進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ114話考察!600年前の流行り病を検証!グリシャとの関係は?

114話にてクサヴァーさんから様々な情報が開示されましたが、その中で「600年前に猛威を振るった流行り病」が登場しました。

「流行り病」というと、連想されるのが「グリシャが治した流行り病」ですよね。

グリシャが治した流行り病と、600年の流行り病には関係があるのでしょうか?

グリシャには、まだ謎が残っているのか?

検証してましょう!

◆600年前の流行り病とグリシャの流行り病の関係を検証!

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「進撃の巨人」第114話「唯一の救い」より

114話にてクサヴァーから語られ明らかになったのが「600年前に世界の人口が激減するほどの流行り病が猛威を振るった」という歴史的事実でした。

ここから連想されるのは、グリシャが治した流行り病ですよね!
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「進撃の巨人」第3話「解散式の夜」より

これと、600年前の流行り病とは関係あるのでしょうか?

そして、そこには600年前と同じように、始祖の巨人の能力が関係しているのでしょうか?

当時から18年前に起こった流行り病をグリシャが治した描写は、71話にて登場し、そこで明らかとなりました。
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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

ここでの展開を見る限りは、始祖の巨人の能力とは関係が無いように思えます。

この一連の展開は、「結婚するカルラとの距離が縮まった場面」であり「マーレで医者だったグリシャだから治療できた」という意味が受け取れる場面でしょう。

ただ、当時引っかかっていたのは「明らかになっていないカルラの血統」です。

この時治療の為にカルラの血液を摂取する事は可能だったでしょう。

そこから始祖の巨人の能力に繋がる何かを発見し、伝染病のワクチンができ、そんな血統のカルラだからこそグリシャは結婚した、という事は無いでしょうか?

現在となっては非常に可能性が低い展開ですが、114話にて明らかとなった600年前の伝染病とグリシャが治した伝染病に関係があるとしたらそのような展開くらいかな、と妄想した管理人アースでした!

この展開なら、始祖の巨人の能力もグリシャの伝染病を治した展開にも絡みそうですよね!

ただ繰り返しますが、非常に可能性が低い展開ですが!!!

そしてふと思ったのが「グリシャには謎が残っているのか?」です。

さらに考察を続けてみます!

◆グリシャに残っている謎はあるのか?

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「進撃の巨人」第71話「傍観者」より

第71話と86話にて、グリシャの半生はほぼ明らかとなっていますが、グリシャにはまだ謎が残っているのでしょうか?

先程の伝染病に関しての考察は、「ほとんど無いけれど、可能性はゼロではない」くらいの予想でした。

そう考えると、グリシャにはほとんど謎は残っていないのではないかと思えますよね!

ただひとつ違和感を覚えるのは「アッカーマン一族と東洋の一族のミカサの家に近付いていたのは偶然か?」です。

グリシャはミカサ両親が特別な存在であることを知っていて、何か目的があって通っていたのでしょうか?

壁内でのグリシャが求めていたのは「レイス王の中の始祖の巨人」のはずです。

ということは、レイス王に近付く為にミカサ両親に近付いたのでしょうか?

それとも「ミカサとアルミン」という名前をグリシャは知っているので、ミカサが目的だったのか?
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「進撃の巨人」第89話「会議」より

これ以上は、ちょっと予想が難しいですね!

スルーしてしまえば何も無いであろうグリシャですが、まだ何か隠されているようにも感じますよ!

ジークから見たグリシャはヒドい父親ですが、物語のキーマンでもあるので、今後も要注意ですね!

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POSTED COMMENT

  1. 兄冷温鳩 より:

    団長さん、今日も考察記事と皆さまとのコメントでのやり取りを大変楽しませて貰っています。ありがとうございます。

    私は考察と言うより連想したことをいくつか。

    エルディア人迫害はユダヤ人迫害と比較できると思うのですが、中世のペスト大流行時にユダヤ教徒の死者はキリスト教徒のそれよりずっと少なかったんです。ユダヤ人は宗教的な義務として、徹底的に掃除をする期間があること、死者を迅速に埋葬することなどが大きい理由とされています。皮肉にも、死者数の少なさが黒魔術によるものとみなされ迫害に拍車をかけました。

    アメリカではユダヤ人口における医師の比率は他人種に較べてとても高いと思います。それも興味深く感じます。

    私もシガンシナの流行り病はグリシャが持ち込んだものだと当初から疑っているのですが、それは細菌性ではなくウィルス性のものでグリシャ自身の抗体からワクチンを作ったのかなと。そちらの方が病原菌に対する抗菌薬の開発と大量製造よりはまだ容易なのではないかな、と言う妄想に近い想像をしています。

    潜伏期間がどれくらいあって流行が始まったのかと言うのがもうちょっと割り出せると考察を進められそうですね。

    • 管理人アース より:

      グリシャが故意に持ち込み流行らせたのだとしたら、自分から抗体をつくることも出来ますよね!

