進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ121話考察!未来を見る「特性」を検証!タイムトラベルは進撃の能力なのか?

121話「未来の記憶」でとうとう明らかとなった進撃の巨人の能力ですが、「未来の継承者の記憶を覗き見る」だと判明しました。

このような能力に対し賛否両論になる事は間違いないでしょうし、実際コメントやTwitterでもそのような意見がまま見られます。

ただ一部「それは誤解ではないか?」とか「そういう能力ではないのでは」と思われる意見があるのも事実です。

まずは「進撃の巨人」の能力を今一度整理してみましょう!

そしてエレンとジークはタイムトラベルをしていないという考察はあり得るのか?

検証して見てみましょう!

◆進撃の巨人の能力を検証!

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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

121話「未来の記憶」にて「進撃の巨人」の「特性」が明らかとなりました。

まずここで「特性」とはどのような意味なのかを把握しておきましょう。

特性とは「特別に備わっている性質のこと」「そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質」という意味となっています。

この意味から感じるのは「鎧の巨人」の「常時硬質化している鎧」や「顎の巨人」の「水晶体すら噛み砕く顎」ですよね。

いわゆる「能力」のことかなと。

つまりここで言う「特性」とは、これまでにも明らかになっていた9つの巨人の「能力」に相当する意味だと思われます。

なので、ここでは特性を能力という意味で捉え考察を進めていきます。

121話のグリシャの説明から、進撃の巨人の能力が「未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる」だと判明しました。

「未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる」…

ちょっとややこしいですよね(・_・;)

コメントで見られた様々な疑問を踏まえて、進撃の巨人の能力を検証してみましょう!

・タイムトラベル、過去干渉ができる能力なの?

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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

最も多く感じたのが「進撃の巨人の能力はタイムトラベルができ過去干渉ができるのでは」という捉え方でした。

今回の展開からそう感じてもおかしくはないですし、作中でジークが「時を超える能力」と表現しているので、余計そう捉えてしまうかなと思います。

しかし進撃の能力だけで「タイムトラベルから過去干渉」は無理だと管理人アースは考えます。

今回エレンがレイス家を襲撃できないグリシャに言葉をかける事ができたのも、ジークの記憶ツアーがあっての事でしょう。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

つまりジークの「王家血統」があり、もしかしたらエレンの中の「始祖の巨人」があって初めてできる事なのではと察せられます。

これはエレンがジークに「兄さんのおかげで今の道がある」という発言からも、間違いないと管理人アースは考えています。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

あくまで「進撃の巨人」の能力は「未来の継承者の記憶を見る事だけができる能力」なのだろうと思われます。

・エレンはエレン自身の未来が見られるの?

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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

では、「進撃の巨人」の能力で「エレン自身の未来」が分かるのでしょうか?

これも見られるのは「未来の継承者の記憶」なので、現在の継承者であるエレンの未来を見ることは「できない」と考えられます。

でもエレンは、自分が未来で見る景色を見ていました。

自分の未来を見ている事になりますよね?

なぜ見られたのかと言うと、これはグリシャが見た記憶を見た、と解釈できるでしょう。

いわゆる巨人継承に見られる「記憶継承」であり、特に血統は記憶継承に影響するとも95話で明らかとなっています。

なのでグリシャの子であるエレンは、グリシャから多くの記憶継承が行われている、と察せられます。

いっぽう、グリシャは進撃の巨人の能力で、次の継承者であるエレンの記憶を覗き見ました。

そこで「未来に見るエレンの記憶」も見たのでしょう。

未来のエレンの記憶を、グリシャの記憶からエレンが継承した。

こういう事であり、エレン自身の能力で自分の未来を見たという事ではない、と察せられます。

・エレンはどれだけの未来を知っているのか?

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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

これ、気になりますよね。

先程の考察でエレンが自分の未来を見られるのは「グリシャの記憶を通してだけ」だと分かりました。

つまり、「グリシャが知っているエレンの未来」をエレンは知ることができるのです。

では、グリシャはどれだけエレンの未来を知る事が出来るのか?

どうやらグリシャが見たいエレンの未来を自由に見ることが出来る訳ではなく、エレン次第のようだ、と思われます。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

そしてジークからも「都合の良い記憶だけを見せる事は可能」という説明も登場しています。

ここから、エレンが見た未来の記憶はそれほど多くはなく、もしかしたら「あの景色」くらいなのかもしれない、と管理人アースは感じました。

ここまでの考察で「進撃の巨人」の能力は「単独では過去干渉はできない」、「エレンがグリシャに見せた未来のみエレンは知る事ができる」と考察できました!

「未来を知る事ができる能力」というイメージを抱いた「進撃の巨人」の能力ですが、それほど無敵な力を持っている訳ではないと感じられますよね。

さらにここから「エレンはタイムトラベルしていないのでは?」という考察に移りたいと思います。

さらに進撃してみましょう!\(^o^)/

◆エレンとジークはタイムトラベルをしていないのか?

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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

進撃の能力が未来の継承者の記憶を見る事ができるというのは間違いないけれど、今回エレンがグリシャに話しかけていたのはリアルな過去ではなく、タイムトラベル自体していないのでは、という考察コメントをいくつかいただきました。

ジャン着るアインシュタインさんからは

自分はエレンもジークもタイムトラベルをしておらず、ずっと記憶の旅に出ているだけだと思います。根拠として、グリシャがジークに対して「そこにいるんだろ?」と言っていることです。つまりジークの姿は見えてはいないんですよ。なのでエレンも見えないと過程した場合どのように未来から過去干渉したのか?それは簡単です。エレンが記憶の旅の中でグリシャに向かって奮い立たせる言葉をかけてその記憶をグリシャに見せれば、直接声が聞こえていなくとも、間接的には伝わるはずです。

との考察コメントをいただきました。

これ、面白いですし分かりやすいコメントですよね!

つまりこの時はリアルな過去のグリシャに言っているのではなく、記憶ツアーのグリシャに言っているエレンの言葉、場面をグリシャが進撃の能力で未来のエレンの記憶を見てグリシャは知っているだけなのでは、という考察ですね。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

リアルな過去のグリシャはエレンの言葉が直接聞こえていはいないけど、能力でこの時のエレンの言葉を聞いた、ということでしょう。

ジャン着るアインシュタインさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

となると、この時のグリシャもジークが見えているように言っていますが、実際は見えていないのでしょうか?
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

見えていないけれど、ジークを抱きしめたのでしょうか?
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

そうなりますよね。

ただ、最初グリシャはジークが見えていないようでしたが、
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

しかし、その後急にジークが見えるようになります。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

これ、リアルな過去グリシャにエレンがリアルタイムでこの時の記憶映像を送っている、という事ではないでしょうか?

この時のエレンは、何かやっていそうに見えます。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

これ、進撃の能力を発動しこの時のグリシャにこの時のエレンの記憶を送っている、というようにも見えますよね?

つまり、この抱きしめられているジークはあくまで記憶映像のグリシャに抱きしめられているのであり、グリシャはリアルタイムに送られてきている未来の記憶映像のジークを抱きしめている、という感じなのではと察せられます。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

そう考えたればタイムトラベルは起こっておらず、「全て記憶ツアーの出来事」と見る事もできそうですよね!

もしこの考察が当たっていたとしたら、120話でのこの時にリアルタイムに映像を送る進撃の能力にエレンが気付いたのかな、と感じました。
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「進撃の巨人」第120話「刹那」より

「あれ? 今、オレが見せた?」みたいな。
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「進撃の巨人」第120話「刹那」より

そのようにも見る事もできますよね!

ジャン着るアインシュタインさんのコメントから、「エレンとジークはタイムトラベルをしておらず、ジークを抱きしめたグリシャにリアルタイムで進撃の能力が発動していたのでは」と考察できました!

さてさて、非常に面白い考察でしたが、これらがどこまで諫山先生の真意に近付けているのか?

明らかになる日が来るのが、怖楽しみですよ!\(^o^)/

121話「未来の記憶」あらすじ考察まとめ!
122話あらすじ!

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POSTED COMMENT

  1. 考察系 より:

    進撃の巨人の能力は「未来の継承者の記憶を見る」というのは正しいと思いますがジークや始祖の巨人の力で過去に干渉したというのは違和感が残ります。干渉ではなくエレンがグリシャの記憶を見てグリシャに怒っている場面を進撃の巨人の能力でグリシャが見たから干渉しているような場面になっているのではないでしょうか?

    • 管理人アース より:

      >エレンがグリシャの記憶を見てグリシャに怒っている場面を進撃の巨人の能力でグリシャが見たから干渉しているような場面になっているのでは
      エレンがグリシャに発した言葉は、あの時のグリシャに影響していないのであれば干渉ではないと思いますが、影響していませんかね?
      文章にし辛いですが、エレンがグリシャに発した事じたいが過去であるから過去干渉にならない、という意味なのであればそうかもです。

      管理人アース

  2. 普通の東洋人。 より:

    話が飛躍しますが、アズマビト家のキヨミ様も「未来の、それも自分の見た記憶」が見える能力を持っているのではと思いました。
    ①ジークとの密会時、立体機動装置を既に知っていた。
    ②レベリオ収容区での催事の直前に、その場を離れている(事前にパラディ側から連絡を受けた可能性が高いですが)
    ③お金の匂いに鋭い…単に目ざといと言う意味か、経済の動向を予知出来ると言う意味か?
    他国と歴史的に強い結び付きを持つアズマビト家に、遥か昔「進撃」を継承したエルディア王家の人間が嫁ぐか婿入りし、以来家系の中から、巨人化こそしないが、未来を予知する能力を有する者が出現。 そのアズマビト家も、近年は直系の血族が減ったため、この能力を維持するには、ミカサの存在が唯一の救い。

    …もう今回は何が何だか…アース様や皆さんの考察は「未来の記憶を見たのか」という精度なのに、私だけ「夢でも見たのか」という完成度…アルミンに説明してもらいたいです😭 でもミカサには、また明らかにされていない能力がきっとありますよね。

    • 管理人アース より:

