761話「情報戦」。
“情報戦”──その言葉が示すのは、剣ではなく知略で戦う新たな戦場でした。
韓非子を連れて秦へ帰還する使節団。そして趙では桓騎討伐の英雄・李牧が復活を遂げます。
前回760話では、信の言葉によって韓非子が秦への訪問を決意しました。
そして今話、韓からの帰路と趙での李牧の動きが描かれます。
果たして韓非子は無事に秦へ辿り着けるのか?
そして李牧が語る「情報戦」の真髄とは?
文官たちの戦いが始まる第761話を見ていきましょう!
キングダムネタバレ考察|761話あらすじ!
寧公主の見送り!韓非子への深い愛情
信と韓非子の問答が行われた夜、秦の使節団は王宮で宴会のもてなしを受けました。
翌日早々、韓非子を連れて秦へ発とうとする一行。
しかし出発直前、**寧公主**が姿を見せます。
信、露骨に嫌な顔してる(笑)
寧公主は騰と介億に頭を下げ、韓非子のことを頼むと懇願しました。
韓非子は体が強くないので、無理を強いないでほしい
もし先生の身に万が一のことがあれば、**絶対に秦のことは許さない**
寧公主、本気で心配してる…
騰は、秦は韓非子を**国賓**として迎えるため、粗相などありえないと約束しました。
騰の鋭い質問!韓非子の「別の顔」とは?
騰は寧公主に二つの質問を投げかけます。
まず一つ目は、韓非子の孤立について。
見送りの人数の少なさから、騰は韓非子が韓の朝廷内で孤立しているのではないかと推測しました。
寧公主の答えは明快でした。
韓は中華の中でも**儒教思想が強く色濃い国**
**法家主義**を掲げる韓非子は**腫れ物扱い**されている
だから孤立してるのか…
騰は、韓非子と同様に寧公主も孤立しているのではないかと案じますが、寧公主は心配無用と返しました。
そして騰は、意外な二つ目の質問を投げかけます。
韓非子は法家の他に何か別の顔を持っているのでは?
これは…何を意味する?
寧公主は全く心当たりがない様子で、騰はすぐに自分の勘違いのようだと話を打ち切りました。
しかしこの質問、後々重要になってくる予感…
信と寧公主、洛亜完の最後の言葉!
騰との話が終わると、寧公主は信に声をかけました。
寧公主は、信が語った「人の本質は火である」という言葉に胸を打たれたと認めます。
しかし…
その**熱い思い**を持って秦が韓を滅ぼすことが脅威
だから信のことが**大嫌い**
「出来るなら今ここであなたを殺しておきたい」
認めつつも、敵として憎んでる…
そこへ韓の第一将である**洛亜完**が姿を見せます!
自分がいる限り韓は滅びない
**これ以上秦の将に王都を見られるのは面白くない**
洛亜完、堂々としてますね!
騰は、韓非子の身を案じて必死だった寧公主を指し、こう告げました。
「そういう人は守らねばならぬ」
洛亜完、彼女を頼む
使節団は帰路につきましたが、ナレーションでは不穏な言葉が…
この韓非子の秦来朝は**誰も予想だにせぬ結末**を迎える
これは…史実通りの悲劇が?
李牧の復活!「武安君」の称号獲得!
一方、趙国では大きな動きがありました。
体調を回復させた**李牧**が、邯鄲のすぐ西に位置する要衝の都市、**武安**に入城したのです!
李牧は桓騎討伐の褒美として、趙王から**大都市・武安を丸々授けられた**
これにより**「武安君」**の称号を獲得
完全復活どころか、大出世だ!
武安は邯鄲防衛の最後の砦となる最重要拠点。
城中の民は、国を守り通した英雄として李牧を熱狂的に歓迎しました。
**カイネ**はその歓迎の大きさと褒美の破格さに涙を滲ませます。
カイネは重傷を負っていましたが回復しており、首の傷を隠すような衣装を着ていました。
李牧の顔の傷も残っていて、迫力が増してる…
李牧の側近たちも、反逆者として追放されていた時期を経て、再び趙の士官として戻ることができました。
城内に豪邸まで与えられ、完全復権です!
李牧が語る「情報戦」の真髄!
李牧は、桓騎の首の価値を評価するカイネに対し、重要なことを語ります。
自分たちが桓騎に勝てたのは**一戦だけではない**
どういうこと?
李牧は、事前に黒羊で桓騎と慶舎の戦いを**観察していた**ことで、**情報面での優位性**を持って桓騎戦に臨めたと振り返りました。
傅抵は重要な指摘をします。
天才軍略家相手には**情報が漏れること(知られること)が命取り**
楽彰も同調し、こう語りました。
李牧や王翦、桓騎といった軍略家の腕が上がるほど、**「情報」が最大の武器**になる
李牧は「情報戦の化け物」
これは納得!
