2024年12月5日(木)発売の週刊ヤングジャンプに掲載しているキングダムネタバレ820話の確定をお届けします。
前回のキングダムでは、英呈平原の戦場の中間地点で騰と寧姫の極秘会談が行われました。
騰は寧姫に韓の無血開城を依頼し、新鄭を戦火から救うことが多くの韓の民を救う唯一の道だと説得しました。
南陽の事例を挙げ、秦の統治下でも法の下に平等に暮らせると主張し、自らの誇りと命に懸けて新鄭での暴虐を許さないと誓います。
そして今回、寧姫が騰の提案にどう答えるのか、そして騰が寧姫に見せる「戦場の現実」が明らかになります。
それでは今回は、「キングダム820話ネタバレ確定!寧姫の決断と騰が見せた戦場の真実!」と題してお届けしていきます。
キングダム820話ネタバレ確定!
キングダム820話の内容が判明致しましたのでネタバレ確定としてお伝えしていきます。
ここからは、キングダム820話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
キングダム820話ネタバレ確定!寧姫による無血開城の拒否
騰は改めて寧姫に対し、韓の王都・新鄭の無血開城を求めて、韓の民を救うよう説得します。
しかし寧姫は、和平会談を期待していた自分は馬鹿だったと述べ、騰の提案を断固として拒否しました。
「騰将軍は国が滅ぶことを統治権が代わるとか双方の理想郷へなどと随分と簡単なことのようにおっしゃる。でも実際はそうではありません」
寧姫は、民たちが根づいて生活してきた全ての歴史がそこで終わってしまうと訴えます。
「韓人ではなくなりその魂は失われてしまうのです。そうさせないために今男たちは必死に戦っているのではありませんか」
寧姫は、新鄭は無血開城も降伏もせず、最後まで徹底抗戦すると断言しました。
この寧姫の言葉に対し、韓兵たちは歓声を上げました。
キングダム820話ネタバレ確定!騰が寧姫を戦場へ連れて行く
寧姫が帰ろうとすると、騰は「最後に一つだけお見せしたいものがあります」と告げます。
そして「ご無礼お許しを」と言って、寧姫を馬に抱きかかえて連れ去りました。
護衛たちが人質に取るつもりかと憤る中、騰は「姫君の歩けぬ獣道をしばし行くだけだ。心配ならついて来るがよい」と告げ、馬を走らせます。
騰に抱えられた寧姫は、韓を滅ぼしに来た憎き秦の六大将軍であるにもかかわらず、自分を支える手はとてもやさしく、いたわりを感じると思い、困惑しつつも複雑な感情を抱きました。
キングダム820話ネタバレ確定!戦場の凄惨な現実
騰が寧姫を連れてきたのは、現在英呈平原で行われている秦軍と韓軍の凄惨な戦場を見下ろせる高台でした。
「寧姫よくご覧になって下さい。これが本物の戦場です」
初めて本物の戦場を目の当たりにした寧姫は、あまりの凄惨さに涙を浮かべて吐いてしまいます。
騰は、吐いても構わないが「目をそらさないで頂きたい」と懇願します。
「残念ながら戦場には誉の光など輝いていません。蔓延しているのは無念の死と傷を負ってもがき苦しむ声です」
「国のために家族のためにと高潔に奮い立つのは開戦まであとはただ恐怖と苦痛に耐えて血を流すだけです」
寧姫はこの光景を「王室として見ておくべきもの」だと受け入れ、目をそらさないと応じます。
しかし「この光景はあなた方が攻めて来たから起きていることを忘れない!」と声を荒げました。
キングダム820話ネタバレ確定!騰の真意と王族の責任
騰は、戦争を始めることも終わらせることも「出来るのは王族だけ」だと説得します。
もし秦軍が力ずくで新鄭の城門を突破すれば、騰といえども末端の兵士まで制御できず、城内は火の海になり、一般市民にも多くの犠牲が出てしまうと警告します。
対して、無血開城であれば、騰が選んだ正規兵のみを城内に入れるため、悲劇は避けられると説明しました。
「先程の最後まで徹底抗戦のお言葉見事でした。その勇ましさを聞けば国民はまた奮い立つでしょう」
「しかし本当に最後までとなると韓の民は全滅となります」