      管理人アース

  2. 巴里の恋人 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    う~ん、考えだすと色々な妄想が頭の中でぐるぐるループしちゃいますね。
    自分はクルーガーがエルディア復権派に渡した歴史文献の中に600年前の流行り病の記述があり、それ(グリシャ=体の設計図を書き換えられたユミルの民の末裔)をヒントにワクチンを作って流行り病を収めたのではと考えたのですが、付け焼き刃の医学知識では考察しきれません。

    既に次列三・伝達さんから明快かつ素晴らしい考察が出ているので、自分はグリシャに残っている謎に迫りたいと思います。
    グリシャが偽の王ではなく一領主に過ぎないレイス家の正体を突き止める事が出来たのは何故なんでしょうね。

    カルラが働いていた店に王政の議会関係者か中央第一憲兵の高官が出入りしていたのか?
    それとも都の地下街にその類の情報を横流しする不届きな輩がいたのか?

    ・・・ただ、いずれの線も物的証拠が無いので、現時点では妄想の域を出ませんね。
    だとすれば協力者がいたと考えるのが妥当ですが、キース以外には思い浮かぶ人がいません。

    カルラとの結婚やミカサ両親との交流も単なる偶然ではなく必然があったと考えたいです。
    グリシャの「往診」の真相は回収されて欲しいです。

    • 管理人アース より:

      >グリシャの「往診」の真相は回収されて欲しいです。
      そうですよね!
      最近は聞かなくなった考察ですが、以前はミカサ両親を殺害した強盗がグリシャの差金では、なんて考察もありました。
      グリシャの半生が描かれ消えた考察ですが、まだグリシャには謎が残っていますよね!
      「グリシャの往診」回収展開、見たいですね!(*^^*)

      管理人アース

  3. WINO より:

    アースさん、お疲れ様です。
    私は保菌者とは思えません。
    もしそうであれば地下にあったノートに記載してると思います。

    • 管理人アース より:

      >もしそうであれば地下にあったノートに記載してると
      なるほど!
      意図的ではなかった可能性が高いですね!

      管理人アース

  4. 恥垢種 より:

    アース団長、お疲れさまです。
    600年前に流行した流行り病は何かはわかりませんが、その時にユミルの民は「始祖」の力で書き換えられ、感染しなくなったとありますので、恐らく、始祖の力でこの病に対する抗体を獲得するか何かがあったのでしょう。
    なので、この時にユミルの民は600年前の病に対し、漏れなく(ユミルの民は)免疫を獲得しているので、グリシャの時の流行り病が、この600年前の病と同じということはないでしょう。
    じゃあ、グリシャの時の病は?となると、パラディ島民は100年間隔離されており、この100年の間に大陸で発生したパンデミックスとみるべきかなと考えます。なので、大陸の医者であったグリシャは当然、この病の知識を持っているし、対応方法も知っていたのでしょう。当然、保菌者もしくはウィルスキャリアがグリシャや鳥の可能性もあるし、楽園送りの巨人の可能性もあるとは思います。ですが、グリシャに持ち込む技術と余裕があるのかな、と。
    彼は楽園送りで手持ちは何もなかったハズですし、そのあと、いきなりの「進撃」の継承ですからね。そんな余裕はなかったハズですよ。
    ただ、アッカーマンには意図的に近づいた可能性が高いとみています。マーレでも知る人ぞ知る存在みたいですし、もしかしたら、大陸に残ったアッカーマンがいるかもしれないですしね。

    • 管理人アース より:

      >アッカーマンには意図的に近づいた可能性が高いとみています
      エルディア復権派の武力として欲しく、近付いた可能性はありますよね!