      >アズマビト家も、近年は直系の血族が減ったため、この能力を維持するには、ミカサの存在が唯一の救い。
      ミカサの東洋の一族の血には何かありそうですよね。
      それもループのような。時を超えるような。
      というか、その展開が欲しいです!(*^^*)

      管理人アース

  3. 小さな巨人里中ファン より:

    最新号が出てからまだ1週間……次号が出るまでの1カ月間を耐えられるのは、アースさんとこのサイトの皆さまのおかげです。いつもどうもありがとうございます。楽しいです。

    ふと思ったのですが、今のところ(少なくとも作中で描かれている範囲内では)、他の知性巨人(の力)を取り込んだのは進撃だけですよね。グリシャが始祖をかじるまで2000年もの間、知性巨人間の共食いが起きなかったのも不思議と言えば不思議。アンプルか捕食かを問わず、他の知性巨人の力をわが身に取り込めるのは進撃のみが持つ能力? いや、マガトさんがエレン始祖を食えって言ってたから、それはないか……。

  4. GS より:

    大地の悪魔=9の知性巨人,説。複数の巨人の能力を一人が保有できるという設定が引っかかります。予想として、地ならし(人類大量殺戮)をしたいエレンvs抵抗勢力の構図で、最終的に、知性巨人同士の共食いバトルの末、大地の悪魔が完成する。そして、ヒストリアの娘、ユミル(と多分名付けられる)に継承され、物語は振り出しに戻り歴史は繰り返す。恐ろしいのが、アニは多分餓死していて、女型巨人は誰かにランダム継承されている。それを探すためのエルディア人無差別捕食が繰り広げられる。また、この物語に通底している味方が敵になるという展開。これが最終局面でも見られ、抵抗勢力になるであろうアルミンとの決戦も不可避。アッカーマン一族が何かしらの鍵となり「この世界は残酷だ。そしてとても美しい」という結びにもっていくと予想。(知らんけどw適当)

  5. レイ より:

    進撃の能力で気になる点があります。クルーガーに記憶を見せたのはエレンなのか?という点です。
    クルーガーはグリシャに能力を継承する際に「ミカサやアルミンを救いたいなら」と言ってましたが、エレンの存在は口にしませんでした。
    これはエレン視点だからエレンの存在が分からず「誰の記憶だろう?」とクルーガーは言ったのではないでしょうか?
    だとしたら過去の継承者に見せる記憶を選べるとしたら、エレンがクルーガーに記憶を見せたのは何か理由があるのだと思います。

    • 管理人アース より:

      仰る通りですね。
      この時のクルーガーにエレンが記憶を見せた、言わせるような記憶を見せた可能性があります。
      これからの展開の伏線に感じますね。

      管理人アース

  6. アル より:

    進撃の巨人継承者が記憶を覗き見ることができるとされる「未来の継承者」とは、始祖の巨人を継承し王家の血を持つジークとの接触で記憶にアクセスする力を発動させるに至ったエレン・イェーガーただ一人の事かもしれないと思いました。

    つまり未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる「特性」とは進撃の巨人の「能力」ではなく、エレンが座標絡みの何らかの方法(今後起こること)で過去の進撃継承者に自分の記憶を見せた結果起こったことではないかと。

    だからこそ王家の記録と記憶を継承しているはずのフリーダがその特性を知らなかったし、「覗き見る」ことができるはずなのにエレンが見せない記憶をグリシャは見ることができなかった。またエレン自身にこれまで彼よりも未来の継承者の記憶を覗き見た描写がないのだと考えますが、いかがでしょうか。

    • 管理人アース より:

      エレンがラスト継承者で、「未来」とはエレンを指すという考察同感ですよ!

      管理人アース

  7. ゴッチ より:

    お疲れ様です。

    「進撃の巨人は未来の継承者の記憶をも覗き見る事ができる。」というセリフについて思ったことですが、

    ①「進撃の巨人の継承者」と言わず、「進撃の巨人」と言っていること。
    ②「記憶をも覗き見〜」の「をも」という言い方。普通は「記憶を覗き見〜」と表現するはず。
    ③「次の継承者」と言わず「未来の継承者」と言っていること。

    ①の点では、グリシャが「何故すべてを見せてくれないんだ」と誰かに訴えている事から考えると、進撃の巨人だけ継承者に関係なく独立した「何か」だと考えます。次の継承者であるエレンが、見せないのではなく、進撃の巨人そのものが、都合よく記憶を見せたり見せなかったりするわけです。
    そう思う理由がもう一つあって、エレンが今回の記憶を見たのは、ヒストリアの手をとった時ですよね?
    でも、地下でヒストリアと接触したときは見れなかった。何故?それは進撃の巨人が見せなかったからと考えます。

    ②の点では、「をも」と言っているのは、他にもできることがあるということ。それは他の巨人継承者の記憶を見れるのか?それとも、進撃の継承者の過去の記憶を見れることができるのか?また、「見る」ではなく「覗き見る」と言っているのは、継承者の目から見た記憶ではなくて、第三者として俯瞰して見ることができる。という意味かなと思います。

    ③の点では、「未来」とは次の継承者に限らないからではないのか?

    以上をふまえて、進撃の巨人は他の巨人と違い、独立した「何か」と考えます。
    もう一つ、進撃の巨人が未来を見れるならば、9つに分かれる前の始まりのユミルにも見れたはず。
    やはり、「2000年後の君へ」というのは、そこまでの未来を見たユミルからということになりますよね。

    • ゴッチ より:

      続き
      2000年後の君へというのは、人間ユミルからなのか?それとも契約悪魔からなのか?
      人間ユミルにはそんな力はないはずなので、悪魔と考えると、2000年後にエルディア滅亡=巨人滅亡という未来を見た。それを阻止しないといけないと思い、巨人能力を9つに分けた。
      そして進撃の巨人が必死こいて始祖奪還をやりとげ、座標場までくることができた。
      そうするとやっぱり全世界地ならしが、今のエレンの目的かな?とも思います。

      これは妄想になりますが、進撃の巨人を継承した始めはグリシャ。エレン→グリシャ→エレン→誰かみたいな感じで、グリシャとエレンの継承が繰り返されてきた。途中の誰かはわかりませんが。
      エレンは主人公とクルーガーの2人いますよね?
      この2人、グリシャと違い、とても悪魔的な行動ができます。
      グリシャはとても人間的。
      エレンとは実は進撃の巨人の名前と考えます。
      始まりの時、進撃の巨人をグリシャが継承した。同時に悲惨な未来も見せられた。
      グリシャにとっての悲惨は愛する者の死などだが、進撃の巨人にとってはエルディアの滅亡=巨人の消滅。
      進撃の目的はユミルの民の存続のために、マーレなど他の種族の滅亡=全世界地ならし。しかし、その目的をグリシャに知られてしまうわけにはいかないので、都合のいい記憶だけを見せ、グリシャを操ってきた。
      グリシャは進撃を継承したことにより、自分と、自分の子どもがいつも進撃の継承者となり、人間として、家族を持った生涯を全うしたことがない。
      進撃の呪いのようなもの。

      最終回の最後のページの「お前は自由だ」のヒトコマは、グリシャとエレン。
      これは進撃の継承のない状態。ようやく継承の繰り返しの歴史から解放された。ということ。

    • 管理人アース より:

      面白いですよ!
      ヒストリアに口付けした時になぜ見れたのか、また考察したいです!

      管理人アース

  8. つきよ845 より:

    こんにちわ
    思いついた事を、淡々と書いて行きます。
    考察にお役立てください。
    立たなかったらゴメンなさい

    ●絵の大地の悪魔とはエレンであり、少女はユミルというよりクリスタ

    多くの人が悪魔=エレンとしていますが、大体その通りで、特にフードを被った悪魔の描写がエレンです。
    クリスタに子供作れ、と助言した人物ですね、あれはエレンです。
    しかし、あの絵は作者からすると逆の描写で、少女の方が悪魔、怪物は巨人です。

    ちなみに、北欧神話ではリンゴは永遠の命を授けるモノとして描かれます。

    ボクは、あの絵は少女がリンゴを”渡してる”ように前々から見えていました。
    絵の作者は、あの少女こそ悪魔だと描きたかったのかもしれません。
    ただ、あの林檎でユミルは永遠の存在になったという事かもしれません。

    ●過去の記憶に飛ぶ際に見た、謎の少年は、アルミンのおじいちゃんの若い頃

    これには何の根拠もありません、勘です。

    ●最終的にエレンの願いは、始祖ユミル?の解放になる説

    エレンは奴隷という存在を嫌います。
    物語の終わり的に、アラジンと一緒でジーニー(ユミル)を自由にするという流れは、綺麗にまとまると思いました。

    ちなみに、情熱大陸で公開の最終コマは
    自由になった後の、グリシャが赤ん坊エレンに言った言葉だと思います。
    ユミルの解放は、巨人の解放と同義。
    結果、自由という鎖に縛られたエレンの解放が最もハッピーエンドだと思いました。
    これは、あの世界がループしてる前提です。

    ●進撃の巨人の物語自体が、偽の記憶。

    ジークとエレンの記憶旅行以来、各所に二つの人影があるというのが話題になりましたが
    二つの影があるということは、あれは記憶の世界です。
    管理人さんの言う通り、二人はタイムスリップしている訳ではありません。
    エレンかユミルが始祖の力で見せているのかもしれません。
    それにミカサだけが反応し、頭痛を起こします。
    ミカサは北欧神話でいうところの、黄金の林檎の木の管理者、女神イズンがモチーフかもしれません。
    神話では、彼女はロキに巨人の国へ連れ出され、それにより神々の老いが始まります。

    これは、ミカサが目覚める事で本当の物語の時間が動く事を意味します。
    表紙で描かれてる別世界線かもしれませんね。
    ロキ=エレンです。

    北欧神話において、巨人は神々との戦争には勝ちますが結果全滅します。
    地ならしは起きて、大半の人間は滅びるかもですね。

    ●始祖ユミルも未来が視れたのでは?