騰は、最後まで徹底抗戦すれば韓の民は全滅し、降伏の線引きが遅すぎると国民に恨まれることになると指摘します。
キングダム820話ネタバレ確定!寧姫を選んだ理由
騰は、王都が追い詰められた際に、保身のために動く者、裏切る者などが現れる中、「何よりも民のことを第一に必死に考える者」が寧姫であると信じて、強引に連れてきたと吐露しました。
「酷く残酷なことを言っているのは分かっています。王室の方に降伏し百七十年続いた韓の歴史を終わらせることをお願いするなどと」
「そんな重い行為をあなたのような可憐な公女に託そうとしている。本当に申し訳なく思っています」
「しかしこの話はあなた様にしか出来ませんでした。いや他に出来たとしても寧様にしかしなかったと思います」
そして騰は、寧姫がどのような答えを出されても「私はそれを尊重しあなた様を応援してます」と伝えました。
寧姫が「敵なのに応援ですか」と返すと、騰は「立場と胸の内は同じではありませんよ」と答えます。
キングダム820話ネタバレ確定!騰の戦場復帰
話は終わり、騰は寧姫を護衛に託し、新鄭まで無事に戻るよう願います。
寧姫が「将軍もあの中へ行かれるのですか」と尋ねると、騰は「無論です」と返しました。
「洛亜完の首をとって新鄭へ行きます。どういう形であれ再会致しましょう」
「それまでどうか健やかに」
寧姫は「武運をなんていいませんよ」と敵将である騰に言葉を返しますが、騰は「お立場的にそれはまずいでしょう。胸の内で思って頂けるだけで十分です」と受け入れます。
そして騰は、護衛の干央と合流するために戦場へと割って入っていきました。
キングダム820話ネタバレ確定!前線の戦況
会談が行われている間も、英呈平原では激しい戦闘が続いていました。
李信率いる飛信隊と録嗚未の部隊は、韓軍との激しい攻防を繰り広げています。
博王谷は李信を討ち取るため本軍を動かし、前線の雰囲気が変わったことに飛信隊の面々も気づきました。
騰が本陣を離れている間、秦軍の指揮系統に影響が出る可能性があります。
しかし騰は寧姫との会談を優先し、韓の運命を左右する重要な提案を行いました。
寧姫は「韓を一日でも長く保つのか、それとも早めに犠牲を止めるのか」という究極の二者択一を迫られ、複雑な心境のまま新鄭へ戻ることとなりました。
キングダム820話ネタバレ確定!まとめ
これまで「キングダム820話ネタバレ確定!寧姫の決断と騰が見せた戦場の真実!」についてお伝えしました。
寧姫は騰の無血開城の提案を拒否し、最後まで徹底抗戦すると宣言しました。
騰は寧姫を戦場に連れて行き、凄惨な現実を見せます。
初めて本物の戦場を目にした寧姫は、その凄惨さに涙を流して吐いてしまいますが、目をそらさないと決意しました。
騰は、戦争を終わらせることができるのは王族だけだと説得します。
無血開城であれば悲劇は避けられるが、武力制圧となれば城内は火の海になり、一般市民にも多くの犠牲が出ると警告しました。
騰は、民のことを第一に考える寧姫だからこそこの話をしたと告白します。
そして寧姫の決断を尊重し、応援すると伝えました。
話を終えた騰は、洛亜完の首を取って新鄭へ行くと告げ、再会を約束して戦場へ戻ります。
寧姫は究極の選択を迫られ、複雑な心境のまま新鄭へ帰還することとなりました。
騰の説得により、寧姫は「韓を一日でも長く保つのか、それとも早めに犠牲を止めるのか」という決断を迫られます。
この会談が韓王室に影響を与え、韓の運命を揺るがすことが示唆されています。
寧姫の決断は、韓王宮内の徹底抗戦派との間で激しい政治的な対立を引き起こす可能性があります。
前線では李信が博王谷の攻撃を退けることができるのか。
騰は約束通り洛亜完を討ち取ることができるのか。
そして寧姫は韓の民のために何を選択するのか。
次回の展開に大きな期待が高まります。
それでは今回は「キングダム820話ネタバレ確定!寧姫の決断と騰が見せた戦場の真実!」と題してお届けしました。