      管理人アース

  5. あしゅけ より:

    グリシャが壁内には無かった感染病を持ち込んでしまったというのは同意見ですが、それは意図して広めてしまったものではなかったのではと考えています。

    グリシャは必死に街の人達を助けていましたし、それで医師としての腕を認められる結果となったのだと思いたいです。
    最近問題になっている麻疹や風疹など、母体からの免疫移行があるかないかによって、軽症で済んだり、重症化して死亡することのある病気もあります。

    グリシャはクルーガーの「人を愛せ」という言葉に改心したり、面倒見の良さそうなカルラの影響もあってか、患者の身分を選ばずに診察していたでしょうから、異端思想の変わり者夫婦や、迫害の果てに僻地の森の奥で暮らすことを余儀なくされた非エルディア人夫婦の出産などにも立ち会ったのではないかと思います。

    お世話になった医師に、赤ん坊の名付け親になって欲しいと頼む親もいますから、アルミンもミカサもグリシャが命名したのかも知れないですね。

    • 管理人アース より:

      >アルミンもミカサもグリシャが命名したのかも
      これ考えていなかったですね!
      なるほどですね!
      となると、クルーガーのセリフから名前が…
      面白いですね!

      管理人アース

  6. 考察初心者🔰 より:

    管理人様🎶新たな考察ありがとうございます😊

    皆さま書いている様に、グリシャは上の街に往診に行くぐらい(ホンマに往診かは❓ですが😅)ですから✨シガンシナ区周辺では名が知れた名医として確固たる地位を築いていたであろう事は容易に想像できますね😆

    意図的か❓は解りませんが、過去の伝染病に関しては、当然❗️知識があるでしょうし😆ワクチンを作る上で他の医者よりは確実に優位ですよね✨

    ミカサの両親との接触も、東洋の一族とアッカーマンは末裔と知った上での接触でまず間違い無し❗️

    この辺り、誌上で書かれる日があるかな❓
    アルミンの両親とも接触があったのか❓

    を含めて気になりますね🎶

    • 管理人アース より:

      >この辺り、誌上で書かれる日があるかな
      壁内のグリシャシーンが再登場するのか、気になるところですよね!

      管理人アース

  7. なり より:

    こんばんは、なりでございます。

    私もグリシャが保菌者で「持ってきた」のではないかと考えまております。
    元々グリシャは外の人間で、楽園送りの後紆余曲折がありシガンシナ区に流れ着きました。その事実は多くの人(髪があった頃のキースしか知らない)には伏せられていました。そして大勢の伝染病患者を治した事で、シガンシナ区の住民から絶大な信頼を得ました。しかしその手際が、余りにも鮮やかすぎて違和感を感じるんですよね。病発覚から治療、そのプロセスが原因不明の病に対する医者なりの焦り、汗はかいていますが、命が失われる際に立ち会う者としての焦りを余り感じないんです。どうも治せることを確信していたように思えてしまうのです。
    グリシャは元々エルディア復権派のリーダーで、密告され拷問の末指を切断され、妻を巨人にされ、自らも始祖を奪い家族を持てと言う任務をクルーガーに託され巨人にされました。グリシャはそこから這い上がった人物です。使命の重さも、やり切る覚悟も、そしてジークへはしてやれなかった子供への愛情を注ぐ事も。それらを全うするべく13年と言うタイムリミットを知りながら動いていたならば。

    …考えたくはないですが、やはりグリシャは意図して伝染病の菌を自ら作り(始祖でなければ体の作りは変えられず、医者なので病気を治す事も、やろうと思えばその逆も可能であるはず)、散布したのではないでしょうか。そしてそれを自分で治療し、周囲の信頼を得た。治療法も当然知っていた。所謂マッチポンプですね。それも自分がギリギリ一歩手前の人数で治療が出来る程度の範囲に限定して散布をした(王家が疫病に対しなんら対応をしていないことからも、シガンシナ区と言う狭い地域のみの病気であったのでしょう)。(仮にこれが正しかったとして)何故かは明白です。彼には悠長に生きるだけの時間がないからです。クルーガーが血を流し、クルーガー自身がもう長くないと言う弁も間近で見聞きしています。13年後には自分もそうなるのだと、彼の心に強烈なイメージ、強迫観念として植えつけられた可能性も大いにあります。ならば、そうなる前に少しでも早く自分が活動を行えるよう=どの時間に自由に外を動き回っても怪しまれないレベルの信頼を得られるだけの土台を作らなければなりません。人の信頼を勝ち取るには大きなことを為し得なければとても時間がかかるものだと思います。それを考えると、この疫病蔓延、治療したと言う実績は、比較的短期間で周囲の信頼を得られると言う、医者として出来得る最善策だったのではないでしょうか。