    ユミルは全ての巨人の力を引き出せたそうなのでそう思いました。

    ●進撃の巨人は、まんまループという訳ではないが、ループも関係している説

    作者がループを否定している話がありますが、あれはアニメ監督のインタビューを誤解してるだけで、作者の発言ソースはありません。
    ループはミカサやみんなが視せられている、偽の記憶かもしれませんね。

    ●なんで、”進撃の巨人”って名前??

    未来が視える力で、”進撃”って妙だなと思いました。
    他の巨人は特性まんまネームなのに。

    こんな所です、管理人さんはとっくに思い至った事かもしれませんし、矛盾点ばかりですが、部分的にでも参考になれば幸いです。

    • 管理人アース より:

      ありがとうございます!
      最後の「進撃」ネーム理由は本当にそうですよね。
      だいたい9つの巨人の名前は自然に登場していますし、女型は無垢に捕食された兵士、獣はコニーが、始祖はハンジの発言から初登場しています。
      これもまた考察したいですよ!

      管理人アース

  9. ネルトリンゲン より:

    団長いつもお疲れです

    「その巨人(の継承者)はいついかなる時も、自由のために戦った」

    まさかそれが最後のやたら自由を目指した奴から過去にさかのぼって影響されたなんて誰が思うよ。
    下手したら、そもそも進撃自体が過去への電波能力で王家を助けるための巨人だった可能性すらある。
    なのにエレンの影響を受けて戦わされた結果、進撃の巨人と名付けられた可能性も…

    2千年後の君へ、ってのは、進撃の能力を持った始祖ユミルが2千年後の記憶を見た結果、エレンが全てを解決してくれる未来を見たから、2千年後の君へ全て託したって感じかな

    もしかしたらハンジに茶化された「名は、進撃の巨人」のシーンだって、過去の継承者に電波飛ばしてた可能性もある。
    もっと言うと、エレンが「戦え!」「駆逐してやる!」とか言うたびに、無意識に過去に電波飛んでたんじゃないか…

    トロスト区の穴をふさぐシーンは、アニメの演出かっこえーとか思ってたけど、もうホラーにしか見えない。

    当時は「自由のためなら、命なんて惜しくない!」って、こんな自己暗示セリフいるか?って思ってたけど。

    この時も無意識に、過去の継承者らに電波飛ばしてたんじゃないか?

    • 管理人アース より:

      「未来の記憶を見た」という描写が無いので「駆逐してやる」や「戦え」はエレンの主体性なのでは、と管理人アースは感じますよ。
      エレンの自由を求める部分が進撃と何かしらの関係があるのはか、分かりませんが。

      管理人アース

  10. 17期卒現役調査兵 より:

    団長お疲れ様です!
    私はエレンが生まれつき自由を求めることと進撃の特性について、少々考察してみましたので、団長の考察の材料にでもしていただけたら幸いです。最後の私の妄想は是非読んでいただきたいです!

    まず私が気にかかったのは以下のセリフです。
    「予てより「進撃の巨人」の継承者は何者にも従うことが無かった。私にはその理由がわかる。すべては王の独善に抗うため…
    そう…この時のために皆がこの記憶に導かれた…「進撃の巨人」は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる…」

    まず、このセリフは進撃の巨人が今までマーレの手に渡らなかった理由でよね。
    これまで進撃の巨人がマーレの手に渡らなかった理由としては特に文句のつけようがないように感じます。しかし、私が気になったのは「皆がこの記憶に導かれた」のところです。
    まず、文脈上「皆」とは「歴代の進撃継承者」です。
    そして、「この記憶」は「未来の継承者の記憶」でしょう。
    ここで注目したいのが「これらの記憶」などではなく、「この記憶」であるということです。つまり、その記憶は複数でなくただ1つだけであったことが伺えます。また、ここでの記憶には意志といった意味も含まれるように思えます。
    これは” 歴代進撃継承者は全て、ある1つの記憶もしくは意志に導かれていた “ことを示します。
    では、誰の記憶や意志なのか?
    それはグリシャがエレンに突き動かされレイス家を根絶やしにしたことからもエレンの記憶、意志でしょう!

    ここでもう1つ別の視点から。
    エレンには生まれつき、異常なまでの自由を求める力があります。しかし、これはエレンが例外的であって、これまでの進撃継承者がそれほどまでの自由を求める力があったとは思えません。
    実際、グリシャも今回一度は折れていたわけですし。つまり、歴代進撃継承者は素ではエレンほど自由は求めていないが、進撃の巨人の記憶、意志に突き動かされてきた。
    これは未来から送られてきたエレンの記憶、意志ではないでしょうか。

    以上のことから、歴代進撃継承者はエレンの記憶、意志に導かれるまま継承を繰り返し、そしてとうとうエレンまでつなげていったように思えます。つまり、進撃の特性は「エレンに進撃の道で繋がること」ではないでしょうか。進撃の自由を求め続けた性質はエレンから送られていたものです。

    次に進撃と始祖の対比をしていきます。
    始祖の能力は、以前投稿したことがあるのですが、「始祖ユミルと始祖の道で繋がること」であると考えています。
    つまり、始祖の巨人は全ての始点であるユミル・フリッツに、進撃の巨人は全ての終点であるエレン・イェーガーにつながっています。
    ここで、エレンが全ての終点であると勝手に書きましたが、のちに説明しますが、二千年後の君へからもそう考えるのが妥当でしょう。
    さらに、始祖の巨人はその後の継承者に操られ、多民族の弾圧などにも使われてきたのに対して、進撃の巨人は継承者たちを操り、導いてきました。

    最後は妄想なのですが。
    大地の悪魔は始祖ユミルと契約を交わし、巨人の力を授けたが、何者かの手(黒幕)により王家の奴隷とされ、巨人の力も取られる。
    奴隷と化した大地の悪魔は最後の力で、自分の解放のための自由への意志を始祖ユミルの道を通して約2千年後(なぜか2千なのかわかりませんが)に託し、その自分の解放の自由の意志を宿った子が始祖率いる巨人の力と対抗し、奪い返すために進撃の巨人を作った。
    そして、大地の悪魔から自分の自由への意志を受け取る者へ「二千年後の君へ」

  11. 蒼雪 より:

    9つの巨人の特殊能力を比べると、始祖と進撃だけ妙に特殊すぎるのは何故なんでしょうね。ほかの巨人は結局のところ戦闘的だったり防御に適していたりと、あくまでも『戦闘の道具』のような能力ですが、始祖と進撃の巨人の能力は『何』にとって都合が良いものなのか。まあ、始祖はなんとなく分かるような気がするのですが…。
    ハンジさんがもしも今回の別マガを読んでいたら、そんなことを考えたんじゃないかな、と、ふと思ったのです。
    もしや、誤った未来に人類を進ませないための能力……? しかし、何をもって『正しい』『誤った』とジャッジするのか。エレンの主観にそれを託して良いのか。
    この物語の行き着く結論が怖いです。最終回に辿り着けることを信じて見守りたいと思います。

    • 管理人アース より:

      >『何』にとって都合が良いものなのか
      誰かが言っていましたが、進撃は始祖の対になっている存在なのかなとも感じます。
      まだ朦朧としたイメージしか無いですが、始祖は他の巨人のトップであり、対にあるのが真摯なのかなぁと。

      管理人アース

  12. まるん より:

    団長、考察いつもありがとうございます。
    何度読み返しても、過去に干渉しているのか記憶ツアーなのか、どううけとっていいのかわかりません!皆様の考察をただただ、感嘆をもって読ませていただいています!

    皆さんの考察には及ばずながら、というかもう考察の余地もない愚考かもしれませんが、私自身の整理もかねて、感じたことを書きたいと思います。

    今回時々ヒストリアの手に口づけようとしている、エレン目線の「ヒストリアの手」の描写が入ります。その時、まさにグリシャがフリーダたちを虐殺した瞬間が、エレンとグリシャの間で交差したのかなと感じました。つまり、4年前エレンがヒストリアの手を取ったときに見た光景が、礼拝堂の惨劇で、同時に礼拝堂の惨劇を起こした時点でのグリシャも、エレンがそれを身をもって感じた時の心理的衝撃をもう一度追体験しているというような印象を受けました。

    また、グリシャが「すべては王の独善にあらがうため…そう…この時のために皆がこの記憶に導かれた」と語っているのが非常に気になります。つまり、これは代々の進撃の巨人保有者が、フリーダ達をあの礼拝堂で斬殺する、あの瞬間をむかえるように進んできたとも取れます。そう考えると、やはり進撃の巨人の継承者はエレンが最後であり、何らかの決着を彼がつけ、ラストシーンの赤ちゃんはそれらの一切から自由になった初めてのエルディア人なのだという確信を強めました。

    聞きかじりの話だと、現在・過去・未来が同じ空間に存在するという理論があるそうですが、あの「道」というのもそういった場所なのかも?エルディア人というのは集合自我があるのか?

    まとまらない長文、失礼いたしました。なんにせよ、これからどう終結に向かうのか、わくわくしながら見守りたいと思います!

  13. 巴里の恋人 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    う〜ん・・・考えれば考えるほど頭の中がこんがらがってきますね。
    こんな想いをしたのは例の宿主考察以来です。

    120話でグリシャが「ジークはあんな髭面おじさんなわけないだろ?」とハッキリ言い切っているので、グリシャにはジークの姿が見えているのでしょう。
    そしてこの時、エレンが驚いた顔を見せているのは、団長殿の考察されている通りの「あれ?オレが見せた?」だと思います。

    ・・・で、ここからは考察と言うかいつもの妄想です。

    進撃の巨人の継承者は後継者が見る事の出来る未来の継承者の記憶を、自分の都合の良いようにカット編集が出来るのではないでしょうか?
    今回、エレン達が見た出来事はジークがエレンの中に潜在的に眠っていたグリシャの記憶を引き出して見せたものだと思います。

    クルーガーがグリシャに全てを語っていないように、エレンもグリシャに自分の知りうる全ての情報を伝えなかったんでしょうね。
    そうじゃないとグリシャの心が折れ、自分の目的が達成出来ないからとご都合的に考察してみました。

    • 管理人アース より:

      都合の良い記憶だけ見せる、というのはあるかもしれないと管理人アースも同感ですよ!

