活躍が鍵を握るでしょう。
特に信は「ど派手にぶちかます」と宣言しており、開戦直後から激しい戦いを繰り広げるはずです。
紀彗、傅抵、カイネといった強敵を相手に、飛信隊がどこまで食い込めるか?
王賁は李牧の首を狙っていますが、李牧が全戦場を移動する戦術を取る以上、簡単には実現しないでしょう。
しかし、王賁の電光石火の動きが李牧を追い詰める場面が来るかもしれません。
蒙恬は馬南慈と対峙すると予想されますが、新戦力の曹空と胡龍がどれだけ活躍できるかも注目です。
そして最大の注目点は、王翦vs李牧の知略戦です。
王翦は司馬尚と再戦する可能性が高いですが、その裏で李牧との心理戦も繰り広げられるはず。
趙軍の「+α」の兵力がどこから現れるのか?
宜安や邯鄲からの援軍が戦局を変える可能性もあります。
また、壁が会いたがっている「ある人達」が、この戦いで重要な役割を果たすかもしれません。
趙北部の地理に詳しいという壁の強みが、どこかで活きてくるでしょう。
占い婆の「この戦きっと荒れるぞ」という警告も気になります。
楊端和軍が苦戦する展開もあるかもしれません。
次回853話では、開戦直後の各戦線の動きが描かれるはずです。
両軍ともに士気は最高潮。
どの戦線が最初に大きく動くのか、注目です!
予想ここまで!
⇛趙完全攻略戦、本当に楽しみですよね(;´Д`)
秦軍44万vs趙軍40万+αという空前絶後の戦いがついに始まります!
信、王賁、蒙恬の三将は李牧を討てるのか?
次週の853話、超要チェックですよ!
キングダム852話まとめ
- 秦軍44万vs趙軍40万+α、史上最大規模の戦いの準備が整う
- 信(4万)、王賁(6万)、蒙恬、楊端和(7万)ら各将が配置完了
- 王賁が李牧の首を狙い、最北端を志願
- 壁が「ある人達に会いたい」と最北端を志願
- 李牧の配置が不明という不気味な状況
- 趙軍は正面薄く側面厚い布陣で、+αの未知の兵力も
- 次回853話からついに趙完全攻略戦が本格開戦!
次回853話では開戦直後の激戦が描かれるはずです。皆さんはこの戦い、どの戦線が最初に大きく動くと思いますか?コメントでぜひ教えてください!