    アース団長様の仰るように、グリシャに残された謎はもうないのかもしれません。しかし、過激な思想の持ち主であった事は事実です。今月号でも、これでもかとジークへ強烈な洗脳とも言える教育をしていました。
    壁内で軟化したかも知れないとはいえ、やはり彼の本性は革命家。自らの理想実現のためならば、周到な準備も、狡猾な手段も、そして自らを犠牲にすることすらも考慮し、策を十重二十重に敷いていてもおかしくないと思います。

    確かに彼が壁の中で生きた13年は、レベリオで過ごした時よりは幸せで充実していた。カルラの事も、エレンも勿論愛していたと信じたいですが、エルディアに自由を、と言う大義はまだ捨てきれなかったとも思うのです。愛する妹が理不尽に殺されてしまいましたからね…。それならば、なんだってやってやる、と。グリシャが決意していてもおかしくはないなと私は思います。

    だから彼は王家に忍び込み、最初は協力を仰ぎ、交渉決裂とみるや仕方なく始祖を奪ったと。その意思の強さと行動力は、ジーク、エレン共に脈々と受け継がれていますよね。この二人の兄弟は今後どう動くのか。来月号が待ち遠しいです。

    • 管理人アース より:

      >カルラの事も、エレンも勿論愛していたと信じたいですが、エルディアに自由を、と言う大義はまだ捨てきれなかったとも思うのです
      グリシャの記憶も継承しているであろう、エレンの現在の気持ちが知りたいですよね。
      ここを踏まえて、エレンがどのように動くのか…
      また考察したいですよ!

      管理人アース

  8. コダヌキオタヌ より:

     度々失礼致します。コダヌキでございます。

     次列三・伝達さん、心の温まるお返事を有難うございます。
     私は進撃世界の素敵な(?)中年タヌキを目指します(笑)!

     中央アジアで生まれたであろうぺストが蚤と鼠を伴い、船
    でイタリアの植民地に侵入した話を本で読んだ癖に、私は
    すっかり忘れていました。楽園送りの船内にいた鼠がペスト
    菌を侵入させる事態や、キヨミ達が持ち込む事態は想定して
    いませんでした!有難うございます!

     目から鱗なご意見に出会えるのが、アースさんのサイトに
    お邪魔させて頂く醍醐味です。

     私も次列三・伝達さんのご活躍を応援させて頂きます。

     失礼致しました。

  9. コダヌキオタヌ より:

     失礼致します。コダヌキでございます。

     次列三・伝達さんのご意見と同様、私も約600年前の
    流行病はペストではないかと考えていました。考察が近い
    方がいらした事が嬉しくて、思わず投稿させて頂きました。
     次列三・伝達さん、得体も素性も知れない中年からいき
    なり嬉しいとか言われて、ご迷惑でしたら済みません。

     マーレ国VS中東連合国の戦争が第一次大戦をモデルと
    しているなら3・40年の誤差が生じますが、600年前
    の流行病は14世紀のペスト(黒死病)に当てはまりそう
    です。ワクチンによる予防接種や抗生物質も無く、不衛生
    であった中世の欧州。それがエルディア帝国のモデルで
    あれば、夥しい死者が出たでしょう。

     『ユミルの民』の遺伝情報は、『始祖』の叫びの力で
    ペストに感染しないよう書き換えられたのかと考察して
    います。

     次列三・伝達さん、突然の投稿を失礼致しました。 

    • 次列三・伝達 より:

      いつもご活躍拝見しております☆

      私も素性も知見もないただのおじさんですのでお仲間ですねw

      進撃の巨人の世界の素敵なおじ様になる夢は捨てられませんねw

      「過去の大陸の伝染病(パンデミック)」を現実世界でとわれたなら、やはり当時の人口の1/3が失われたペストとコレラだと思いました。

      ペストならパラディ島のモデルであるマダガスカル等西アフリカも実際にペスト感染域となっているので史実通りかと思います☆

      ペストはペスト菌を持つノミ、もしくは、ペスト菌を持つ鼠の血を吸ったノミが人間の血を吸った時に感染するみたいですね。

      ならば、マーレから来た楽園送りの送迎船に便乗した鼠が壁内に辿り着いたとも推測できます。

      楽園送りにされるレベリオ収容区や送迎船の港周辺の劣悪な環境は、非マーレ人の扱われ方を考えれば自然であり、ペスト菌を持つノミや鼠は大量にいるでしょう。

      他の方の仰る通り、ペスト菌の型が変われば旧ペスト菌抗体保持者でも感染させられます。

      ここから考えさせられる怖い事が、アズマビト家(ヒィズル国)来訪によるペストやコレラ等に似た新たな病原菌の侵入です。

      ペストやコレラも一部アジア発祥では無いかとも言われていますので…。

      東洋の末裔であるミカサが抗体を持っていてパラディ島を救う展開になれば新女王誕生ですかね☆w

      となればケンカ別れしたエレン等イェーガー派とジーク筆頭の義勇兵、マーレ国籍の人々にミカサの抗体が渡されず…。

      パラディ島だけが楽園になってしまいますね。

      コダヌキオタヌ様のこれからもご活躍を応援いたします☆

  10. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    《600年前》は始祖の巨人の新たな能力(≒遺伝子操作)の発覚という点が際立っていましたが、