      管理人アース

  14. sachi より:

    管理人様
    いつも楽しく拝見してます。

    私も、壁巨人発動だと思います。ただし、小規模の地ならし程度ではなく、アルミンが一瞬思い出していた、エレンのセリフ「向こうにいる敵全部殺せば(自由になれるのか?)」が再現されるのだと思います。
    つまり、かなり大規模、パラディ島以外を焼き尽くすくらいの大規模の地ならしになると思います。そうすれば、グリシャも恐怖する程の風景になるのではないでしょうか。。。
    また、パラディ島以外がなくなれば、巨人を兵器利用しようなんて人はとりあえずはいなくなりますし。それがエレンの目論見だと予想しています。

    • 管理人アース より:

      この考察は巴里の恋人さんもTwitterでつぶやかれていたのを覚えています。
      完全地鳴らしが起こったらとんでもないですが…
      明らかになるのが楽しみです!

      管理人アース

  15. 北風 より:

    進撃の巨人は、エレンからアルミンに継承されるのではないでしょうか。

    エレンが大岩作戦で暴走してミカサを攻撃した際、アルミンがエレンを説得するシーンがありました。
    “家で微睡むエレンに、アルミンが窓の外から話しかける”という、当時のストーリーの中では少し異質な世界観を浴びたシーンでした。
    これは、進撃の巨人継承者となったアルミンがエレンに見せていたのではないでしょうか。
    (4巻13ページあたり)

    このようなシーンや、他のアルミンの記憶をエレンが見る描写は思いつきませんが、
    アルミンは策士なので、何らかの思いがあってエレンに先の記憶を敢えて見せていないのかもしれません。

    記憶を見せたくないアルミン、記憶を見たいエレン。
    これが、何か複雑な関係に見えはじめていた2人の内情なのではと思えてきました。

    なお、記憶ツアーが無ければ過去への干渉が出来ないなら、獣の巨人もアルミンが継承することになりますね。。

    些細なことですが他にも思い当たる節がありました。
    ・アルミンには先を読む力がある。
    ・アルミンは金髪のため、実は王家の血筋。(父母の描写があまりにもないため不思議でした)
    ・アニメのナレーションがアルミン。(この物語を最後まで語れる人物にあたるということ?)

    こうして勝手気ままに思いを巡らせるのも、最終回までのあと少しですね。

    • ゲスモン より:

      最近のエレンはもう目つきがやばすぎです
      ばらばらになって7つに分けられ人に食べられてしまったユミルさんの怒りの気持ちの部分が進撃なんでしょうか・・
      始祖、鎧、巨人、顎など色々いますがこれらは体の一部って感じがしますけど進撃は精神、感情って感じがします
      考察は難しくて僕には無理ですけど、楽しませてもらってます
      最終回が近づいてきて、回収回収でモヤモヤは晴れますけど、それと同時に寂しいし悲しいです

  16. 井筒孝庵 より:

    おはようございます。

    今回の考察、その内容に関してできるだけ誤読がないようメモを取りながら幾度か読み返し、コメントを就けるのに出遅れてしまいました(*^^*)

    感想を一言で申し上げると、素晴らしいです。いつものことながら、アース団長の熱意、集合知を体現するこの場の希少性に、改めて感謝いたしますm(__)m

    ・・・

    考察の内容をどのように自分が読解したかは後に記しますが、

    今回の考察の内容を通じて、

    1) 諫山先生の創意工夫が再確認できた、

    2) SF設定上の細部が固められてきた、

    3) タイムパラドクスを巡る意見の拡散が、整理・収拾される契機となっている、

    と嬉しく、楽しく、喜ばしく感じております。

    ・・・

    狭くSF設定の観点で捉えた時、

    かねてより進撃の巨人の能力は、時間を超えての「通信」であると観ておりましたが、(第88話「進撃の巨人」が重要な伏線になっている)

    時間を超えての通信は、タイムトラベルの範疇にあり、マシンやゲートを用いてのタイムトラベルほどにはパラドクスを引き起こしませんが、それでも過去や未来、現在への「干渉」を伴います。

    言い換えれば、程度はともかくパラドクスを伴うことになるので、そこをどう見せるか、どう処理するかは、作者のアイデアと表現力に依ってきます。

    もろもろトータルで、私の作品への感想は、一言で言えば満足、です。

    直列宇宙モデルでの超時間通信(↓)。

    (→時間)

    ーーーxa(過去)ーーーxb(現在)ーーーxc(未来)ーーー

    一般論として、通信相手はまず、無差別です。メッセージのやり取りにより、相互に影響を受ける。影響は、程度により、介入・干渉ともなる。

    また、通信によるメッセージの送受では、通信の精度と射程(範囲)の問題が必ず出てくる。

    《問》 誰に対して、どの程度の深さでの送受信ができるのだろうか?

    第121話やそれについての今回の考察は、

    上記の問いを詰めてきていることになっていて、これはとりもなおさず、一般的なSF設定を、作品固有の設定へと、固めてきていることになっている、

    そう観ています。

    続きます。

    ーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      続きで、

      今回の考察の内容についての自分の読解をまずまとめて、その上で、コメントをつけます。

      考察がQA形式なのでやり易い(*^^*)

      ・・・

      《Q1》 進撃の巨人の能力は、タイムトラベルができて、過去干渉ができるということなのか?

      《A1》 過去干渉と類似の現象が生じているが、「記憶ツアー」を媒介にしていて、進撃の巨人の直接的な能力に依るものではない。

      (という読解になりますが、いいのかな? 以下同様)

      《Q2》 エレンはどれだけの未来を知っているのだろうか?

      《A2》 知っている未来は限られているようである。一つには、自分の未来を直接的には観に行けないため。もう一つには、前任者の能力を通じて間接的に観に行っているため。

      《Q3》 エレンはエレン自身の未来を観れるのか?

      《A3》 全問の答えの部分に相当している。エレンは自分の未来を直接的には観に行けない。(← これは理由というより、前提・設定に相当する)

      《Q4》 エレン達は、タイムトラベルをしているのか? していないのか?

      《A4》リアルな、よくある普通の意味でのタイムトラベルはしていない。(実体の移動はない) 過去干渉を伴う行為は、記憶を媒介にするという手順で、行われている。

      (という読解になっていますが、いいのかな? 読解のまとめは以上)

      ・・・

      以下、上記のQAの答え箇所を自分の言葉で記します。(考察の内容に大いに賛同、支持しているので異論ではありません。)

      《Q1》 進撃の巨人の能力は、タイムトラベルができて、過去干渉ができるということなのか?

      《A1》 超時間的なメッセージは、メッセージの受信者(過去でも未来でも)に影響を及ぼすので、過去干渉が発生します。ただし、進撃の物語では、記憶のアーカイブとそれへのアクセス(=記憶ツアー)を媒介にしているので、直接的なタイムトラベルではなく、《擬似的》なタイムトラベルとなります。普通の意味での物理的なタイムトラベルと一線を画すとともに、通信手段によるタイムトラベルの中にあってもかなりユニーク(独自性)がある。

      《Q2》 エレンはどれだけの未来を知っているのだろうか?

      《A2》 近未来にあり、最も交信し易いはずの自分自身と交信できないという設定は、通信手段の射程(いつ・誰に)を大きく制限するので、とてもユニークです。一般的な直列宇宙モデルの範疇にあって、(従って矛盾はしていないが) 進撃らしいSF設定を特徴付けると言えそうです。

      《Q3》 エレンはエレン自身の未来を観れるのか?

      《A3》 上記と同様。それが出来ないという設定であるなら、とても強い制約となります。

      《Q4》 エレン達は、タイムトラベルをしているのか? していないのか?

      《A4》 普通の意味でのタイムトラベルはしていません。かなり独特な仕組みと条件の組み合わせのもとで、擬似的なタイムトラベルを実現しているとなるでしょう。(エルゴード仮説の類推では、時間を統計集団/データに置き換えている、という喩えになるかもしれません)

      第121話中での過去干渉、に続きます。

      頑張れ、ダーク・ヒーロー、エレン(o≧▽゜)o

      ーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        続きで、

        第121話中での過去干渉が行われていたことの二つの事例。

        【事例その1】

        フリーダ/王家が、始祖の巨人の真の力を使えない、ということを、グリシャがフリーダとの対話の途中から、知ったこと。

        《補足》
        ・ 地下礼拝堂に侵入してきた時にグリシャはそれを知らなかった。予め知っていれば、フリーダに巨人の力を使うよう懇願しないはずなので。

        ・ グリシャがそれを知るのは、エレンが怒りの形相を示し、グリシャの目線がちらりとエレンを一瞥した時となるでしょう。

        ・ 過去干渉の専らの話題となる件(くだん)の囁きシーンの前から、過去干渉は起きていました。

        ・・・

        【事例2】

        記憶ツアーの最後のところで、ジークがグリシャと和解し、更にはグリシャの願いまで聞き入れたこと。

        《補足》
        ・ グリシャに干渉するかのようなエレンのツアー中の振る舞いと、グリシャがアクセスした未来のエレンの記憶、この二つがジークの心理に影響を及ぼして、親子の和解という重大な結果をもたらしている。(少なくともジークにおいては)

        ・ 過去への干渉が、未来の記憶の助けを借りながら、今現在に干渉するというパターン。

        ・ 過去・未来・現在の同時進行は、「記憶のアーカイブ」という独創的な設定に依っていて、時間経過やその元での発展的な因果関係といったものがばっさりと抽象/捨象されているという手際よさ。

        Dブレーン宇宙論と進撃の世界構造へと、続く。(← 半分嘘予告)

        ーーーーーーーーーーーー

        • 井筒孝庵 より:

          おはようございます。

          下段にある17期卒現役調査兵さんのプロットについてのご意見(09/12/01:44am)にかなり近しいものがあります(*^^*)

          (終盤もここまでくると、ミステリー小説であれば、作者からは読者への挑戦状、読者からは犯人当てが始まっていい頃合い)

          ということで、進撃の世界構造とDブレーンワールド。

          ・・・

          【進撃の世界構造】 物語の始まりと終わりがとても重要で、しかもそれが繋がっている、という構造。

          《考え方》

          ・ 「運命」というものをどう考えるか? という話です。

          ・ 進撃が北欧神話の基本構造(運命を受け容れながらそれに抗う)を踏襲しているとすればなおのこと。

          ・ 第121話では、記憶の「参照」の仕組みについて、設定が明らかになってきているので、新たなその情報を併せて考えてみると、2000年の進撃の物語では、進撃の巨人の記憶と意志は、最初と最後で繋がっている、となります。

          《小問》 進撃の巨人(の記憶と意志)は、最初と最後でどのように繋がっているのだろうか?

