進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ96話考察!トロスト区襲撃の真相を考察!

第96話「希望の扉」にてシガンシナ区陥落の裏側が明らかとなりました。

なぜ「あの日」だったのか?

その理由は、決して盤石な作戦の元に決行された訳ではなかったのだと、感じられましたよね。

それでは、その5年後に再び登場した超大型巨人によって決行された「トロスト区襲撃」はどうだったのでしょうか?

この時の襲撃の裏側はどうなっていたのでしょうか?

考察してみましょう!

◆「トロスト区襲撃」のタイミングを考察!

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「進撃の巨人」第3話「解散式の夜」より

96話「希望の扉」の内容から、そもそもの始まりである845年のシガンシナ区陥落が、ライベルアニ側にとってもギリギリの計画であったことが明らかとなりました。

そして、同じく96話でのライナーのセリフから彼らが訓練兵団に入団した理由が王政の近付くための「中央憲兵に接近するため」であったことが分かりました。
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「進撃の巨人」第96話「希望の扉」より

つまりは、真の王であるレイス家を突き止めるために訓練兵団に入団したということですね!

そしてライナー達は訓練兵団に入団し3年後に卒業し、解散式の次の日にトロスト区を襲撃する事となります。

この辺りの時系列は進撃の巨人年表【考察ネタバレ用】に載っていますので見てみて下さい!

では、このトロスト区襲撃のタイミングで、入団当初の目的である「レイス家を突き止める」というライナー達の目的は果たせていたのでしょうか?

それが果たせていないのは、47話「子供達」で分かりますね。

クリスタがウォール教の重要人物である、という考えから、レイス家が真の王家であり、クリスタが王家の末裔という事が分かっていませんでした。
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「進撃の巨人」第47話「子供達」より

つまりトロスト区襲撃は、レイス家が真の王家であると突き止め、レイス家が持っている「始祖の巨人」を一気に奪還しようと決めて行なったわけではない、という事になります。

では、どういう計画の元に、このタイミングにトロスト区を襲撃したのでしょうか?

ちなみにこの管理人アースは97話あらすじ展開!にて97話の展開をマーレ側の展開を予想していますが、もしかしたらこれから予想するトロスト区襲撃の裏側が描かれる展開が、97話で起こるのではとも思っております。

トロスト区襲撃の裏側とともに97話のもうひとつの展開予想をしてみます!

◆もうひとつの97話展開予想!

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96話の最後に訓練兵団に入団したライベルアニですが、その後、訓練兵団にて3年間過ごし、その間にもアニはしばしば王都に出向き真の王家を調べます。

しかし、思ったような結果は得られず、とうとう訓練兵団解散式の日になり、夜となります。

いつも通り、エレンとジャンがぶつかり、夕食もお開きとなりました。

ライナーとベルトルト、アニは周りに誰もいないことを確認し相談します。

アニ
「とうとう真の王家を突き止められないまま卒業になってしまった…ライナー、どうする?」

「私達3人とも憲兵団に入り、予定通り王家に近付く?」

ライナーはアニの質問にしばし迷い、答えます。

ライナー
「いや…俺は調査兵団に入ろうと思っている」

驚くアニとベルトルト!

ベルトルト
「ライナー、どうしてそうなる?」

「もともと中央憲兵に入る為に僕らは訓練兵団に入団したんだろう?」

その後をアニが引き継ぎます。

アニ
「…もしかして、さっきのエレンの演説に感化されたの?」

「穢れた民族に染まっちまったのかい、ライナー」

ライナーはビクッとし、言い返します。

ライナー
「それは違う!」

「3人が憲兵団に行っちまったら、いざ動く時に困ると思っただけだ。」

「全員シーナに配属になったら、逆にトロスト区を襲撃する時に動きにくくなるだろう?」

それでも疑わし気にライナーを見るアニ

アニ
「それだったらトロスト区を破壊し、ウォール・ローゼも巨人の領域にしてしまえば良い。」

「そうなれば、壁はウォール・シーナだけになり、王家も突き止めやすくなる」

「もしかしたら、この襲撃でフリッツ王が動くかもしれないし…」

「ライナー、あんたにできるかい?」

試すようにライナーを見るアニ

ライナーは、カッと目を見開き頷きます。

ライナー
「分かった。それで納得するなら良いさ」

「それならば、明日やろう。満月も数日後にやって来る。」

「トロスト区を襲撃し、その後上手く壁の王が動き捕らえられれば、そのまま故郷に帰れるってものさ」

吹っ切るように言うライナー。

そのライナーの言葉に頷くアニとベルトルト。

アニ
「分かった。明日やろう」

ベルトルト
「もし、それでも壁の王が見つからなかったら…その時に所属兵団をどこにするのかを考えれば良いさ」

ポンッとライナーの肩を叩くベルトルト

そして場面は次の日になります。

立体機動にてトロスト区外門に出るベルトルト

そして超大型巨人となり、壁を破壊します!
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その後、エレンの攻撃を躱し、壁内へと移動するベルトルト。

そのまま走り、ジャン達訓練兵団同期と合流します。
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そして、その後エレンゲリオンが登場し、ライベルアニはエレンが巨人のうなじから出てくる瞬間を見る事となります。
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「進撃の巨人」第9話「心臓の鼓動が聞こえる」より

このようにもうひとつの97話展開を予想します!