    我々の世界史に重ね合わせると、600年前は特に欧州でのペストの災禍(14世紀)とも重なり合って、別の観点での興味を覚えるところでもありました。

    URL省略。
    (Wiki、ペスト)

    こちら(↑)の冒頭では、当時の欧州の人口の1/3~2/3が失われた状況を絵画で「死屍累々」と伝えていますが、2期EDの映像や本編での「ラーゴの惨劇」と似通った惨状。(巨人の有無は別に)

    近代以前の大量破壊兵器(≒火力に尽きる)がなかった時代には、虐殺と形容し得る事象はあっても、局地的なものであったし、

    近代以前は近代国家が徴兵制を敷き国民経済を賭けることではなく、正規軍vs正規軍の対決で雌雄を決したので、

    いわゆる戦争が大規模な死傷者を伴うこともない。(経済力が農業生産力に近い時代には、相手国民を虐殺するより、併合するほうが得。人口≒経済力だから)

    ・・・

    ということで、

    昔は人口の大規模な減少の要因は、疫病か飢饉なので、

    作品中で全人類的な人口急減を食い止められたのは巨人の力によるものであり、(免疫系の操作の)結果としてエルディア人が多く残ったとしても、それは虐殺ではなく不可抗力と言えるのでしょう。

    逆に、自然災害を後世に(悪意のもとで)虐殺と形容し伝えることもできるでしょう。メディアが発達していない時代でもあるので。

    600年前に記録的な自然災害があったのなら、エルディアによる虐殺史は割引く必要もあるだろう、と考えた次第。

    もちろん、パンデミックを意図的に発生させたなら、それは、虐殺に相当しますが。

    ・・・

    グリシャがパラディ島での疫病に関与していたとすると、彼は作品中で諸悪の根源的な極悪人認定になってしまうので・・壁内でのグリシャは誠実だった、と考えておきたいっす(>_<)

    ーーーーーーーーーーーー

    • 管理人アース より:

      壁内でのグリシャは誠実な人だったと思いますが、もしかしたら保菌者だったのかもですよね!
      故意ではないと思いたいです!

      管理人アース

  11. この伝染病の謎は、第3話からの超ロング
    パスな 重要問題と思います。
    結論を言ってしまえば、私はこの伝染病は、
    大地の悪魔による “人口調整”ではないかと
    思います。

    600年前、世界はエルディア帝国による
    統治が安定し 戦争も少なくなった。
    その結果、世界の人口が増え過ぎてしまった。
    これは 新たな争いの火種となっていくので、
    大地の悪魔が 謎の病原体を世界にばら撒き、
    人口の抑制をしたのではないか?
    そして 世界の人口が激減した時、大地の悪魔
    は 当時のフリッツ王に、ユミルの民の遺伝子
    操作技術を教えたのではないか。

    その後、145代フリッツ王がパラディ島に
    籠ってから 壁内は平和となり、今度は壁内の
    人口が増え過ぎてしまった。
    そこで再び大地の悪魔が動いて、600年前
    とは少し型の違う病原体を、壁内に撒いたの
    ではないか。
    その結果、600年前の 遺伝子操作による
    抗体が効かなかったと思われます。

    そこでグリシャの出番です。
    医者である彼は、600年前に大流行した
    伝染病の事を当然知っていたし、病状に関す
    る知識もあったと思います。
    そこから600年前の事例を基に、少し違う
    型の抗体を見つけ出し、壁内の危機を救う事
    となった。

    ところが、これによって 大地の悪魔による
    人口計画が阻まれてしまったのです。
    そしてグリシャは、大地の悪魔から狙われる
    身になってしまった。
    結果、身の危険と 大地の悪魔の策謀を感じた
    グリシャは、レイス家から始祖の力を奪い、
    エレンに始祖を移すという行為に出たのでは
    ないか。

    つまりは、「大地の悪魔による人類統制」に
    抗い、人類の自由を勝ち得る。
    それが物語の着地点になっていくのではとも
    思うのですが、どうでしょうか?