          《小答》 「ブートストラップ」により、最後の進撃の巨人の記憶と意志が、最初の進撃の巨人に伝わります。同様に、最初の進撃の巨人の記憶と意志が、最後の進撃の巨人に伝わります。

          《小答の補足》
          ・ 進撃の巨人の通信能力は、1)過去の進撃の記憶を参照できる、2)自分自身を除き、未来の進撃の巨人の記憶を参照できる、でした。1)と2)を組み合わせると、間接的に自分自身の未来も参照できる、でした。

          ・ 通信では、精度と「射程」の問題がつきまといます。今現在の情報では、例えば、エレンを起点にすると、2世代前のクルーガーまで遡っていて、逆にクルーガーからは、 2世代後のエレンまで。

          ・ 実際はもっと先まで見えるという設定なのかもしれませんが、通信射程が2世代あれば(1世代)でも十分。

          ・ 例えば、グリシャが、クルーガーとクルーガーの前任者の記憶を参照できているなら、エレンがクルーガーの前任者の記憶を直接的に参照できないとしても、グリシャの記憶によって参照できる。クルーガーの前の前(ー2)の能力者の記憶は、クルーガーの記憶にありグリシャが間接的に参照でき、更にその前(ー3)の記憶は、クルーガーの前任者の記憶であり、クルーガーはそれを間接的に参照できるので、グリシャは間接的な参照の繰り返しで参照できる。(← ブートストラップの形で参照できる)

          ・ こうして過去の記憶が始まりまで参照できる。

          ・ 同様に、未来の記憶を、最初の進撃の巨人が参照できる。

          ・ クルーガーの前任者(ー1)の通信射程がグリシャまでであっても、グリシャが参照したエレンの記憶を参照できる。クルーガーの前々々任者(ー3)は、前任者(ー1)が保持しているエレンの記憶を参照・・という繋がりによって。

          ・ (まとめ) 局所的に繋がっていれば、全体的に繋がることが担保される仕組みになっている、ということです。

          ・・・

          【進撃の世界構造とDブレーンワールド】 始まりと終わりがとても重要で、それが全体の在り方を決めてしまうかの状況は、Dブレーンワールドに似ています。

          《考え方》

          ・ 余興です(笑

          ・ もともとの超ひも理論では、関心が専らひもに向けられていてひもの両端はあまり重視されていなかったが、次第に端がとても重要なんだとなり、今では端(Dブレーン)なくしてあり得なくなっている。

          ・ 端というのは、(微分方程式系での)「境界条件」に相当し、システム(素粒子~宇宙)の振る舞いを、制約したり規定したりします。

          ・ 進撃の物語では、両端に相当するのは、巨人の歴史の始まりと終わりでしょうが、その両端の果たす役割が大きいほど、強い制約が働くので、物語は決定論/運命論的な様相を帯びるだろう、となります。

          ーーーーーーーーーーーー

  17. キャロル より:

    アース団長、初めまして、いつも楽しく読ませていただいてます。初めてこちらにコメントさせていただきます。
    今回の考察を読んで、ふと思った事なのですが。。
    巨人化能力保有者が自身の子を作り、その子に自身を捕食させて巨人化能力を継承させる、という事例は始祖以外でも過去にあったのでしょうか。(始祖の継承も親子ではあったのかな?無かったかな?)もしかして特別な何かが起きるのでは?とか考えてしまいます。エレンの生まれたときから俺は発言、ライナーのエレンに対するあのセリフも込みで。そもそも残り13年の寿命になるのに自分の子供に継承させるような残酷なことしないですよね。。
    その繋がりでふと思ったのですが、巨人科学の研究の末生まれたアッカーマン家系、もしかしたら巨人化能力保有者同士から産まれた子孫なのでは?みたいに考えちゃいます。飛躍し過ぎてるかもですが。初心者の考察で申し訳ありません。
    今後の考察も楽しみにしています!

    • 管理人アース より:

      >始祖以外でも過去にあったのでしょうか。
      86話のダイナの説明から、9つの巨人はそれぞれ巨人継承家があったのように見受けられました。
      タイバー家もそうですが、逆に子供に継承させていたようにも感じられますね。

      管理人アース

    • ツクシ より:

      巨人を継承したら13年で死ぬ、というルールと一族内継承ってめちゃくちゃ相性が悪いのでは、と思います
      基本的に子供を生み、その子供が成長してまた子供を生むのに20年、どんなに早くとも14,5年ほどのスパンは必ず必要になります
      親は13年で必ず死ぬわけですから、巨人継承のスパンと子孫作りのスパンは回を追うごとにズレていき、いずれ体制を維持できなくなります
      これは特定の一族による巨人能力の独占を阻止する為の仕組みでもあったのではないか?と思います

      そのスパンのズレを無視して一族内継承を続けていくには、子供をたくさん生み、兄弟間でうまく継承期間を調整していく必要がありますが、それを安定して行うには王族や貴族など社会的に力を持った一族でなければ難しいのではないか?と思います

  18. ツクシ より:

    この謎現象は三つの能力の相互作用によって起きているのではないか、と分析します

    ・巨人能力者に共通する過去の記憶を継承する能力(エレン)
    ・進撃の巨人の特性である未来の記憶を継承する能力(グリシャ)
    ・王家の血統が座標の力を使い発動する記憶上映能力(ジーク)

    まずは上の二つが発動する機会が訪れます。それがヒストリアとエレンの接触です
    エレンは王家血統との接触により過去の記憶を呼び覚ます
    →これは王家血統の直接的な能力ではなく、単に忘れていた記憶が王家血統との接触により間接的に呼び覚まされたという事であり、過去記憶継承自体は王家ではなく巨人能力者に依存していると予測

    ヒストリアとの接触というきっかけを得て、巨人能力者の過去記憶継承を発動するエレン
    一方でグリシャは進撃の巨人の特性、未来記憶継承により現在のエレンよりさらに未来の記憶を目撃する
    これによりエレン(未来)→グリシャ(過去)→エレン(現在)という経路を通り、エレン(現在)がエレン(未来)の記憶を得る事になります

    そしてさらなるカオスが訪れるのが、エレン(現在)とジーク(王家血統)の接触による記憶ツアーです
    ジークは王家血統の力、あるいは座標の力を支配する始祖ユミルを操る事により、エレン(現在)の意識をグリシャ(過去)の記憶と同じ時間軸の記憶世界に送り込みます
    ここでも上記と同じように、エレンの過去記憶継承とグリシャの未来記憶継承の相互作用が起こり、エレンとグリシャそれぞれに相手の記憶が流れ込んでくる事になるわけですが、上記との違いはエレン(現在)とグリシャ(過去)の見ている世界が、ジークの記憶ツアーによって完全に同期しているという事です

    これによりエレン(現在)が見ているグリシャ(過去)の記憶はエレン(現在)にとって今まさに目の前で起こっている事とリアルタイムで重なる事になる為、エレン(現在)とグリシャ(過去)の意識のタイムラグはほぼ0となります
    これによりあたかもお互いが目の前にいるかのような錯覚が起こり、エレン(現在)はグリシャ(過去)に直接接触出来るようになります
    →本来は記憶継承を通じた間接接触だが、互いに継承する記憶のタイムラグがほぼ0である為、直接接触しているのとほぼ同義

    こうして本来は、十年近くの時間的隔たりにより、互いの出来事をただ視る事しか出来なかったエレン(現在)とグリシャ(過去)が、互いの記憶の交換をリアルタイムで行う事により、疑似的にその時間的隔たりを飛び越え、間接的に干渉し合えるようになった
    より正確に言えば、未来の記憶を見せるかどうかは未来のエレンに権限がある為、実質的にはエレン(現在)が一方的にグリシャ(過去)の行動を操る立場にある、といった感じかと思います

  19. びび より:

    考察ありがとうございます。非常に理解が深まりました。
    1つ、単純な疑問なのですが…

    「リアルな過去グリシャにエレンがリアルタイムでこの時の記憶映像を送っている」についてです。
    記憶ツアーを行なったことで、リアルタイムに記憶映像を送ってグリシャに見せることができた、という点で、実際にグリシャが始祖の巨人を奪った過去のタイミングでは、このやり取りはなかったのでは。
    つまり、これはただ記憶ツアーを行なっているのではなく過去に干渉しているのでは?とふと思ったのです。

    エレンとジークが記憶ツアーを行なっている時=現在、過去に起きたこと=グリシャがレイス家を訪れ、始祖の巨人を奪うイベントは確定しています。
    現在から見た時に、すでに確定した過去を変える(現在の視点から、リアルタイムで過去のグリシャに記憶を見せてグリシャの過去の行動を変える)のは、記憶ツアーの範疇に収まるのでしょうか。

    私の理解が足らないだけの可能私の理解がたらないだけにも思えますが、ふと疑問に思いまし

    • 管理人アース より:

      仰る事は分かります。
      どちらが先?という形になりますが、リアルなグリシャの過去もこの記憶ツアー通りに起こっていたのではと管理人アースは考えています。
      もちろんジークを抱きしめる時、そこにジークはいなかったのですが、グリシャがエレンの記憶を覗き見る能力で「エレンの記憶のジークを見ていた」のかなと。

      管理人アース

  20. 田辺 より:

    グリシャは進撃の能力でどの段階でエレンの記憶を見たと思いますか?
    もし結構前から知ってるのであれば
    小さい時から地下の秘密を教えてジークのように教育すればよかったのにそういうのはありませんでしたね