トロスト区襲撃でのライベルアニの展開が97話に登場するのではないかという予想は、コメントでも多々いただきました!

特にゆっきーさんの考察コメントは素晴らしく、今回の記事作成においてかなり参考にされてもらいました。

ここで少し紹介しましょう!

私の予想では、まだライナー祭りが続くでしょう。
まだ、解散式の翌日のジャンが叫んでいた「なんで今日なんだ!明日になれば内地に行けたっていうのに!」の答えが出ていないからです。
ジャンの叫びは、諌山先生が仕掛けているメタ質問です。つまり作中の外の人間、つまり読者である我々に対して、「なぜ、『今日』なのかを考えておいてね」という問いなのです。1巻第4話から24巻第97話へのロングパスだったということでしょう。

素晴らしい考察ですよね!

全文は97話あらすじ展開!にて見られますので、見てみて下さい!

「エレン・イェーガーがグリシャ・イェーガーの息子と知ったことによる作戦の方向転換」予想もありそうな気がします!

このゆっきーさんのコメントが無かったら、今回のもうひとつの展開予想はできなかったです。

ゆっきーさん!

コメントありがとうございます!

さて、トロスト区襲撃がこのタイミングだったのは、所属兵団を決める際にライナーの心の揺れを感じたアニともめたから、という理由だったのではと予想したのですが、どうでしょうか?

97話の内容が分かるのが、ものすごく楽しみです!\(^o^)/

【追記】

97話はでは、断片的ですがライナーの回想シーンにてトロスト区攻防戦まで描かれていました。

この予想は50点程度は当たっていたかなと思います。

97話あらすじにて内容が分かりますので見てみてください!

96話「希望の扉」あらすじ考察と感想!
96話考察!他人種系エルディア人とは何なのか検証!
96話考察!「タイバー家」と「不戦の契り」を考察!

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POSTED COMMENT

  1. 考察初心者🔰 より:

    突然、失礼します(^^)

    ↑の絵をみて改めて感じるのはベルトルトの心境ですよね♪

    2巻のこの部分を読み返してみて…前後の会話の流れからアニの台詞はサシャの意見に対して「どうする?」をライナーに問うているのではと思います♪

    目の前にマルコがいますから戦士としての会話ではない無いと思います。

    それを踏まえて改めて絵を見ると…ベルトルトの複雑な表情が凄く気になります(^^)

    アニやライナーが訓練兵生活を経て壁内人類に対する悪感情が希薄になっているのを表現している様に見えてしまいます♪

    そんな2人の様子を見ての戸惑いがベルトルトの表情なのかな?

    そんなベルトルトもアルミンに対して自分の苦悩を激白するシーンがありましたよね?

    こうして考えるとマーレ側目線で壁ドンを描く事は物語の終結に向けて重要な事なんだろうな!と最近、妄想してます(^^)

    ガビは…ライナーから見れば壁内人類を知る前の過去の自分とダブって見えているのでしょうね!
    ライナーはガビには鎧を継承させないと強く願ってる様に思います。

  2. 進撃の芋女 より:

    こんにちは、進撃の芋女です。

    三人と屋根の上で話しているときに、アニがどうするのか聞いてライナーがこう答えました。

    みんな集まってから…。

    誰かを待っていたように見えました。

    内部の潜入者か、ジーク達かはわかりませんが誰かを待っていたのは間違いないと思います。

    次回発売の単行本は一気にネタバレ号になりそうなので近いうちに十年以上待った回収にドキドキしてます。

    • 管理人アース より:

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      「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

      この場面ですよね。
      この「集まってから」は獣の巨人か無垢の巨人の事かなと思っています。
      回収が楽しみですよね!\(^o^)/
      ドキドキですよ!

      管理人アース

  3. りんご より:

    主力の調査兵団が遠征にでていたというのも、あのタイミングだった理由の一つかと思います。

  4. こんにちは。

    今話をみるとグリシャが上の街に診療に行ったのは偶然だったのですかね?
    それとも超ロングパスが来るのか?
    楽しみですね!