李牧は、王騎を討ち取った際も、徹底した情報封鎖のもとで戦略を成り立たせて勝利を収めています。
情報を制する者が戦場を制する──これが李牧の真髄なんですね。
不穏な影!秦の間者・姚賈の登場
傅抵は、李牧が情報戦を行うなら、その実行部隊(諜報部隊)がいるはずだと推測します。
傅抵は、口が堅い**舜水樹**が適任ではないかと予想しました。
しかしその時…
李牧たちの様子を上から見下ろす者たちがいました!
誰だ!?
それは秦が送り込んだ**諜報員たち**であり、その中心にいたのが**姚賈**という人物でした。
姚賈は元々、昌文君が趙内部に送り込んだ諜報員
その後は**李斯の指揮下**で動いている
しかし、ナレーションには不穏な言葉が…
「そのはずであった」
え、どういうこと!?
姚賈は部下に代わって自分が咸陽へ報告に行くと言い出します。
さらに驚くべきことを口にしました。
「李斯様に秦軍が次に**韓か趙北部かどちらを狙うのか**聞いて来よう」
これは…おかしい!
諜報員が軍事機密を聞きに行くって、明らかに変ですよね。
姚賈は胡散臭いオーラを発しており、次なる秦趙の戦いである番吾の戦いに影響を与える存在になる可能性が示唆されています。
李斯の配下であるはずの姚賈が、秦を裏切って他国に情報を漏らすのか?
それとも李斯ではない別の誰かの指示で動いているのか?
あるいは自分のために動いているのか?
複数の可能性がありますね…
この第761話の出来事により、咸陽を舞台に、武官ではなく**文官ならではの戦い**が始まることが予告されました。
また、史実では姚賈が韓非子の運命に深く関わることになる人物です。
これは…韓非子が危ない!
キングダムネタバレ考察|761話の感想と考察
今回は戦場ではなく、情報と策謀が渦巻く回でしたね!
韓からの帰路と趙での李牧の復権、そして不穏な姚賈の登場…
複数の伏線が張られた重要な回だったと思います。
寧公主と韓非子の関係が切ない…
今回特に印象的だったのは、寧公主の韓非子への深い愛情です。
体が弱い韓非子を心から案じ、秦の使節団に念押しする姿。
「万が一のことがあれば絶対に許さない」という言葉に、彼女の本気度が表れています。
儒教思想が強い韓で、法家の韓非子は孤立している
そしておそらく、寧公主も同じように孤立しているんでしょうね。
二人の絆が深いのは、お互いに理解者が少ないからかもしれません。
史実では韓非子は秦で悲劇的な最期を迎えます。
寧公主の心配が的中してしまうことを考えると、この見送りシーンは本当に切ないです…
騰の「別の顔」発言が気になる!
騰が韓非子について「法家の他に何か別の顔を持っているのでは?」と質問したシーン。
これ、むっちゃ気になりますよね!
騰は何を察知したのか?
韓非子には法家以外の秘密があるのか?
寧公主は心当たりがない様子だったけど…
もしかしたら、韓非子は諜報活動や何か別の役割も担っているのかもしれません。
あるいは、騰の直感が何かを感じ取ったのかも。
この発言、絶対に後で回収されるはずです!
李牧が「情報戦の化け物」!納得の称号
今回のもう一つの見どころは、李牧の「情報戦」に関する語りでしたね。
黒羊で桓騎を事前に観察
情報面での優位性を確保
王騎討伐も徹底した情報封鎖で成功
李牧の強さの秘密は「情報」だったのか!
楽彰が「情報戦の化け物」と評したのも納得です。
天才軍略家同士の戦いでは、戦術や戦略以上に、**情報をいかに制するか**が勝敗を分けるんですね。
王翦や桓騎も情報を重視していましたが、李牧はその上を行く。
これまでの李牧の勝利が、すべて情報戦で裏付けられていたと分かって、彼の恐ろしさが改めて理解できました。
姚賈が超怪しい!韓非子の運命に関わる?
そして今回最大の不穏要素が、**姚賈**の登場ですよね!
秦の諜報員のはずなのに、ナレーションで「そのはずであった」って…
完全に裏切りフラグじゃないですか!
李斯に「次の攻撃目標を聞きに行く」と発言
これは明らかにおかしい
諜報員が軍事機密を聞くのは不自然
考えられるパターンは複数あります。
**パターン1:姚賈が秦を裏切る**
趙や他国に情報を売っている可能性。
李牧の諜報部隊に寝返っているかも?
**パターン2:李斯以外の誰かの手先**
呂不韋残党や他の勢力に操られている?
**パターン3:自分の利益のために動いている**
情報を売って金を稼ぐ、典型的な裏切り者パターン。
どのパターンも十分あり得る…
そして史実では、姚賈は韓非子の運命に深く関わる人物です。
李斯と共謀して韓非子を陥れるんですよね。
原先生がこの史実をどう描くのか、超気になります!