    明後日の方向見て喋るカットなんてミカサにもありますし
    後ずけ感がやっぱりあって微妙な感じですわ

    • 管理人アース より:

      進撃の能力が後付けか?
      これはけっこう難しいところですよね。
      ただ「進撃」という名前が微妙にこの能力に沿っているようにもイメージできますが。
      贔屓に見過ぎかもですが。

      管理人アース

  21. まる より:

    お疲れ様です。

    今回考察なさった点をふまえて新たに疑問に感じたのですが、進撃が持つ『過去・未来の継承者の記憶を見る』能力は、始祖ユミルから9つの巨人に別れた時点で初めて備わったものなのでしょうか。

    それともユミルは悪魔と契約した時点から過去・未来に干渉できる能力が備わっていたでしょうか。

    1つでも2つでもなく、9つに継承を分けたのはより多くの巨人で協力しあって、世の中を良くして欲しいという願いが込められていたからなのか、
    あるいは物語のなかで現にそうなってしまっているように、対立軸を増加させることによって破滅を促そうとしているのか。

    もしユミルにも未来を覗ける能力が備わっていたのなら、9つの巨人の継承者のみならず、多くのエルディア人が苦しんでいる現状を認識できたはずなので、やはりユミルは悪魔なのかもしれませんね。

  22. 通りすがりの巨人 より:

    エレンとジークがタイムトラベルをしていないことは分かります。

    リアルな過去グリシャにエレンがリアルタイムでこの時の記憶映像を送っている

    この解釈は合っていないのではないでしょうか?

    進撃の巨人の能力は、未来の継承者の記憶を「見る」ことができるであり、過去の継承者に記憶を「見せる」ことではない。
    つまり、リアルタイムで記憶を送る(見せる)ことはできないのでは?

    グリシャは、エレンの姿が見えない。
    エレンの目を通した記憶を見ているので、エレン自身の姿は見えない。

    グリシャにジークが見えない時
    エレンがジークの隣にいて、エレンの視界にジークが入っていないから。

    グリシャにジークが見える時
    エレンはグリシャの後ろに立ち、向き合う形でジークを見ている。

    「エレンがジークを見ている記憶」をグリシャが見ているから、結果としてグリシャはジークが見えるように感じる。
    急に見えるようになったのは、エレンがジークを見た(視界に入った)からであり、リアルタイムで記憶映像を送っているのではないと思います。

    121話は一度読んだだけでは非常に分かりづらい話です。
    諫山先生が分かりやすい表現よりも、グリシャとジークの感動的な和解を演出することに「挑戦」したからだと思います。

    • 管理人アース より:

      >エレンがジークを見た(視界に入った)からであり、リアルタイムで記憶映像を送っているのではないと思います。
      これをエレンが故意に行っている、という事はありませんかね?

      管理人アース

  23. ギラ より:

    アースさん お疲れ様です。

    グリシャには、ジークが見えて、エレンは見えていなかったけれど、エレンが そこに居て 何を見、何を話したかが解っていたというのには、賛成です。

    何故なら、グリシャが見た、聞いたエレンの未来のの記憶は、当然エレン視点のものだからですね。
    エレン視点の内容の記憶だから、それを見ているグリシャには、エレンが見えないのは当然ですね。
    けれどエレンが見ていたジークの姿は、グリシャには見えるのも道理です。

    エレンが鏡に向かって「戦え戦え」と言っていた姿は、グリシャに向かって言っていたかもしれませんし、その鏡に写ったエレンの姿をグリシャは見たかもしれませんね。

    • 管理人アース より:

      >エレンが鏡に向かって「戦え戦え」と言っていた姿は、グリシャに向かって言っていたかもしれませんし
      おお、素晴らしい考察です!
      ハンジさん「二回戦あるのあ?」は記憶ツアーがもう一回来るの?という意味に思えてきました。

      管理人アース

  24. 高田隆史 より:

    更新お疲れ様です。

    アースさんとジャン着るアインシュタインさんの「タイムトラベルをしておらず、進撃の能力が発動していた」説は非常に説得力があり、感服いたしました。
    当たっている可能性も十分にあるかと思います。

    ただ、「エレンはエレン自身の未来が見られない」かどうかはまだわからないかと思います。
    エレンは「グリシャが見た未来のエレンの記憶を継承した」でも十分に現在の状況は説明できますが、グリシャの、「進撃の能力は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる」という発言は、「(自分の未来も)未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる」とも解釈できるかと思いました。
    もちろん(自分の未来も)の部分は他の言葉が入っても成り立ちますのであまり自信はありませんが、現時点ではその可能性もあるかと思います。

  25. 次列三・伝達 より:

    団長、記事考察ありがとうございます☆

    私もタイムトラベルや過去干渉は無く、それぞれの未来や過去の記憶がミックスされた描写だと思いました。

    問題はこの後に描写されるエレンのリアルタイム描写に、未来のエレンや居るか居ないか判らない次期継承者の記憶の発現です。

    「行ってらっしゃいエレン」や髪をとかすフリーダや等のかつてエレンが見た記憶は、未来のエレンの記憶では無いかと今回の本編の流れで思いました。

    かつての少年エレンは、寝ている間に見た夢をデジャヴの様に認識していましたよね。

    寝起きで直ぐに忘れてしまいましたが。

    現在の進撃の練度の高いエレン(単独行動直前辺りから)なら、その夢の中で進撃の巨人の特性である未来が知覚出来たのかなと思っています。

    あと一つ予想ですが、ジークが道の少女に命令し座標へ向かいだし、エレンが必死に追いすがったのは、その時が本当にエレンが主導権を握れる時だったからでは無いかと思っています。

    始祖持ち+王家血統で座標の大地にアクセス。

    王家血統が大地の少女に命令。

    始祖持ちが大地の少女に接触で座標発動!

    と推測しています☆

    • 管理人アース より:

      >始祖持ちが大地の少女に接触で座標発動!

      全くの同感です!
      122話予想でも書いていますが、始祖ユミル≠道の少女だったとしても座標発動する展開が来ると予想しますよ!(*^^*)

      管理人アース

  26. セリヌンティウス より:

    エレンが仮に始祖の巨人の力を使えるようになる展開が待っているとすると、彼は一人で始祖&進撃を使える状態で内に宿すことになります。 すると、ぶらり一人旅が可能になるわけです。 今月のお話で、兄弟ふたり旅は終わってしまいました。 流れ的に再び二人で道の旅に出る可能性は低くなったように感じます。 つまり先月盛り上がった都合のいい大岩の件や、ミカサの視線の件はふたり旅の延長で種明かしされる可能性は低いようです。 ぶらり一人旅あると良いなと思います。 そういえばアニメのワンシーンで一人佇むエレンらしき人物の噂、ありましたね。 

    • 管理人アース より:

      エレンとミカサ二人での記憶ツアーがあったら嬉しいですね(*^^*)
      ただ、まだ記憶ツアーは登場するのではと思いますよ。
      現在の展開からは厳しそうに見えますが。

      管理人アース

      • セリヌンティウス より:

        ちょっと思い浮かんだのは、旅に出る時誰かが「いってらっしゃい」と送り出してくれるのではないかと。

  27. 北欧の戦士 より:

    あとどうしてもフリーダとエレンの見分けがつかんです。

    • 管理人アース より:

      似ていますよね。
      これは鏡に映って登場したフリーダからですが、何かの伏線かもしれません。
      ただ、全く何を意味しているのかが分かりません。
      昔はカルラが王家血統と予想したことがありましたが。

      管理人アース

  28. 北欧の戦士 より:

    アース様、更新お疲れ様です。
    3つほど思うことが…
    一つ目はジークはあの景色を見たのかについてです。
    進撃の巨人という作品にはキャラクターの表情などが鮮明に表されています。
    グリシャがあの景色を見た時の表情を見ると、まぁ恐ろしいことなのだろうと思えますが、
    エレンがあの景色を見た時の表情を見ると、
    怒り?のようなものが感じられます。
    まるで記憶ツアー内でフリーダに向けていたかのような…
    そして気になるのはグリシャに抱きしめられた時のジークの表情です。
    ただ、グリシャからの愛を感じただけなのでしょうか。あの表情から読み取れることは、

    ·グリシャに、お前を愛している以外に何かを言われた。
    ·あの景色を見た、見せられた。

    位です(私の中では)
    私はあの景色を見たのだと思います。
    そうでなければ、あんなにも思いきって始祖ユミル?に命令しないと思うからです。
    また、エレンにはあの景色を見たことを悟られないようにしているかも知れません。

    2つ目は、グリシャに抱きしめられた時の描写、物語の最後のページに似てません?ということです。エレンはこの時見ていましたが、もしハッピーエンドなのだとすると、エレンはこの時のことを思い出して、最後のページのような事をするのだと!

    3つ目は憶測です。
    ジークが始祖の能力を使えることが分かりましたが、進撃の巨人と始祖の巨人の能力についてです。
    簡潔に述べさせて頂くと
    進撃の巨人の能力、始祖の巨人の能力はその巨人の保持者に触れることで一時的に伝染する。
    ということです。
    一番最近のエレン(進撃、始祖、戦槌)vs鎧and顎 戦で、起きろ、ポルコ!!とライナーが叫んだ場面がありましたが、その時ポルコはライナーの記憶を見て起きます。
    ライナーはその時エレンゲリオンに
    触れており、またポルコも鎧をはさんで間接的に触れていました。この時[パリ]が起きていました。また、今回のジークですが、上の自分の説からいくとグリシャに触れた状態で記憶をみています。その2つからこのように考えました。
    また、伝染すると仮定すれば、ジークが始祖の能力を使うことが出来ることにも合点がいくのではないでしょうか。
    長文とつたない考察、失礼致しました。
    これからもコメントを楽しんで読んでいただけると幸いです。次の更新も楽しみにしています!