    • 管理人アース より:

      これ、難しいところですよね。
      おそらく「偶然」だったのかなと思われます。
      ただ、グリシャのユミルの呪いである13年がかなり近付いていたのは間違いないので、レイス家に行こうとしていたかもしれませんが…

      管理人アース

      • もしくは満月にあわせて診療のスケジュールを組んでレイス家の近くに行っていたのかもですね!

        • 管理人アース より:

          それはマーレ軍の停泊船に合わせて、ということですかね?
          ただ、グリシャは望月の日にマーレ軍が来ることを知らなかったと思うので、そこはどうでしょうか?
          グリシャのユミルの呪いである13年目に合わせて始祖奪還計画は実施されたのでしょうが、「その日」に上の街に行っていたのは偶然かもですね!

          管理人アース

  5. コンロガス より:

    2パラグラフ目の「エレンの登場がなければ」は「エレン知性巨人の登場がなければ」です。

  6. コンロガス より:

    「ライナー・・・どうする?」「まだだ・・・やるなら集まってからだ」という台詞から察するに、トロスト区に巨人が十分に入ったあとでウォールローゼの壁も壊す算段だったのでしょう。

    エレン知性巨人の登場がなければ3人とも憲兵団として内地に行く計画だったため、トロスト区に3人揃って誰にも疑われることなく出向ける最初で最後の機会が固定砲整備をするあのタイミングだったのではないでしょうか。訓練兵にさほどの自由な時間があるとは思えないので、訓練兵時代にトロスト区に出向いて攻撃することは難しそうですしね。

    あと、マルコを殺す際にライナーが「悪の民族に情が移っちまったのか」と言ってアニに立体機動装置を外させる理由が今のところ出てきていないこと、トロスト区攻防戦のあと「ごめんなさい」とアニが遺体に向かって謝っていたことをみると、罪のない人たちが死ぬことになるトロスト区&ウォールローゼの壁破壊作戦に一番反対していたのはアニだったのではないかと予想します。

    ライベルアニが「壁内人類=悪」ではないということに気づき葛藤していく様子はもっと描かれるかもしれませんね。

    • 進撃の海老蔵 より:

      以下、反論。

      1、『ライナーが「悪の民族~理由が今のところでてきていない』
      →補給所の巨人掃討作戦の際に、アニがコニーを助けたことに対する踏み絵を迫っただけではないでしょうか。理由は物語中に明示されていると思います。

      2、『トロスト区防衛戦のあと~一番反対していたのはアニだったのではないか』
      →96話の中でアニは、『だったら…、ちんたらしてないで、さっさとケリを付ければいい』と言っています。これは、その後のライナーの反応からも、全ての壁を破壊することを意味していると読むのが妥当です。
      よって、ケリを付けろと自ら言っているアニが、壁の破壊に一番反対していたとは考えにくいのではないでしょうか。勿論、罪の意識、罪悪感は併せ持っていたとは考えられますが。それゆえの『ごめんなさい』だと考えます。

      • コンロガス より:

        コニーの件はすっかり忘れてました。すいません。ただ、マルセルの代わりになるという宣言をしているとはいえライナーがアニに命令するような上下関係的な描写はほとんどない中で、コニーを命がけ(というほど危険な助け方ではない。)で助けたという理由だけで、ライベルの不始末によって起きた身バレについて、果たしてアニにあんなことさせるのか、マルセルが死んだときにはライナーをボコボコに蹴りまくったアニがあんなにもあっさり従うのか、という疑問は私の中では残ります。つまり、アニがパラディ島側に心情が傾いているような言動がほかにもあったのではないかと(私の妄想に過ぎませんが。。)。

        2点目は、上とも絡みますが訓練兵団での3年間でより一層の心境の変化が起きてもおかしくはないかなあと。96話のアニの発言しかり、マーレ編になってから描かれてるアニには、遺体に向かってごめんなさいなんて言ったり、教会を壊した際に一般人を潰してしまったことに少し動揺したりしそうな感じはしないんですよね。。

      • 進撃の海老蔵 より:

        トロスト区にて、ライナーに「どうする?」と聞いていることからも、アニの中ではライナーをリーダーとする意識的なものが形成されていたのかもしれませんね。実際に、96話にて兵団に入るといった言ったライナーに反対しながらも結局は入団していることからも、私はそう感じました。

        仰るとおり、訓練兵団3年間はマーレの戦士三人組に心境の変化を起こさせたのだと考えるのが妥当かと思います。事実、ライナーは島での生活を地獄と言っているわけですし。これはエレン奪還編のベルトルトの台詞からも読み取れるかと思います。

    • 管理人アース より:

      >ライベルアニが「壁内人類=悪」ではないということに気づき葛藤していく様子はもっと描かれるかも

      これ、むっちゃ楽しみですよ!\(^o^)/
      次回97話で展開するかもですね!

      管理人アース

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