もしかしたら、姚賈が韓非子を秦へ連れて行く途中で何かを仕掛けるのかもしれません。
あるいは、秦に到着後に李斯と組んで韓非子を排除する展開か…
いずれにしても、韓非子が危険な状況に陥るのは間違いなさそうです。
「文官の戦い」が始まる!新たな局面
今回のラストで、「武官ではなく文官ならではの戦いが始まる」と予告されました。
これまでのキングダムは、主に武将たちの戦場での戦いが中心でした。
しかし今後は、李斯や韓非子、姚賈といった文官たちの策謀や情報戦が描かれるということですね。
剣ではなく、言葉と策略で戦う
情報を制する者が勝つ
これは新しい展開で楽しみ!
キングダムの新たな魅力が開花しそうな予感がします。
信たち武将の活躍も楽しみですが、李斯や韓非子といった天才たちの知略戦も見応えがありそうですよね。
原先生がどう描くのか、本当に楽しみです!
キングダムネタバレ761話|アースの感想
今回の761話、情報戦というテーマが前面に出てきて、むっちゃ面白かったですね!
アース的には、李牧の「情報戦の化け物」という評価に納得しました。
これまでの李牧の勝利が、すべて情報面での優位性に支えられていたんですね。
黒羊での観察、王騎討伐での情報封鎖…
李牧の強さの本質は、情報を制する能力にあったわけです。
そして寧公主と韓非子のシーン、切なかったですね…
寧公主の心配が的中してしまうことを知っているだけに、見送りの場面は胸が痛みました。
騰の「別の顔」発言も気になります。
韓非子には何か秘密があるのか?
この発言、絶対に伏線ですよね。
そして姚賈の登場!
「そのはずであった」という不穏なナレーション
軍事機密を聞きに行くという不自然な発言
完全に裏切りフラグが立ってます
史実では姚賈は韓非子を陥れる人物ですから、今後の展開が心配です。
韓非子は無事に秦に辿り着けるのか?
それとも道中で何かが起こるのか?
あるいは秦に着いてから悲劇が始まるのか?
原先生がどう描くのか、期待と不安が入り混じっています。
「文官の戦い」という新たな局面も楽しみです。
これまでとは違う、知略と策謀の戦いが展開されるんですよね。
李斯vs韓非子、そして姚賈の策略…
どんな展開になるのか、想像するだけでワクワクします!
次回も絶対に見逃せませんよ!
キングダムネタバレ762話予想!韓非子の運命は?
次回762話では、おそらく**秦への帰路**が描かれるでしょう。
そして間違いなく、何かが起こるはずです。
韓非子を巡る策謀が始まる!
まず考えられるのは、**道中での襲撃**です。
韓国内の反韓非子勢力が、彼を秦に行かせまいと刺客を送る可能性があります。
あるいは、他国の工作員が韓非子を狙うかもしれません。
信や騰が韓非子を守る戦闘シーンが描かれる展開もあり得ますね。
次に、**姚賈の動き**です。
姚賈が咸陽に向かい、李斯と接触する場面が描かれるかもしれません。
史実では李斯と姚賈が共謀して韓非子を陥れますから、二人の密談シーンが描かれる可能性は高いです。
また、**秦に到着した韓非子と政の対面**も楽しみです。
信との問答以上に深い議論が交わされるはずですよね。
二人の天才がどんな会話を繰り広げるのか、超期待してます!
個人的には、李斯の嫉妬や焦りも描かれると予想
李斯は自分よりも優れた韓非子の才能を恐れ、彼を排除しようとします。
その心理描写が丁寧に描かれれば、より深みが出ますよね。
**趙での李牧と舜水樹の諜報活動**も気になります。
李牧の情報戦がどのように展開されるのか…
もしかしたら、李牧の諜報部隊と秦の諜報部隊が水面下で激突するかもしれません。
そして何より、韓非子の運命がどうなるのか…
史実通りの悲劇的な結末を迎えるのか?
それとも原先生が独自の解釈を加えるのか?
次回の762話、絶対に見逃せませんよ!
発売日が待ち遠しいです!
予想ここまで!
⇛情報戦、本格始動ですね(;´Д`)
ここ、次回の762話は絶対に見逃せませんよ!
韓非子と姚賈、そして李斯の動きは?
次週の762話、超要チェックですよ!
キングダム761話まとめ
- 寧公主が韓非子の身を案じて使節団に念押し
- 騰が韓非子の「別の顔」について疑問を持つ
- 洛亜完が寧公主を守ると宣言、使節団は韓を出発
- 李牧が「武安君」の称号を得て完全復権!
- 李牧が「情報戦の化け物」と評される
- 秦の諜報員・姚賈が登場、不穏な動きを見せる
- 文官たちの戦いが始まることが予告される
次回762話では韓非子の秦への旅路、そして姚賈と李斯の動きが描かれるはずです。
皆さんは李牧の「情報戦」、そして姚賈の裏切りフラグについてどう思いますか?
コメントでぜひ教えてください!