  29. 考察初心者🔰 より:

    管理人様✨新たな考察記事🎵更新ありがとうございます😊

    正直…この121話を読んで最後❗️どんなクライマックスを迎えるのか😱全く予想出来なくなりました😱

    それぐらい、今回のエレンがグリシャにレイス家殺害を教唆した言動は衝撃的でした😱

    119話のエレン❗️生首状態の記事で、肉体としてのエレン死亡を強く主張している方がおられましたが…

    自分はその時点では、その意見に否定的でした😅

    しかし…今月号を読んで、少し考えが変わりました😅

    やはりエレンは死亡していて❗️始祖or進撃or戦鎚はそれぞれ別の人物に赤子継承される状態になる❗️

    が❗️しかし😱
    てな方向で最終回に向かうのかな❓

    とか漠然とした妄想をしています😆

  30. ヤスオ より:

    初めまして、いつも最新号が発売される度に管理人さんの考察を楽しみにしてます。

    自分なりに考えたんですが、
    エレンの性格に関しては「進撃の巨人」の影響を受けているのだと思いました。
    エレンは作中で唯一の「継承者の遺伝子から生まれたエルディア人」であり、
    継承前から自由に執着するその姿勢は異様であると思えます。

    記憶の継承もそうですが、実子の場合のエレンには何かしらの特別があるのではないかと思います。

    さて…
    未来の記憶を過去の人が見て、元々の行動を変えた際には、本来の未来は消えてなくなるのだと私は考えています。

    エレンは強い意志があるので、どんな未来になっても自由を求めて進撃し続けることは変わりはありません。

    エレンが自由を求めて進撃し続けた結果で袋小路に陥った際、無意識に過去に記憶を送っていたとすれば、
    その数だけ消えた未来があるはずです。
    それが表紙の世界だと私は考えています。

    本編のクルーガーが同胞を巨人にして楽園送りにし続けたのも、未来の記憶を見て、無垢巨人が必要だと判断したからかもしれません。(無垢が足りないとエレンがライナーに連れ去られるから?)

  31. おばけ より:

    106話でエレンが鏡に向かって戦え戦えって言ってたのはこのシーン未来の記憶として見ている歴代継承者達に言ってるんですかね?鏡で自分の顔を見れているので過去の継承者からすると面と向かって言われているように見せますよね

  32. コダヌキオタヌ より:

     三日連続で失礼致します。コダヌキでございます。

     とても分かり易い考察を有難うございます。お陰で物語の大
    半を呑み込めました。再読しても未だ二、三の疑問は残ります
    が、『進撃』の特性に関しては自分なりに消化出来ました。
     ジャン着るアインシュタインさんのコメントが非常に分かり
    易く、それも解読の助けになりました。あぁ、私も分かり易い
    文章を書けるようになりたい・・・。

     私は当初、エレンとジークは過去に存在しており、読者に姿
    が見えてもグリシャには二人の姿形が明瞭に見えず、存在感
    もしくは誰かに見られているような感覚をグリシャに与えてい
    たと認識していました(ジークが見えた場面を除いて)。過去の
    世界ではなく記憶のみに存在するという事で、ようやく納得し
    ました。グリシャはエレンの目を通してジークに会えたのです
    ね。今夜は安眠出来そうです。有難うございます。

     失礼致しました。

    • 管理人アース より:

      良かったです(*^^*)
      考察冥利に尽きますし記事を書いた甲斐がありました(*^^*)

      管理人アース

  33. 高飛び込み より:

    進撃の巨人がいついかなる時代も自由を求めて進み続けたのは、エレンが過去の進撃継承者たちに影響を与えたからかも知れませんね

    あと、関係ないですが、エレンが大岩で穴を塞ぐときにミカサを攻撃したのは、ミカサを巨人だと無意識に認識したからかな?と思いました

    • 管理人アース より:

      >ミカサを巨人だと無意識に認識したからかな?と思いました
      これ、あり得ますよね!
      ただいっぽうでこの時できた傷だけ残っているのが気になっています。

      管理人アース

  34. ギラ より:

    アースさん お疲れ様です。

    過去への干渉 および 未来の記憶を見る。
    って話の展開になると・・・必然的に考えなければならないのが
    ●タイムパラドックス 
    ●違う世界線への移動(変更)

    タイムトラベルにせよ、タイムリープにせよ、シュタインズゲート的な考察をしなければならなくなったという事になりますね。

    ひとつ気になった事は、グリシャがフリーダから始祖を奪い教会から出てきた外で、実体化したジークを包容し、そこで「エレンを止めてくれ」と発言しているにも関わらず、その直後に、グリシャはエレンを山の中に連れて行き、エレンに注射して自分を食わせて、始祖と進撃をエレンに継承させているという点です。

    その際に、「ミカサやアルミン、皆を救いたいなら、お前はこの力を支配しなければならない。」と発言している点です。

    つまりエレンをグリシャには止めて欲しいし、エレンの望みが叶わない事を希望しつつも、エレンに始祖と進撃を継承するしか道が無かったという事になります。

    エレンを止めたければ、エレンに始祖も進撃も継承しなければ良いだけの話ですが、それだとグリシャの願いであるエルディア人を救う事が出来ないので、なので仕方なくエレンに継承しないといけないからするけれど、エレンの望みがかなえられた後に来る恐ろしい光景の世界にはならないでほしいからジークに止めて欲しいとおもいつつ、エレンに注射し自分を食わせたという事になりますかね。

    でもエレンを止めてくれる事を託したジークの思想がエルディア人の安楽死思想なのですから、どっちにしても救えないグリシャという事になります。

    グリシャが見たというエレンのその先の記憶(光景)は、グリシャにとっては望まない形の未来なのでしょう。

    けどエレンは、その光景を見て、エレンにとっては、何が何でもその光景を現実化しようと到達することに必死になっていると思えますね。

    ジークが指摘していた通り、エレンは全ての自分の未来の記憶を見た訳ではなさそうなので、その都度自分が選択する判断が、その光景に辿り着くための既定路線なのか、解っていないのも事実だと思います。

    バタフライエフェクトのように、ほんの小さな判断・決断・行動によって、訪れる未来は変わってしまうという事もありますが、逆説的に考えれば、エレンとグリシャが見た未来の光景に辿り着くのは約束されている未来であり、何をどうやってもその未来に到達してしまうという確定事項なのかもしれません。

    それにしても、未来の記憶を見る、過去に干渉出来るといったタイムトラベル要素が入って来るとさすがに、考察できる領域ではなくなってきましたね。言いかえれば何でもあり状態になったという事ですね。

    ただ 時空を超えた話は嫌いじゃありません。
    むしろ個人的には、大好物です。

    私は、天才である諌山先生を信頼していますので、陳腐にならずに、納得と驚愕を兼ね備えたエンディングになる事だと思いますので、安心して楽しみ見守りたいと思っています。

    • 管理人アース より:

      >私は、天才である諌山先生を信頼していますので、陳腐にならずに、納得と驚愕を兼ね備えたエンディングになる事だと思いますので、
      全くの同感です。
      同時に諫山先生が最後まで読者に挑戦する姿勢を感じます。
      これ、本当にスゴい事だと思いますよ。
      最高に売れている作家でありながらそこに満足せず安住せず挑戦者であり続けるスタイルは、かなり胸打たれます。

      管理人アース

  35. ユミル・イェーガー より:

    管理人さま

    更新お疲れ様です。
    大変わかりやすく解説して頂きありがとうございます。

    まず、
    「リアルなタイムトラベルではない」
    同感です。
    理論的な解釈だけではなく、セリフの吹き出しの表現を見ると エレンとジークの吹き出しは 記憶ツアー中は透けているようになっており、問題のシーンの時も全て透けていて、エレン・ジーク側の世界とグリシャ側の世界が 別のモノ(違う時間軸)として表現されています。
    このことからも「リアルなタイムトラベルではない」と言えると思います。
    別トビのコメントで「実態のないタイムトラベル」と表現していましたが、「タイムトラベルに見えるような状態描写」と訂正させて下さい。

    ひとつ気になるのが
    「エレン側(未来の継承者)に発信権や制約権がある」
    という考察点は どうなんでしょう?
    エレンを妬むジャンさんや ジークジオンさんのご指摘にもあるように意図的な過去干渉が可能な能力になってしまいます。
    「未来の継承者の記憶を見る能力」→「過去の継承者に記憶を見せる能力」というふうになってしまいます。
    グリシャのセリフでは「見る」ではなく 敢えて「覗き見る」となっているので かなり限定的な制約の設定をして、「意図的な過去干渉はできない」と想定できるような再考察が必要かなと思います。
    もちろん 諌山先生が実際はどのような設定条件のもとで物語を進めているかはわからないので、コチラのひとりよがりなんですけど・・・
    過去干渉アリ。
    ループあり。
    タイムトラベルあり。
    パラレルワールドあり。
    「未来は決まってる」or「未来は変えられる」
    などなど… 本当のプロットは諌山先生の頭の中に隠されたままです。。。。

    • 管理人アース より:

      >「意図的な過去干渉はできない」と想定できるような再考察が必要かなと思います。

      そうなのですが、このグリシャのセリフって「エレンが見せてくれない」という解釈になりませんかね?
      2019-09-10_042416

      「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

      過去の継承者が覗き見る能力だけれど、未来の継承者は少なくともブロックできるのかなと感じました。

      管理人アース

      • ユミル・イェーガー より:

        管理人さま
        お疲れ様です。返信ありがとうございます。
        私の考察では、グリシャの「見せてくれない」は、必ずしもエレンに向けて発している言葉ではないと思っています。
        作中 グリシャもフリーダも進撃の巨人の『特性』だと言ってます。『能力』ではなく『特性』だと。
        『特性』とは 備わっている特別な性質であり
        『能力』とは それを能動的に駆使できる力です。
        ですから グリシャが「未来の記憶を見る」という現象は『能力』によって能動的に出来るものではなく『特性』によって意図せず起こってしまう現象だと考察できます。クルーガーの時も同じです。グリシャは意図せず見てしまう未来の記憶に対して「見れる記憶を選べない」「見たい記憶が見れるわけではない」という歯がゆい気持ちを口にしただけだと思います。
        つまり これは進撃の『特性』であって、エレンやグリシャに発信権や制約権があるような『能力』ではない と考察しています。ジークも『能力』と勘違いしていることがセリフから伺えます。エレンの気付きの表情は、「記憶を見せれる能力」に気付いたのではなく「未来の記憶が見えることがあるという特性」に気付いたのだと思います。
        したがって、121話の問題の場面(描写)は、ジークorエレンによる記憶ツアーの『能力』によって グリシャの持つ進撃の『特性』が出現した場面の記憶を見た と解釈しました。
        エレンの「感謝してるよ 兄さん」「おかげで今の道がある」も 4年前に見たモノが何だったのかが解った という意味がふくまれているのでは?と思いました。

        「未来の継承者の記憶を見る」は 進撃の『特性』であって『能力』ではない。
        したがってグリシャにもエレンのも意図的に行使できるものではない。
        意図的な過去干渉は出来ない。
        と 再考察しました。

        • ユミル・イェーガー より:

          追記

          意図的な未来予測も出来ない。

        • 管理人アース より:

          特性と能力の違いからの考察、面白く読ませていただきました。
          ありがとうございます!
          となると、グリシャにジークが見えたのが偶然、というのはあまりにも都合良すぎるので、ここでの考察はちょっと厳しくなるかもですね。
          進撃の能力の詳細、もっと知りたいですよ!