    • 管理人アース より:

      流行病から大地の悪魔の思惑への考察、面白いですよ!

      管理人アース

  12. リヴァイ大好き より:

    こんにちわ。

    グリシャは、普通の家に住んではいましたが、流行り病を完治させた医師として、かなり高名になっていたのだと思います。

    その名声を利用して、各方面から情報を収集し、アッカーマン家の生き残りと東洋人の生き残りが結婚しているのをつきとめて、近づいたのかな。

    アルミンの系統も禁書を持っている時点で、不思議さを感じますよね。

    もしかしたら、アルミン家に反骨精神の脈を感じ取ったグリシャが、禁書をアルミンの両親に渡したのかも。とか。

    グリシャは、革命のリーダーとして働き、1度は死を覚悟した人間なので、覚悟は半端ではなかったでしょうし、ジークの反省もあり、エレンの育て方については、かなり慎重に、知り合う人間も眼鏡のおじさんの件もあり、操作してもおかしくないので、アルミン、ミカサと知り合うように働きかけていたとしても不思議でも何でもないのかもです。

    なにからなにまでグリシャの手の中で、思い通りに育ってしまった自分を知った時のエレンは、どう感じるだろ?

    ジークとの違いは、グリシャからの思惑とは言え、友人を得て、母から愛情をもって育てられたこと。

    ながーくなりましたが、カルラまでグリシャの計画の一つだとしたら、悲しすぎるし、カルラの死を知ってのグリシャの暴走を招いた一つが、カルラへの愛情だっと思いたいです。

    • 管理人アース より:

      >カルラの死を知ってのグリシャの暴走を招いた一つが、カルラへの愛情だっと思いたいです。
      たしかにですね!
      エレンから「母さんは巨人に食べられた」と知り、どのような気持ちでエレンに進撃を継承させたのか?
      もちろん任期のリミットという原因もあるでしょうが「愛する人を助けられなかった」という絶望感からの継承だと思いたいですね!

      管理人アース

  13. 次列三・伝達 より:

    団長、新記事ありがとうございます☆

    クサヴァーからの約600年前の流行り病は始祖の巨人の力で収束しました。

    一方パラディ島ではグリシャが来た後に謎の病が流行し、グリシャの抗体により収束。

    私が思うにこのパラディ島での伝染病の保菌者はグリシャ本人では無いかと思っています。

    カール・フリッツ王は約100年前にパラディ島へ移住し、マーレ大陸とは楽園送りにされた無垢の巨人以外とは接触されない隔絶された状況でした。

    600年前の伝染病は一部ユミルの民がパラディ島へ移住する前の伝染病であり、その時に全てのユミルの民は完治され、遺伝子学上、同じ病はパラディ島のユミルの民も発症しない身体的構造となりました。

    グリシャの伝染病は、約100年前にパラディ島へ移住した一部ユミルの民だけが発症し、グリシャ本人は健康そのものでした。

    確認されるパラディ島歴史資料上、フリッツ王政府や中央省庁がパニックに陥った形跡は全く見られません。
    始祖の巨人を持つ王家の座標(道)から過去の病が送られて来た訳では無さそうです。

    恐らくシガンシナ区周辺だけの限定的な流行だったので王家に情報が行かず、始祖の巨人の力で病の回避はされなかったのでしょう。

    楽園送りにされた無垢の巨人と接触した調査兵団帰還兵が流行の発生源ならグリシャが来る前から慢性的に流行していたでしょう。

    グリシャが来た後の流行=グリシャが保菌者である可能性は非常に高いと思います。

    カール・フリッツ王が移住してからグリシャがパラディ島へ来る迄の間に、マーレ大陸に残されたユミルの民の間で何かしらの抗体が生まれたと考えるのが自然では無いかと思います。

    恐らくグリシャは、唯一の大陸渡航者グリシャ本人と現地シガンシナ区住民との抗体の比較等により抗体を作れたと思います。

    映画アウトオブブレイクの様に保菌者さえ分かれば抗体を作るのは容易であり、グリシャ本人が感染源の保菌者なら当時の医療技術でもだいぶでしょう。

    600年前と数十年前の伝染病は、現実世界ならコレラやペスト(黒死病)では無いかと考察しています。

    • 管理人アース より:

      グリシャが保菌者、なるほどですね!
      本人が保菌者ならワクチンも作れますよね!
      なるほどです!

      管理人アース

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