          管理人アース

  36. ジークジオン より:

    団長、お疲れ様です。

    終盤の終盤で、異質な進撃の巨人の能力を発表するもんだから
    御都合主義で後付けでなんでもありだね、ってなってしまいますね。
    構成力が問われてしまう事案です。

    重要である始祖の巨人は、「座標」と表現されたり、
    都度その能力も説明されてきました。
    物語に重要な事は、順序立ててある。
    いわゆる布石を打ってある状態ですね。

    進撃の巨人の能力ですが、
    クルーガーが次の継承者であるグリシャの記憶を見ている描写があれば、
    また未来の継承者の記憶を見るあたって制限できるという描写があれば、
    「ああ、エレンも制限したのだろうな」で納得いくのでしょう。

    グリシャは、クルーガーに全ての記憶を見せていたのでしょうか、制限していたのでしょうか。それがどう影響を与えていたのか、その布石が必要でしたね。

    いずれにしても、今回は過去に干渉してしまったということは事実で、
    ジークを見たグリシャは、ジークと会えたことを記憶しながら、エレンに巨人を継承して死亡したことになります。

    一方で、エレンは「ビリッ」からグリシャの記憶が蘇った(過去を見た)ことがありました。
    エレンがロッドレイスとヒストリアに接触した時です。
    さずがにこの時にグリシャはジークと会った描写や記憶があって然るべきで、エレンはこの時にジークの存在を知ることになるでしょう。(知っていることが前提になります)
    少しずつ辻褄が合わなくなってきそうです。

    エレン(進撃の巨人)の脊髄液を飲めば
    進撃の巨人の能力が得られるという認識でいいんですよね。
    このへんの展開も気になってます。

  37. サシャ大好き より:

    こんにちは、初めまして。
    いつも陰ながら楽しみに管理人アースさんの考察を拝見しています。

    「エレンが未来を見た」事に関してですが、それならエレンはサシャが死ぬ結末も分かっていたのかなぁ、それでも行動したのかなぁ、と思うとなんだか悲しいです…。
    それか、未来を変えるためにサシャが図らずとも犠牲になってしまったのかも…。

    サシャ好きとしては、エレンがなぜサシャが死んだ場面で笑ったのか、知りたいところです…。

    • 管理人アース より:

      >サシャ好きとしては、エレンがなぜサシャが死んだ場面で笑ったのか
      これは安楽死計画を賛同しているエレンとしては、ジークの前で同期が死亡して悲しむ事が出来なかったからかなと。
      死亡=救いという思想だけに笑ってみせたのかなと妄想しています。

      管理人アース

  38. 進撃のトド より:

    更新お疲れ様です。
    前回の記事のコメントで、誤解されている方や、うまく飲み込めていない方もいましたし、私も改めて状況を整理できたので、今回の考察は非常にありがたいです。

    さて、状況を踏まえた上で、新たに浮かんだ疑問がいくつかあります。

    その1:エレンの次に継承者は本当にいないのか?

    現時点では、エレンが次の継承者、またはその先の記憶を見た描写はありません。
    しかし、ジークによれば未来の継承者は見せたい記憶だけを見せることができるそうなので、何らかの理由で、未来の継承者はエレンに記憶を見せていない可能性もあるかと思います。
    もうひとつの可能性としては、見ようと思えば未来を見ることができるが、あえてエレンは自分の次をみていない、というのもあるかと思います。

    その2:ジークはエレンとグリシャの記憶を通して未来を見ることができるのか?

    ジークそのものには、未来を見る力はありません。
    しかし、グリシャはエレンの未来の一部を見ていて、エレンはその記憶を受け継いでいると思われます。
    その記憶に干渉することができれば、ジークも未来を見ることができるのでは?と考えています。

    その3:クルーガーはエレンの記憶を見たのか?

    クルーガーはグリシャに進撃を渡す前に、「ミカサやアルミン」と発言しており、今回の話で未来の記憶を見たことがほぼ確定したかと思います。
    しかし、これは誰の記憶を見たのでしょうか?
    クルーガーは誰かわからないと発言しており、グリシャではないのはほぼ間違いないと思います。
    エレンの次の継承者の可能性もありますが、ミカサやアルミンと呼び捨てにしているので、エレンの記憶を見たのだと思います。
    しかし、現時点では、エレンがクルーガーに記憶を見せた描写はありません。これから、そのようなシーンが出てくるのでしょうか?
    「みんなを救いたいなら」とも言っていますので、恐ろしい未来が訪れた時にその場面が出るのかもしれません。

    長文失礼しました。
    次の考察お待ちしております。

    • 管理人アース より:

      >エレンがクルーガーに記憶を見せた描写はありません。これから、そのようなシーンが出てくるのでしょうか?
      これ、登場するかもしれませんね。
      過去の継承者(クルーガーとか)が未来の継承者の記憶に勝手にアクセスできる。
      未来の継承者(エレンとか)がブロックしなければ見られる、という形なら描写が無くともスルーかもしれませんが…
      この辺りはまだ妄想しかできませんが、登場する可能性はあると思いますよ。

      管理人アース

  39. はなこ より:

    管理人さんと同意見です!
    以前のクルーガーがミカサやアルミンを知ってた様に、グリシャが進化の巨人になり戦わないでエレンに託したのも地下室に秘密を隠していたのも未来を見る力でエレンに残したのだと思います。

  40. 恥垢種 より:

    アース団長、お疲れさまです。
    素晴らしい考察ですね。
    私も、なぜグリシャがジークを見れたのか、今一つわからなかったのですが、おっしゃるとおりと思います。合点がいきましたよ。
    グリシャは未来の進撃の継承者のエレンの目を通して、未来が見えるのですから、このツアーの中でエレンがジークを見れば見える訳です。エレンの目をとおして。
    ジークに気づくのは、いずれも、エレンがジークを見ているときです。そして、あの、グリシャへの叱咤のシーンもエレン目線での記憶映像が見れるので、あの発言がわかるわけですね。
    しかし、これはジークが始祖の力を使って、このツアーにエレンを引き込んだからであって、進撃の力では見ることしかできない、と。
    この考察は素晴らしいですね。激しく同意します。
    あとは、あの少女に触れて何が起こるかですね。それと、皆さんも仰られてる、只今、絶賛放置プレー中の、ヒストリア、リヴァイ&ハンジ(風邪ひくよ、そろそろ回収しないと)、そして、アズマビトキヨミ女史の動向ですね。もしかすると、次号はこちらが先かもですね。

    • 管理人アース より:

      >もしかすると、次号はこちらが先かもですね。
      次回30巻最終話なので、そちらが登場すると匂わせて終わるような気もしますよ。
      ただ、そろそろ本当に登場して欲しいですよね(´;ω;`)

      管理人アース

  41. パラレルワールド(並行宇宙)理論では、
    この宇宙は 数多に枝分かれした世界で
    成り立っているとされます。
    その数多なる世界の中には、今の世界に
    近い世界もあると考えられます。

    もしも、パラレルワールドに行って その
    世界に干渉してしまった場合、その瞬間
    世界は枝分かれし、別の世界が発生する
    こととなります。

    とすると、エレンたちは 進撃の世界に
    極めて近い世界へ行き、そこで世界を
    枝分かれさせたのではないか。
    つまり、エレンがグリシャに干渉し、
    レイス家を潰してしまう世界を発生
    させたと考えられます。
    (その一方で、エレンが干渉せずに、
     レイス家が存続し続けている世界も
     あるのです。)

    こうして考えると、進撃の能力とは、
    「並行世界へ行き 世界を枝分かれさせる」
    という、とてつもない能力となります。

    タイムトラベルだと 歴史を変えてしまった
    場合、矛盾がいくつも出て来ます。
    一方、パラレルワールドでは 違う歴史が
    始まる事となり、理解し易いのではと思い
    ます。

    • 管理人アース より:

      「進撃の巨人」自体がひとつのパラレルワールド世界を描いており、表紙が別の世界を描いている、ということかもしれませんね。

      管理人アース

  42. エレンを妬むジャン より:

    進撃の巨人の能力は過去の継承者が未来の継承者の記憶を能動的に見るのではなく、未来の継承者から受動的に見せられる。しかも未来の継承者は自分の記憶を自由に選んで過去の継承者に見せることができるという解釈で良いのですか?未来の継承者は自分の記憶の発信に過不足があると過去を変えてしまうかもしれない。それによって自分自身が生まれなくなってしまうかもしれない。恐ろしい能力ですね。

    • 管理人アース より:

      >継承者は自分の記憶を自由に選んで過去の継承者に見せることができるという解釈で良いのですか?
      過去の継承者が見ようとすることが出来るけれど、エレンもしくは未来の継承者が許可しないと見られない…みたいなイメージを持っています。

      管理人アース

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